アルファードの純正カーナビについて解説

※2021年1月26日更新~最新の情勢に合わせて内容を見直しました。

こんにちは!Omiです。

アルファードと言えばトヨタやディーラーだけでなく、アフターパーツを扱うメーカーにとってもドル箱的な人気車種ですし、ユーザーの関心も高かろうと思います。

以前なら少しガジェット類に詳しい方であれば「コスパで選ぶなら絶対に社外ナビ」と言った考えが頭に浮かんでいた筈ですが、最近はトヨタも純正ナビのラインナップも充実して来ましたので一概にそうは言えない状況となっています。

…と言うか、そもそも30系アルファードに関しては後期型から純正品の取り外しが不可になりました。

そこでこの記事では、現行の30系アルファード後期型で選択できる純正ナビの種類と特徴について解説します。

アルファードの購入を検討中で、カーナビの選択について迷っている方の参考になれば幸いです。

アルファードの純正カーナビ

アルファードは最近トヨタで増えている「ディスプレイオーディオ対応車種」となっています。

これらの車種では原則として社外品のカーナビへの換装が不可となっていますので、純正の構成から選ぶしかありません。(RAV4など一部車種を除く)

また、合わせてトヨタはネットワークを活用した自社システムであるT-Connectも標準装備に切り替えて来ています。

そこでまず最初に把握しておきたいのがこちらのポイントです。

・標準搭載となったディスプレイオーディオには、ナビ機能はないT-Connectのエントリー機能が付く
・ディスプレイオーディオには、OPでナビソフトT-Connectのスタンダード機能を追加できる
・T-Connectスタンダード機能には、クラウドやプローブ情報を活用したルート探索音声コマンド入力セキュリティ強化機能などが含まれる

ディスプレイオーディオには最小構成ではカーナビソフトが含まれず、OPを付けない状態ではCarPlayやAndroid Autoのナビアプリを使用する事が前提となります。

最近のディスプレイオーディオというカテゴリーは、「カーナビからナビソフトを外した、ディスプレイを搭載するオーディオ」と言った括りとして確立されつつあり、トヨタのディスプレイオーディオについてもこれに習い、最小構成ではカーナビ機能はありません。

つまり、カーナビとしての機能面にアフターパーツ並の便利さを追求するなら、ナビソフトとT-Connectのスタンダード機能を追加しなきゃダメって事です。

こちらの110,000円のプランです。因みに地デジは+33,000円のOPとなりますので、大抵の方は143,000円スタートですかね(笑)

ただ、いきなり基本パターンをすっ飛ばすのもアレなので、まずは最小構成から考えて行きましょう。

標準搭載のディスプレイオーディオの特徴

アルファードに標準搭載のディスプレイオーディオは、こちらの9型のインダッシュタイプとなります。

このディスプレイオーディオでサポートされているオーディオ機能はこちらの通りです。

■ アルファードオーディオカタログ

・ラジオ
・Bluetooth
・USBメディア再生
・CarPlay/Android Auto(USB接続)
・バックカメラ
・8スピーカー
・ETC2.0(OP)
・CD/DVDメディア再生(OP)
・フルセグ地デジ(OPで33,000円)

逆にオーディオとしてこの標準装備のハードウェアではどうあがいても対応不可なのが、以下の7つの機能となります。

・SDメディア再生
・CDメディア録音
・ブルーレイメディア再生
・8スピーカーJBLプレミアムサウンド
・後席ディスプレイ独立再生
・インテリジェントパーキングアシスト2
・パノラミックビューモニター

まずはこのディスプレイオーディオの機能に満足出来そうか?と言うのが最初に考えるポイントになります。満足できそうなら最小構成で良いと思います。

ディスプレイオーディオ

なお、トヨタの純正ディスプレイオーディオについては、別途以下記事で機能面を解説しています。

その記事やその記事に入れてあるCarPlay、Andoroid Autoや各種ナビアプリの使い勝手について書かれた記事リンクに目を通されるとディスプレイオーディオのメリットやデメリットが分かると思います。

トヨタ純正ディスプレイオーディオについて解説
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ディスプレイオーディオとは、本来カーナビ筐体からカーナビ機能を外したオーディオ機能だけを残し、カーナビ機能はスマホのナビプリを使う事を前提に作られているのものです。(だからナビソフトがOP扱い

因みにGoogle Mapを使い慣れた私でも、現時点ではアルファードクラスのサイズの車になると、別途カーナビソフトが欲しいと感じています。

最低限だけどT-Connectも使える

次にディスプレイオーディオと合わせて標準搭載となったT-Connect機能についてです。

ディスプレイオーディオ標準搭載車は、T-Connectのエントリー機能が付いてきますので、これらの機能は無料・有料で使用が可能です。

・ヘルプネット:事故や病気の際に緊急通報が利用できる(5年無料)
・マイカーサーチ Plus:アラーム通知/車両の位置追跡/警備員の派遣/エンジン始動通知/リモートイモビライザー(2,420円/年)

