こんにちは!ドライブレコーダー専門家の鈴木朝臣です。
車のメンテナンスに気を遣う方であれば誰でも知っているであろう信頼性抜群のケミカルメーカーのワコーズですが、先日走行距離が10万キロを超えているランエボ号に施工して貰ったところ、長年気になっていたアイドリング不調が改善しましたので情報を共有したいと思います。
滅茶苦茶安定でビビりました(笑)
そもそもRECSとは?
ワコーズは様々なケミカル用品を開発、販売していますが、このRECSはスロットルバルブより先のインジェクター、インテークバルブ、燃焼室までの経路を洗浄するメンテナンス薬剤です。
エンジンオイルや燃費改善系のアイテムには、その効果が怪しいと言われるオカルト的なものもありますが、ワコーズのRECSや、フューエルワンなどのガソリン添加剤、SFVなどのエンジンオイル添加剤などについては、私の知り限り整備工場などでも使用が推奨されていますので、世間一般にその効果が認められていると考えられます。
※これはエンジンの調子が良くなったり、フィーリングが良くなる事に対する効果であって、燃費改善効果はあったとしても、それによってガソリン代を節約しよう!という考えだと元は取れないかも知れません。
私的には、走行距離が多めで、エンジンを回さないショボい乗り方をして来た車(自虐です)に気持ち良く乗りたい方におすすめです。
ランエボのアイドリング不調の遠因は車に見合った運転をしなかった事
このランエボ号は2013年に走行距離4.5万キロ、6年落ちで購入した中古車なのですが、5万キロの時に一度RECSを施工して貰っています。
当時私はサラリーマンでしたので、仕事の時にもこの車での移動が多く、単身赴任をしていた際には週に2回高速道路を使って自宅まで往復していましたので、今と比べるとそこそこエンジンを回すような走り方が多かったように思います。
アイドリング不調が出てきたのは3年位前になるのですが、最近はドラレコの撮影などのガジェットのテストや日常使いにはリーフやアクア、家族で出かける際にはアルファード、ドライブにはコペン(月に1回も行ってませんでしたが…)を使っていた為、ランエボに乗る時間が極端に減っていました。
たま~に洗車機にぶち込む為に動かしたり、車庫の入れ替えの為にちょっとだけ動かす…というようなシビアコンディションが続き、最近1年ではついに走行距離が1,000kmになってしまいました。
車にとっては一番やって欲しくない乗り方ですよね。ましてやこの車はHVやEVなどのエコカーではなく、ガチガチのスポーツカーですので…。
そんな感じの乗り方だったので、少しご機嫌を損ねてしまったのかも知れません。
RECSでアイドリング不調が改善したのは何故なのか?
今のところ、ここ何年か気になっていたアイドリング不調は収まっているのですが、私は以前にもこのアイドリング不調を改善する為に色んな事を試しています。
これで一時的にアイドリング不調は改善したのですが、ごく短期間で再発し、根本的な解決には至りませんでした。
ところがRECS施工で想定していなかったアイドリング不調の改善が見られたのは何故なのか…という事を自分なりに考えてみたのですが。
RECSとF1などのガソリン添加剤の大きな違いは、原液のままで吸気系の清掃が可能である点となっており…
かなり汚れていたインテークバルブが綺麗になったのではないか?と考えられます。
RECSの施工時には後半にエンジンをブン回す工程がありますので、久しぶりにブン回した事でエンジンの調子が良くなったようにも感じられました。
ランエボの場合、公道でここまでエンジン回せるような機会はないですからね(笑)
スロットルボディの清掃をした時に車に付いたままでクリーナーを噴射してやれば、その時点でインテークバルブの汚れは取れていたかも知れないですね。
なお、RECS施工後はF1やPMPなどを使う事で残った汚れも徐々に取れていくような話ですので、私は毎回このセットを使っています。
また、RECS施工後の1,000キロぐらいでエンジンオイルがやたらと汚れるそうですので、施工はオイル交換の1,000キロ前に計画的にやるのが良さそうです。
因みに私はランエボのオイル交換時には8年間、毎回コレも入れ続けてます。
まとめ
以上、WAKOSのRECSでアイドリング不調が改善したお話でした。
今回は1.1万円ほどかかりましたが(昔より高くなったような?)、満足度は高いメンテナンスなのでチョイ乗りが多いような車におすすめです。
(ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣)
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