こんにちは!Omiです。
昨年の秋口に、2007年式のランエボ10のエアコンが助手席側だけ効きが悪くなった、と言う記事を書いたのですが…
ディーラーのメカニックの経験上から、分解してみないとはっきりは言えないが、コンデンサー・またはエキスパンションバルブのへの鉄粉などの目詰まりの可能性が高いと考えられ、場合によってはエアコン一式お陀仏の可能性あり、との診断を受けました。
コンデンサー交換の場合には10万円コース、エアコン一式交換の場合には30万円コースになるとの事で、行きつけの整備工場のセカンドオピニオンは、「修理はコスパが悪いから、運転席側が効くならそれで良いんじゃね?」という感じでした。
この意見には私も全面同意で、しかもこの件が発覚したのが秋口だったこともあり、取り敢えず保留と言う事にしておいたのですが、2022年6月下旬の40℃に迫ろうかと言う、殺人的な暑さに見舞われた事で、少し考えが変わりました。
Snap-on PS134のフラッシングによるエキスパンションバルブの目詰まり解消
ランエボ10は月に1~2回しか乗らない車ではありますが、壊れていると言う事実はあまり気持ちの良いものではありません。
ただし、10万円以上のコストを掛けて直す必要があるかと問われると、答えは否…だった訳ですが、安価で直せるならば話は別です。
そこで添加剤などを使って、お金を掛けずに安価で直す方法はないかな~とググっていたところ、フラッシングによるエキスパンションバルブの目詰まり解消に関する「フルスペックカーメイクサム」さんの動画を見つけました。(大分県日田市の店舗)
工程は上の動画を見て頂くとして、私が住んでいる埼玉県久喜市の周辺で、この「Snap-on PS134」を使用したフラッシングサービスを展開している店舗はないかと探していたところ、隣の幸手市にある「ホリエカーサービス」さんにて実施している事が分かりました。
施行料金は分かり易く明示されており、こちらの通りとなっています。
Snap-on PS134施工料金について
料金は地域最安値です!!
フラッシング無し施工 11000円
フラッシング有り施工 16500円同時施工でワコーズパワーエアコンを4000円でご提供!!
是非この機会をお見逃しなく!
今後の同様の症状の予防の為のワコーズパワーエアコンの同時施工でも2万円台になりますので、「これは是非試してみたい」と思いました。
Snap-on PS134でフラッシングしてみた
この手の整備・修理は最終的にバラしてみないと原因が分からないものなので、コンデンサー・エキスパンションバルブの目詰まりが原因ではなかった場合、症状は改善されない点は初めに理解しておく必要があります。
ただし、エアコンの故障は最低でも10万円コースとなる事が多い為、その20%強の出費で症状が改善される可能性があるのなら、私は試してみるべきだと思います。
※エアコンの故障の原因は様々なので、プロの意見を聞いて判断しましょう。
結論を先に言いますと、今回のエボ10のケースでは、「ホリエカーサービス」さんにてフラッシング施工後、見事エアコンが復活し、助手席側・運転席側ともにキンキンに冷えるようになりました。
ただし…、片側だけエアコンが効かないと言う症状からして、ディーラーと近所の整備工場はガス不足ではないと言う意見だったのですが、今回のガス抜きの工程では規定量500gの1/3の150gしか抜けなかったと言う事なので、コンデンサー・エキスパンションバルブの目詰まりが原因である可能性もありつつ、ガス不足も影響していた可能性は大アリです(笑)
通常ではエアコンのガスの補充を行ってから、様子を見てSnap-on PS134によるフラッシングの工程を行うべきかと思います。
エアコンの異常は放置するとコンプレッサーが逝く事もあるので、異常を感じたら放置せずに、早めに何かしらの対処をした方が良い事が分かったのが今回の教訓です。
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