こんにちは!ドライブレコーダー専門家の鈴木朝臣です。
セルスターから2024年向けの360°ドライブレコーダー「CS-363FH」が発売されています。
型番から見ると「CS-360FH」→「CS-361FHT」と続いて来た360°+リアカメラの最新モデルのようですが、本製品はリアカメラをOP扱いとする代わりに既設の車載のバックラメラの映像をリアカメラ映像として録画が可能なようです。
「CS-363FH」のスペック
「CS-363FH」のスペックは以下の表の通りです。
CS-363FH |
---|
24.08発売 |
前:1920×1080/30ps 中:1920×1080/30ps 後(OP):1920×1080 |
LED信号対応 |
前:188°×102° 中:188°×102° 後:未確認 |
microSD付属32GB/最大128GB |
フォーマット不要 |
GPS内蔵 |
駐車監視モード |
常時録画のみ 常時録画+衝撃検知 動体検知のみ 動体検知+衝撃検知 |
専用ケーブル GDO-41 |
「ドライブレコーダーの持込取り付け」が出来るお店 |
360°カメラ部分のイメージセンサーは先代の「CS-361FHT」と同様に200万画素のSONY IMX307を前後に採用しており、従前から既にこのセンサーの性能を限界まで引き出したような夜間の明るさを実現していましたので、画質面では大きな進化はないと考えらえます。
一方で「CS-363FH」に採用された新しい機能としては、車両の既設のバックカメラの映像を取り込み、リアカメラ映像として録画する機能が挙げられます。
※OPでフルハイビジョンのリアカメラの選択肢もあり
なお、バックカメラは障害物との距離感を把握し易くする為に車両のバンパーを含めて下方を映す角度に設定されている事が一般的ですので、私の個人的な感覚ではドラレコのリアカメラとの併用はベターではないと言ったところです。
また、本製品の駐車監視モードは、microSDカードの容量の節約の為に画質が落とされますので、ナンバー認識精度が致命的に低くなる上に、持続時間も12時間が最大となっている事から駐車監視向けもモデルではありません。
コメント