なお、本来はこれ以外にもT-Connectのエントリー機能には、以下機能も付いてくるはずですが…

・マイカーサーチ(うっかり通知/カーファインダー/リモート確認・操作のみ)
・eケア(走行アドバイス):警告灯点灯時にオペレーターがアドバイス

なぜかアルファードに関してはこの機能がT-Connectスタンダードに含まれており、T-Connectナビキットを追加しないと使えません。

もともと複雑なハードウェア・プラン分けの上に車種ごとの特例が多すぎて、もはや誰も全容が把握できないのでは?と感じますね。

まとめると、素のままのディスプレイオーディオではナビ機能はスマホのアプリに頼る事になり、T-Connect機能もヘルプネットくらいしか使えない、と言う事になります。

カーナビ機能を充実させたいならOPでナビ機能を追加しましょう。

カーナビソフトが必須なら純正ナビソフトを入れる

標準のディスプレイオーディオに追加OPでインストール出来るのは、次の2つのキットです。

・エントリーナビキット:66,000円
・T-Connectナビキット:110,000円

キットと言ってしまうと分かりにくくなってしまいますが、要はプランですね。

これら2つのキットは、カーナビソフトは同じものでT-Connectのプランが異なります。

66,000円のエントリーナビキットの特徴はこんな感じです。

・ナビソフトが使えるが、ナビ機能的には4~5万円台のアフターパーツの製品と変わらない
・T-Connectはディスプレイオーディオだけの時と同じプランが適用

従ってエントリーナビキットは、VICS WIDE対応のカーナビ機能が付くだけのもの、と考えて良いでしょう。

一方でT-Connectナビキットの方はハードウェア構成は変わらないものの、エントリーには含まれていないカーナビ充実機能であるクラウドルート探索や、地図の更新が含まれたマップオンデマンド、AIによる音声認識エージェント探索、などが付帯します。

マーカー部がエントリーからの追加機能

・ヘルプネット:事故や病気の際に緊急通報が利用できる
・マイカーサーチ(うっかり通知/カーファインダー/リモート確認・操作のみ)
・ハイブリッドナビ、Tルート探索:トヨタプローブ情報を活用したリアルタイム渋滞回避のルート検索
・マップオンデマンド:3年間は地図の更新が無料(オンライン)
・エージェント:音声コマンドでAIが目的地を検索など

アフターパーツの上位モデル並に案内や探索機能を充実させたい場合には、T-Connectナビキットをインストールする必要がありますね…110,000円で。

なお、さらにOPで追加できるT-Connect機能も、エントリーキットより幅が広いものとなっています。

マーカー部がエントリーからの追加機能

・マイカーサーチ Plus:アラーム通知/車両の位置追跡/警備員の派遣/エンジン始動通知/リモートイモビライザー(2,420円/年)
・オペレーターサービス:オペレーターによる目的地設定・施設情報の案内(3,630円/年)
・オペレーターサービスPlus:オペレーターによる施設や航空券の予約までサポート(6,050円/年)

因みに標準のディスプレイオーディオには、HDMI入力ポートもないですし、リアモニターへのメディアの独立出力も出来ないのでやはりアフターパーツのカーナビと比べると随分AVの機能は落ちます…残念ですが。

そしてアフターパーツのカーナビは選択出来ないので、さらにAVの機能や拡張性重視の場合には次のT-Connect SDナビを選ぶしかありません。

オーディオ機能が不満なら10.5型のT-Connectナビ筐体を選ぶ

アルファードのT-Connectナビ筐体は70万円程度とクソ高いので、私は仮に40系アルファードに乗り換える事があっても絶対に選ばないでしょう(笑)

こちらも同じくインダッシュタイプとなりますが、ベゼルの部分が少ない10.5型の大型液晶となっています。

全く異なる筐体ではありますが、機能面では標準装備のディスプレイオーディオを包括する形で、追加でこららの機能が使えます。

・SDメディア再生
・CDメディア録音
・ブルーレイメディア再生
・8スピーカーJBLプレミアムサウンド
・後席ディスプレイ独立再生
・インテリジェントパーキングアシスト2
・パノラミックビューモニター

標準ではOPだったフルセグ地デジも無料です。

なお、このうちインテリジェントパーキングアシスト2とパノラミックビューモニターについては社外品でサポートしているナビはありませんので、これらの機能ありきであればこのグレードの純正ナビを選ぶしかありません。

新車購入の場合にはこれらの動作は試乗車で確認済みかと思いますが、一応トヨタ公式動画を貼っておきます。

TOYOTAアルファード/ヴェルファイア・世界初機構付きパーキングアシスト
パノラミックビューモニター(シースルービュー)

ただ、T-Connectナビ筐体は70万円程度とクソ高いにも関わらずHDMI入力ポートがないと言うのはいかがなものでしょうか?

下位にあたるノア/ヴォクシー/エスクァイア用の10型、その他9型、7型の汎用のT-ConnectナビにはHDMI INポートはアリと書かれているんですが・・・。

なお、JBLプレミアムサウンド対応のこの筐体でもT-Connect機能に関してはディスプレイオーディオにOPで付けられるスタンダードと同じものになります。

まとめ

以上、30系アルファードの後期型、純正ディスプレイオーディオ、カーナビについてご紹介しました。

社外品が全てNGになってしまって私としては寂しい気分で一杯ですが、これも時代の流れなので仕方ないところですね。

今の私なら地デジ無しのT-Connectナビキット:110,000円コースにするかなぁ…と。

(ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣

アルファードの純正ドライブレコーダーについて解説!
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