こんにちは!LaBoon!!編集長の鈴木朝臣です。
今回は走行距離が13万キロに迫ろうとする24年落ちのMR-Sのブレーキランプが点灯しっ放しになってしまったので、その顛末について備忘録代わりに書き留めておきます。
旧車乗りの方の参考になりましたら幸いです。
ブレーキランプはスイッチオンで消灯、スイッチオフで点灯する
ブレーキランプは常時電源系統から電力が供給されており、電気系・機械系の故障で壊れて点灯しないリスクを抑える為に、ブレーキを踏まない事により、スイッチが押された時だけ消えるオフコントロールの仕組みとなっています。(ブレーキを踏むとスイッチが押されない状態になり、ブレーキランプが点灯します)
【ブレーキを踏んでいない状態】
上左図のように本来はブレーキを踏まない状態では、スイッチが押されてブレーキランプが消灯しなければならない状態ですが、上右図のようにスイッチを押す為のストッパーが破損した場合には、常時スイッチが押されない状態となり、ブレーキランプが点灯しっ放しになります。
今回、私のMR-Sはこのストッパーが破損してしまった為に、ブレーキを踏んでいない時にもオフスイッチが押されなくなり、ブレーキランプが常時点灯するようになっている状態でした。
DIYでストッパーを装着
ストッパーの型番はネットでググるか、ディーラーで調べて貰えば分かるかと思いますが、ネットでも売られている車種もあります。
ストッパーはペダルが上がった時に押される仕組みですので、ペダルの上の方の車体側に付いている事が多いと思われますが、場所が場所だけに無理な姿勢で頭を運転席に突っ込まなければ場所の確認が出来ません。
エンジンを掛けてブレーキを踏んだ状態にした方が、ストッパーの位置が確認し易いかと思います。
今回は一人で作業した為、ハンドルロックをシートに当ててブレーキを押し込んだ状態で固定しました。
こちらがストッパーが外れている状態ですが、残念ながらスイッチは視認できない位置にあります。
これを視認しながら作業するのは姿勢的に無理がありましたので、今回は手探りでストッパーをセットしました。
まとめ
今回のブレーキランプ常時点灯トラブルは、ブレーキスイッチを物理的に押す「ストッパー」の破損が原因でした。
古い車両では樹脂部品の劣化によって、このような小さな部品が突然壊れることも珍しくありません。
今回はDIYでストッパーを交換し、無事にブレーキランプの誤点灯を解消できましたが、作業にはやや無理な体勢を強いられるため、整備に慣れていない方は無理をせずプロに相談するのも選択肢です。
同様の症状に悩む旧車オーナーの参考になれば幸いです。
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