車のバッテリーの充電不足でドライブレコーダーの駐車監視が運用出来ないというLaBoon!!読者の方に「UPS300」及び、「TA-010C」での駐車監視の運用をテストして頂きました。~以下読者レビュー~
今まではドラレコ(セルスターCSD-560FH)と常時電源キット(GDO-05)による稼働をしていましたが、駐車監視をメインとして考えた場合、常時電源キットによるバッテリー本体への負担が大きく、稼働時間もままならいうちにシャットダウンしてしまう状況でした。
そこで、モバイルバッテリーによる稼働を模索していたことと、衝撃検知ではなく動体検知を備えている物が気になっていたため、ネットサーフィンをしていたところLaBoon!!というサイトに辿りつき、サイト管理人様よりご紹介いただきました。
設置の目的
大きな目的としては、「いたずら対策」と「当て逃げ対策」です。
過去に10円パンチを食らうこと数回、犯人特定には辿りつけず、非常に悔しい思いをしました。
当然、証拠がなければ警察は何の役にも立ちませんので自己防衛しかありません。
それをするにあたり、駐車監視を備えている物が必須であり、かつ長時間録画も必要となります。
それには前述のような常時電源キット以外で稼働させる必要がありますので、UPS300のようなアイテムは適性が高いと思いました。
取り付け車種
FORD EXPLORER(2014年式) 余談:アメ車の大半がシガーソケットは常時電源です。
取り付け位置
◆TA-010Cはルームミラー後ろ側のセンター位置に設置。
稼働中は画面オフにしていますが、オンでも視界の邪魔になりません。
◆UPS300は運転席下のフロアに設置。
こちらは使用しながら変更もあり得るため、触りやすいココに設置しました。
取り付け方法
まず、先に述べたようにアメ車はシガーソケットが常時電源となっているため、シガーソケット自体をACC化している人がいますが、私は常時のままでも使い勝手が良い場合があるので変更していません。
私の場合は、ヒューズボックスからACC電源を取り、それに1口シガーソケットを接続して使っていますので、単純にUPS300をそこにつなぎ、TA-010Cを接続しています。
・1口シガーソケット(エーモンHPより抜粋)
配線の引き回しについては、まずドラレコ本体の位置を決め、そこからケーブルを這わせていきますが、フロントガラスに沿って内張りの中に押し込むようにしていきます。
【ピラー内を通して運転席足元へ】
【ハンドル下を通りシフトパネルへ】
【シート下へ】
【運転席真下に設置】
駐車監視オフの場合はUPS300のスイッチを切る必要があるため、すぐに手が届く位置というのと、使い勝手によっては移動させる可能性があるために運転席下にしています。
インパネに両面テープで貼り付ける方法もありますが、UPS300自体に重みがあるため、夏場は確実に剥がれ落ちると思いますのでオススメしません。
良い点、悪い点 ※使用期間約1ヶ月
良いと感じた点
TA-010C
- とても軽量でコンパクトである。
- 起動がとても早い(エンジンオンから数秒です)
- 昼夜ともに画像細部まで鮮明(特に夜は前機より格段に良い)
- 設定変更等が分かりやすい。
UPS300
- 家でも充電が出来るため、短距離走行が頻発している場合は自宅に持ち帰れる。
- 旅先などで一晩稼働させるだけの容量がある。
- エンジンオン時は稼働しながらも充電可能。
- 邪魔になるほどの大きさではない。
起動が早い、画像が鮮明というのはかなり重要なポイントだと思います。
また、この組み合わせの醍醐味はバッテリーへの負荷なく長時間監視が可能な点です。
悪いと感じた点
TA-010C
- 稼働中のLEDランプが小さく、昼間は全く見えない。
- 走行中は動体検知オフにしないといけない。
- 音声ナビがない。
- 時刻合わせが手動で面倒。
- 粗悪品だったのか、トランセンド社製のmicroSD128GBで認識しない物があった。(他の電子デバイスでも認識不可)※のちにKINGSTON社製の物に買い換えし、問題なく稼働している。
UPS300
こちらは今のところ目立った不満点はないが、スイッチのオンオフせずに稼働出来たら言うことなしです(配線いじれる人ならリレーなど咬ませて対応可?)
今現在の使用感
とにかく、簡単な配線で設置でき、UPS300だけで長時間の駐車監視が可能になったことは最大の収穫です(最大4時間の検証しか出来ていませんが)
なお、私はサンデードライバーなので自宅での駐車監視はしていませんが、通勤で乗る方などは日常的に充電が可能なので一晩稼働させて防犯カメラ代わりに使用出来るのでは?と思うので、検討中の方にはオススメだと思います。
他機種の機能を欲すればキリがありませんが、それをカバーするだけの使い方が出来て、Simple is bestと言っても過言ではないと感じています。
~以上読者レビュー~
Omiの所感
UPS300の最大のセールスポイントは、シガーソケットからの給電で誰でも簡単に設置が可能な点、バッテリーの劣化の防止と容量の少ないバッテリーでのドライブレコーダーの駐車監視が可能になる点などかと思います。
本体の設置位置に関しては車種別事例となりますが、誰しも同様に悩む部分かと思いますので、一例として参考になればと思います。
(ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣)
コメント
初めまして。いつも事あるごとに参考にさせて頂いております。
早速ですが、UPS400とコムテック製のHDR360GWの組み合わせにて、駐車監視モードでオプションの3芯ケーブル接続です。
どうしてもバッテリーからの充電はしたくなくACCからのみ接続し充電し、エンジンOFFでUPS400のスイッチ起動しようとしますが、360が通電しません。
LABOONさまの他の記事でACCのみの駐車監視は出来ないと見た様な記憶があるのですが、見つけられず。
YouTubeでのUPSの接続方法なども見させては頂き、出来そうな気がするのですが、UPS400側への配線方法なども合わせてご教示頂けませんでしょうか?一方的に申し訳ありません。
コニシオサム様
>エンジンOFFでUPS400のスイッチ起動しようとしますが、360が通電しません。
とありますが、UPS400のスイッチはエンジンOFF前にONにしていますか?(エンジンOFF後に操作しても動作しないと思います)
接続方法はUPS400の
①BATTに黄色、②ACCに赤、③GNDに黒ですが、
接触に問題がないか、エンジンOFF時にBATTの電圧がどれくらい出ているか確認出来ますか?