バイク用のドライブレコーダーの理想形について

何年か前までは、バイク用のドラレコを販売していたのは、数社の限られたメーカーだけですが、この1年位で中華ドラレコの専門メーカーを中心にバイク用のドラレコのラインナップが増えて来ました。

その背景には、車用のドラレコの市場が飽和しており、規模の縮小を迫られていると言う事情がありそうです。

私自身はバイクには乗らず、自分が使わないガジェット類のレビューはしない方針なのですが、もともとバイク用品に特化していたAKEEYOに加えて、このところVANTRUEやVIOFOなどがバイク用のドラレコを発売しています。

そこで、この記事では私が考えるバイク用のドラレコの理想の条件について書き留めておきます。

バイク用のドラレコも基本は車用と同じ考え方

バイク用のドライブレコーダーも車用と同様に、導入の目的は以下の通りであろうと考えられます。

・事故の際の状況証拠の把握
・煽り運転、当て逃げの被害に遭った際の加害車両のナンバーの把握

事故の際の状況証拠を把握する為に必要な事

事故の際の状況証拠の把握精度を左右するのは、次の2つの要素です。

・録画視野角の広さ
・ダイナミックレンジの広さ
・夜間の明るさ

録画視野角の広さ

録画視野角は広ければ広いほど好ましく、全方位の録画が可能な製品がベストです。

そのような製品が見つからなければ、なるべく録画視野角が広い製品をおすすめします。

ダイナミックレンジの広さ

ダイナミックレンジとは、画面内に極端に明るい場所があった場合にも白飛びさせず、逆に暗い場所があっても黒潰れさせない能力の指標であり、こちらは数値で表現出来るものではありません。

実際に使用してみて判断するしかありませんが、昼間の逆光時の白飛びや影の部分の黒潰れ、夜間のヘッドライトの防眩能力が高い製品をおすすめします。

基本的には強いHDR補正が入っている製品ほど、ダイナミックレンジが広くなる傾向があります。

夜間の明るさ

イメージセンサーの性能が低い、またはチューニングが悪い製品は、夜間の周囲の光が弱い状況下では、充分な明るさを得られず、真っ暗に映ってしまう事があります。

SONYのSTARVISセンサーを採用している製品は、一定以上の明るさとなっている可能性が高い為、STARVIS対応モデルがおすすめです。

煽り運転、当て逃げの被害に遭った際の加害車両のナンバーの把握

先行車、後続車、対向車のナンバー認識精度に影響する要素は、以下の3つです。

・イメージセンサーの有効画素数の多さ
・録画解像度の高さ
・ビットレートの高さ(データを録画大きいサイズのファイルに圧縮)
・シャッタースピードの速さ

カメラ類に詳しくない方は、画素数が多ければ多いほど、または解像度が高いほど高画質であると捉えがちですが、それは半分正解で半分間違いです。

カメラの精細感を上げる為には、画素数と録画解像度とビットレートの全てがバランス良く高くなければならず、例えばフルハイビジョンの一格上の「2560×1440」の録画解像度での出力を前提としている場合には、500万画素のイメージセンサーとの組み合わせがベストと言えます。

また、ビットレート(1秒辺りのデータ転送速度、即ちデータサイズ)についても、フルハイビジョンの2倍以上が目安となり、これを下回ると映像ににじみやぼやけが発生する可能性が高くなります。(ビットレートは公開されませんので、使ってみなければ分かりません)

ドラレコのシャッタースピードについては、速ければ速いほど映像のぼやけが小さくなりますが、こちらも公開されない情報です。

ただじ、30fpsであれば1/30秒以上、60fpsであれば1/60秒以上が確約されますので、60fpsの高フレームレートの方がナンバー認識精度が高くなる可能性はあるものの、ビットレートは30fpsの2倍が要求されます。

結局は使ってみなければ分かりません

録画視野角に関しては、ある程度の情報が公開されていますし、3カメラで視野角を広げる製品もありますが、それ以外の指標に関しては全く情報が公開されていないケースもありますし、結局は使って見なければ何とも言えないと言う結論になります。

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