北海道のスポーツカー、オープンカーのレンタカー屋さんをまとめて11社紹介

※2018年9月24日更新~最新の情勢に合わせて内容を見直しました。

北海道で最も気持ちが良い季節が夏です。(これから秋を迎えようとしてますが…、最初にこの記事を書いたのは春だったものですから)

北海道と聞くと、つい最近の震災の観光収入に対する影響が懸念されていますが、実は私も震災時には北海道に滞在中でした。

その時の状況については、何らからの形でいずれ記事化しようと考えてはいるのですが、9月末の現在では停電の影響はほとんどなくなっているようですし、9~10月はそれほど寒くはありませんので、北海道の有名観光地を貸切状態で回れるメリットもありそうです。

札幌辺りだと10月の前半くらいまでなら昼間の最高気温は15~20℃くらいで推移しますので、オープンカーでドライブするのはまだまだ気持ちが良い季節かと思います。

今なら航空券や宿泊施設もかなり安くなっているかと思いますので、気になる方はこの機会に北海道でオープンカードライブを楽しみに行ってみませんか?

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行きたいかも知れない?と思った方向けに、ここでは北海道のオープンカーやスポーツカーをレンタルしているレンタカー屋さんを11社ご紹介しています。

レンタカーを借りる前に自動車保険について知っておこう

レンタカー屋さんを紹介する前に、レンタカーの自動車保険について説明します。

普段、トヨタレンタリースなど大手のレンタカー会社ばかりで車を借りている人はあまり気にした事が無いかもしれませんが、中小様々なレンタカー会社では保険の内容や補償範囲が大きく異なります。

いざ不測の事態が起きて「こんなはずでは・・・」という思いをしなくて済むように、レンタカー会社の保険について良く把握しておきましょう。

対人補償はほぼすべての会社で無制限

事故を起こした時に最もお互いのダメージが大きいのが人身事故ですが、対人無制限ではないレンタカー会社を見たことがありませんし、今回紹介するところは未確認の会社1社を除いて全て対人補償は無制限となっています。

対物補償は無制限が主流

大手のレンタカー会社は、概ね対物補償は無制限となっていますが、中小の場合は「2,000万円まで」などと、補償の上限が決まっている場合があります。

お店やビルに突っ込んだりしなければ、2,000万円を超えるような補償は発生しないと思いますが、不安に感じる方は対物無制限の保険会社を選んでおいた方が良いでしょう。

車両保険はほぼすべての会社で全額補償

車両保険に関しては、未確認の1社を除いて、全て全額補償となっていますので心配は要りません。

人身傷害は0~3,000万円程度

人身傷害というのは、こちらが運転している車に乗っている人に対する、事故で被った損害の補償です。

こちらも大手は「~3,000万円まで」が主流ですが、中小の場合は0~500万円となっています。

普段自分が乗っている車の保険証書を見てみましょう。

数千万円単位になっていませんか?

過失割合が高い事故を起こした場合、搭乗者に対する保険は500万円では足りないと思いますので、大手は3,000万円が主流になっているのだと思います。

対人や人身は損害額が青天井になる可能性がありますので、なるべく補償が厚い会社を選んだ方が安心ですね。

免責金額は5万~10万円程度

免責とは、事故を起こして保険を使う際にこちらが支払う金額です。

概ね、対物・車両保険に対して5~10万円程度となっています。

免責補償がある場合

上記の免責金額、5~10万円を免除される補償がある場合もあります。

大体1日当たり1,000~2,000円が普通ですが、上限が5~10万円と決まっているものに対してそこまで神経質になる必要はないと思います。

普段、一日車に乗っていて、1/100の確率では事故は起こしませんよね?

免責金額5~10万円なら、痛いけれども生活に著しい打撃を及ぼすような金額ではありませんので、確率論で考えれば入らない方が得です。(車に乗り慣れない人は入った方が良いかも知れませんが)

ノンオペレーションチャージ(NOC)とは?

