※2018年7月18日更新~アイドリングストップ車・EV・PHV車への取り付けの際の注意ポイントを追記しました。

こちらのページではベセトジャパンのドライブレコーダー用外部電源「UPS300」を使用してドライブレコーダーを設置する際に、施工を取付け店舗様等に依頼するケースを想定して設置事例を紹介しています。

なお、動作に関してはこちらで運用を確認しているドライブレコーダーもありますが、原則として社外品の組み合わせになりますので、不具合等が発生したでもLaBoon!!は一切の責任を負わない事をご了承下さい。

※業者様からのお問い合わせに関しては、コメント欄からではなく「wp@e-shop-style.com」のメールアドレスから送信をお願いします。

ベセトジャパンの「UPS300」とは?

ベセトジャパンの「UPS300」とは、主にドライブレコーダーの駐車監視や、アイドリングストップ車の停車中の電圧降下による、ドライブレコーダーの動作の中断を防止する為のリチウムバッテリーを搭載した外部電源です。

■ ベセトジャパン製品紹介ページ

3.7V/7800mAhの容量のリチウムバッテリーを搭載し、エンジンオンの状態ではフロントの全てのポートから給電を行いつつ、同時に内蔵バッテリーへの充電を行います。

背面には①内蔵バッテリー出力のオン/オフのスイッチ、②シガープラグ、または家庭用充電器からの給電端子、③「UPS300」の連結端子、が装備されています。

アイドリングストップなど、様々な要因による車両側から供給される電圧の降下により、ドライブレコーダーへの給電圧が確保できなくなると、「バックアップポート」から内蔵バッテリーを使用して12V+αの固定電圧の電力を供給し、パススルー側からの給電は遮断されます。(車両によってはエンジンオフで、ACCのみオンの場合にも、ドライブレコーダーの駆動に必要な電圧が確保できず、バックアップ出力に切り替わる事があります)

※背面のバッテリー出力をオフにしている場合で、上記のような車両側から供給される電圧の降下が発生すると全ての「UPS300」からの給電を停止します。

「UPS300」とドライブレコーダーの接続

原則として「UPS300」はドライブレコーダーに付属するシガープラグを使用した接続を想定しています。

ドライブレコーダーの純正シガーケーブルを使用する場合

この場合には「UPS300」に付属するシガープラグ用のソケット電源を裏取りします。(通常はACC系統)

 

ドライブレコーダーの純正シガーケーブルを「UPS300」のバックアップ出力ポートに挿し込みます。

ドライブレコーダーの駐車監視用ケーブルを使用する場合

ドライブレコーダーの駐車監視用ケーブルには、①電圧の下降のみを監視して給電をコントロールする2芯タイプ、②タイマーや駐車監視モードへの出入りをコントロールする3芯タイプのものがあります。

①の電圧の下降のみを監視して給電をコントロールする2芯タイプのケーブルの場合には、実質的に「UPS300」がほぼ固定の電圧を供給する為に、ケーブルを使用する意味がなくなりますので付属のシガープラグケーブルの使用を推奨します。

②のタイマーや駐車監視モードへの出入りをコントロールする3芯タイプのケーブルを使用する場合には、「バックアップポート」を車両の常時電源系統、「パススルーポート」を車両のACC電源系統と見立てます。

3芯タイプのケーブルと「UPS300」との接続には、別途以下のようなプラグが必要になります。

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本来であればスイッチなしのプラグ×2でも構いませんが、「UPS300」のバックアップ出力のスイッチは本体背面に装備されている為、駐車監視のオン・オフを管理する際の利便性を考慮すると、バックアップ出力側はスイッチ付きのプラグが望ましいと考えられます。

3芯ケーブルの接続については、①常時電源用のケーブルをバックアップ出力の+、②アース線をバックアップ出力の-、③ACC用のケーブルをパススルー出力の+に接続し、パススルー側プラグから出ているマイナスケーブルは使用しません。

※「UPS300」の各ポートのアース側にはスイッチ等による絶縁機構はないので、3芯ケーブルのアース線はパススルー側のマイナスケーブルに接続しても問題はありません。

