「BDVR-A001」MAXWINのバイク用のドラレコ 一体型2カメラ

こんにちは!ドライブレコーダー専門家でLaBoon!!編集長の鈴木朝臣です。

MAXWINからバイク用のドラレコ「BDVR-A001」が発表されています。

■「BDVR-A001」公式プロダクトページ

バイク用のドライブレコーダーは、車用のドラレコと並行して随分前から販売されて来ましたが、ドラレコ専門サイトであるLaBoon!!では、ほぼバイク用のドラレコのレビュー、製品紹介ともにして来ませんでした。

その理由は至ってシンプルで、私がバイクに乗らないからです。

私は自分が使う事を想定出来ないものには全く興味が湧かない性分ですので、たま~に頂くバイク用のドラレコのレビュー依頼は、別の方に寄稿して貰ったりしてました。

バイク用ドラレコ AKEEYO「AKY-958」の実機レビューと評価
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今後も私がバイク用のドラレコをレビューするつもりはないのですが(そもそもバイクに乗れない)、最近はドラレコよりも趣味でアクションカムの動画の編集をする機会が増えた事もあり、車用のドラレコ、アクションカム、バイク用のドラレコに対して、それぞれに「こうあるべきなんじゃね?」的な考えが頭をよぎるようになって来ました。

そこで今回は、MAXWINの「BDVR-A001」について思う事を書き留めておきます。

「BDVR-A001」のスペックと特徴

「BDVR-A001」のスペックはこちらの表の通りです。

BDVR-A001
23.02発売
フロント:2560×1440/27.5fps
リア:1920×1080/27.5fps
LED信号対応
レンズ視野角
前:水平117°
後:水平117°
microSD付属なし/最大128GB
GPSは非対応
WiFi(技適未確認)

バイク用ドラレコの問題点

バイク用のドラレコにはあまり詳しくないのですが、過去に見て来た製品はバイクに固定しつつ、電源をバイクのバッテリーから取るもので、一度取り付けしてしまえば運用は楽チンにはなるものの、2カメラともなると取り付けや配線処理が少々面倒な印象を持っています。

また、車と違って筐体を剥き出しのボディに取り付ける事から、盗難に遭う心配もしなければなりません。

※こう言った部分がネックになって、LaBoon!!としてはあまり触れたくないネタになっていました。

一方で「BDVR-A001」では、筐体をアクションカムのようにヘルメットに固定するタイプとなっています。

通常の2カメラモデルと比べると、取付が簡単で盗難に遭う心配をしなくても良い点が最大のセールスポイントになっています。

パススルー充電可能な2.5時間駆動の内蔵バッテリー搭載

「BDVR-A001」は、面倒なバイクからの配線処理を回避する為に、2.5時間の駆動が可能な内蔵バッテリーを搭載しており、バッテリー単体での駆動、車両バッテリーからのパススルー給電などにも対応しています。

※USB給電なのでモバイルバッテリーからの給電にも対応していると考えられる。

モバイルバッテリーから給電するのはスマートではない気もしますが、取付の面を考えるとこれが一番簡単です。

ディスプレイなしなのでWiFiにも対応しているが、技適認証は不明

「BDVR-A001」はディスプレイを搭載していない、WiFi対応モデルです。

スマホアプリを使って明るさの調整などが可能なようなので、画質面では従来のバイク用ドラレコを大きく上回る可能性があります。

なお、本機が技適認証を受けているかは未確認です。技適認証を受けていない場合には、WiFi機能を使うとユーザー側が違法行為をしたとみなされます。

バイク用ドラレコのあるべき画質

私が考えるバイク用ドラレコのあるべき画質の優先順位は以下の通りです。

・録画視野角の広さ>ダイナミックレンジの広さ>夜間の明るさ>ナンバー認識精度の高さ>フレームレートの高さ

「BDVR-A001」のスペックを見る限り、おそらくナンバー認識精度精度、夜間の明るさはSクラス、ダイナミックレンジはA~Bクラス程度かと予測しますが、水平110°台の録画視野角はイマイチですね。(業界としてはスタンダードだが)

まとめ

以上、「BDVR-A001」の特徴について解説しました。

一番気になるポイントは、技適認証に関する部分ですね。

アクションカム的に使いたいなら、ドラレコではなくアクションカムを買った方が良いと思います。(手振れ補正、フレームレートなどの面で、バイク用ドラレコは景色撮影に不向き)

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