意外と知らない人が多いのが、ノンオペレーションチャージというレンタカー会社に対する営業補償です。

2万円~5万円程度が通常です。

事故を起こした際に車の修理費は保険から支払われますが、車両の修理期間にその車両が使用出来なく事によって発生するレンタカー会社の営業面での損害については保険からは支払われません。

ごく一部のレンタカー会社では、レンタル料金にこのNOCに対する補償分の上乗せをする事で、NOCを支払わなくても済むケースがあります。

NOCの金額と上乗せ分の金額を考え合わせて支払うかどうか考えたいところです。

※これから紹介するレンタカー会社の価格や補償条件は、随時変更される可能性がありますので詳細はリンク先の各店舗にてご確認下さい。

トヨタレンタリース新札幌

トヨタレンタリース新札幌で取り扱っているスポーツカーは、もはや定番となっている「86」です。

冬場はレンタルを停止しているようですので、2016年は10月16日までの期間限定となっています。

2018年9月現在では通年で扱うようになったように見受けられます。

オープンカーではありませんし、MTの設定もないのですが、車高がかなり低い車ですので、スポーツカーのフィーリングを味わいながら、夏の北海道の涼風を受けて海岸線を走り抜けるのも楽しそうです。

トヨタレンタリースは業界最大手という事もあり、補償面では最も手厚くなっていますが、レンタル料金が他社に比べてやや高めとなっています。

■ トヨタレンタリース新札幌

ホンダレンタリース北海道

ホンダレンタリース北海道では、以前はシビックタイプRユーロなどもレンタルされていたようですが、現状はスポーツカーとしては「S660」1車種となっているようです。

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S660は未だに納車待ち5ヶ月という希少車ですし、夏の北海道という事を考えればそれほど高いレンタル料金ではないかと思います。

車内に荷物を置くスペースが無いので、大きな荷物は事前にコインロッカー等に預けてしまいたいところです。

トランスミッションがCVTなのがスポーツカー好きにはやや物足りない部分がありますが、誰にでも気軽に運転出来るとい部分もあります。

そのコンパクトで軽いボディによる軽快な走りでドライバーを魅了してくれるでしょう。

※私も実際に借りてみましたが、北海道の峠道は高速コーナーが多く、海岸線の道路などもかなり道幅が広いのでS660よりもBMWやポルシェなどのラグジュアリーやGTっぽいテイストの車の方が気持ち良いかも知れません(笑)

■ ホンダレンタリース北海道

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ニッポンレンタカー北海道

ニッポンレンタカー北海道では以前はフェアレディZ NISMOなどのレンタルも行っていますが、最近ではスバル車の取扱いが増えているようです。

期間限定で冬季のレンタルは実施しておらず、10月14日までがレンタル期限となります。

BRZについてはMTとAT、WRXも同様にMTとATの設定がありますが、MTに乗り慣れてない方が練習がてらにMTに乗るとトランスミッションやクラッチがかなり痛む…と、この手の商売をしている方が仰っていましたので、MTに乗り慣れていない方はATを選択した方が良いでしょう。

WRX STIなんかだと、かなり暴力的な加速をする筈なのでベタ踏みすると危ないです。(笑)

■ ニッポンレンタカー北海道

タイムズカーレンタル

マツダ系のタイムズカーレンタルでは、定番のロードスターをレンタルしています。

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こちらもAT限定となっていますが、オープンカーをレンタカーで気軽に楽しみたい人にはMTよりもおすすめかも知れません。

以前関東MAZDAで6AT車の1日試乗を行いましたが、ATでも充分に直線やワインディングを軽快に走る事が出来ます。

必要以上に前方の風をまき込まない、良く出来た構造になっていますので、あまりスパルタンに風を受けるのはちょっと・・・と考えている人にもおすすめです。

■ タイムズカーレンタル

ロードスターのレンタカー屋さんを北海道から沖縄までガッツリ紹介!!
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愛車工房CSS

愛車工房CSSではコペンのMT車を取り扱っています。

また、ここでレンタルしているコペンは、私が探した限り唯一のMTのオープンカーですので、MTのオープンカーにこだわる人には特におすすめとなっています。

因みに2017年の夏に私もこのコペンを借りてオロロンラインを走破しました!