アイドリングストップ車などの電圧が不安定になる車の場合

アイドリングストップ車などの場合には、セルモーターが回る際に車のバッテリーからの供給電力が一時的に大幅に下降し、「UPS300」ポートからの出力が停止し易くなります。(駐車監視に入る)

この場合には本来パススルーポートに接続するACC用のケーブルを、エーモン電源プラグではなくACC系統のヒューズに配線にエレタップなどを使用して割り込ませる事で動作が安定し易くなります。(UPS300のシガープラグに給電する為のケーブルで可)

※アイスト車の場合にはこの対策をしても、電圧の下降があまりにも大きい場合にはドラレコ側がACCからの給電が途絶えたと判断して駐車監視に入る可能性はゼロにはなりません。(こう言ったケースでUPS300を使用していなかった場合にはドラレコの電源が落ちます)

HV・PHVについては駆動用のバッテリーでエンジンの始動を行う為、電圧は安定するかと思いますがこの点はユーザーの意向を確認して下さい。

ドライブレコーダーの駐車監視の駆動チェック

ドライブレコーダーの駐車監視モードの出入りの仕様はメーカーや型番により異なりますが、主要モデルでは以下の通りとなります。

◆コムテック~「ZDR-012/013/014/015」「HDR-351H/352GH/352GHP/751G」

パススルーとバックアップの両方から給電されている状態から、バックアップからのみのへの給電に切り替わった際に「駐車監視モード」が起動します。(ZDR-012には「駐車監視モード」は存在しないので、駐車監視ケーブル「HDROP-05」の給電管理下に入ります)

それ以外のモデルに関してはドライブレコーダー本体での駐車監視の設定に応じた動作を行います。

 

◆ケンウッド~「DRV-230/320/325」「DRV-630/W630」「DRV-830」

「DRV-230/320/325」「DRV-630/W630」については、3芯ケーブルを使用するものの、このケーブルではタイマーの管理のみを行い、駐車監視の出入りについてはドライブレコーダー本体の振動検知によって管理されます。(パススルーとバックアップの両方から給電されている状態でも、一定時間以上振動がなければ駐車監視モードに入ります)

「DRV-830」については、パススルーとバックアップの両方から給電されている状態から、バックアップからのみのへの給電に切り替わった際に「駐車監視モード」が起動します。

 

◆ユピテル~「DRY-ST6000d」以外の駐車監視対応モデル

ユピテルについては「DRY-ST6000d」以外の駐車監視対応モデルは、専用ケーブルでタイマーの管理のみを行います。

パススルー側からの給電がオフになると、ドライブレコーダーにはタイマーで設定した時間だけ給電が行われますが、動体検知モードにある機種の場合には任意で動体検知モードをオンにします。

必要部材について

必要部材についてはドライブレコーダーの電源を純正のシガープラグで取る場合には以下のようなソケットのみとなります。

 

3芯ケーブルでの接続については、個々のドライブレコーダーに合わせた常時電源ケーブルと、以下のものが必要になります。

 

 

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アイスト車など、ACCをヒューズから取る場合にはエレタップでソケットへのハ配線に割り込ませます。(スイッチなしのプラグは使わない)

私の感覚では必要部材は依頼するユーザー側で揃え、その旨を伝えた方がスムーズにやり取りが出来るかと思います。

「UPS300」の設置場所について

「UPS300」については動作温度は65℃まで、耐熱テストは90℃までの正常動作を確認しているとの事ですが、夏場の炎天下での使用を想定し、設置位置に関しては座席下などの直射日光が当たらない場所を推奨します。

「UPS300」の設置を積極的に実施して頂ける業者様へ

ドライブレコーダーと「UPS300」の取付け・設置を積極的に実施して頂ける業者様には、無料で「UPS300」の設置事例、店舗紹介などをさせて頂きます。

特に電装品の取り付けを積極的に実施して頂ける業者様には、関東近県に限り、こちらから取材に伺った上でご紹介させて頂く事も可能ですので、店舗紹介のご希望等があればお気軽に以下のメールアドレスからお問い合わせ下さい。

「wp@e-shop-style.com」

(ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