軽自動車で足回りも固めなので、この手の車に乗り慣れていないと疲れてしまうかもしれませんが、楽しさが分かる人にはおおすすめです。(私の場合にはこの型のコペンの中古車を検討していたので、市場がてらに…という目的もありました。)

レンタル料金もかなり低めに設定されていますので、気になる方は是非!

■ 愛車工房CSS

コペン L880Kは楽しい車だった
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ワンズレンタカー 札幌平岸2条店

ワンズレンタカー札幌平岸2条店ではランサーエボリューションXをレンタルしています。

私もランエボXのオーナーなのですが、車内空間は三菱の5人乗りセダン、ギャランフォルティスと変わりませんので、まずまずの広さです。

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他のスポーツタイプの車は2人乗りか、後部座席がオマケのような広さなので、ファミリーにおすすめのスポーツカーと言えるでしょう。

 

オープンカーではないのですが、窓を全開にするとかなり風が吹き込みますので、風とお友達になりたい人にもおすすめです。

いかついエクステリアとは裏腹に、使い勝手の良い便利なファミリーカーという側面を持つ車ですし、下手なセダンよりも運転はし易い方ですので、興味がある方は是非レンタルしてみて下さい。

 

アクセルをベタ踏みすると鬼のような加速を見せますが、4WDの4輪電子制御でどんな場面でもしっかりグリップしますので、運転に自信が無い人にもおすすめです。(多分怖いと思います)

こちらのトランスミッションはAT扱いですが、ツインクラッチSSTというマニュアルトランスミッションをクラッチを踏まずに変速してくれるイメージのタイプですので、他のAT車とは訳が違います。

アクセルとブレーキを踏み間違えて、建物に突っ込んだりしないように気を付けましょう。

■ ワンズレンタカー 札幌平岸2条店

ランエボ10の加速についての再考察
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import car BODEN

BODENは札幌市のやや郊外にあるBMWの輸入中古車販売店で、BMWのみのレンタカーを貸し出しています。

レンタルしているオープンカーは「BMW 335i カブリオレ」のみとなっています。

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「BMW 335i カブリオレ」はラグジュアリーでハイパワーな4人乗りオープンカーですが、例のごとく後部座席は大人が座るのはしんどいです。

かなりの高級感が漂う車ですが、レンタル料金もそれなりに高めの設定です。

とは言え、車格と年式を考えればこんなものかと思います。

■ import car BODEN

ワールドレンタカー

これから紹介する3社は、輸入車のオープンカーが中心となります。

複数の会社で取り扱っている車種もありますので、レンタル料金、保険の補償内容、営業所までのアクセスなどを総合的に考えて選びたいところです。

ワールドレンタカーは新千歳空港に営業所がありますので、空港からのアクセスが非常に良いと言えます。

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レンタルしている車種は以下の通りです。

 

・ベンツSL350 バリオルーフ

・BMW Z3 ロードスター

・BMW Z4 ロードスター

・アウディA4 カブリオレ

 

 

この中で唯、「アウディA4 カブリオレ」が4人乗りとなっていますが、後部座席はあまり広くないので、小学校高学年以上の子供がいるファミリーには向いていません。

この4車種は北海道の広く直線の多い道を2人でゆったりクルージングを楽しむモデルと言えそうです。

■ ワールドレンタカー

アスクこだわりレンタカー

アスクこだわりレンタカーは、札幌市の中心部に近い豊平区に営業所を構えるレンタカー会社ですが、有料で新千歳空港や札幌市内のホテルへの配車も行っています。

配車料金は、新千歳空港まで片道6,000円、札幌市内のホテルまでは3,000円となっています。

取り扱っているオープンカーは以下の通りです。

 

・ポルシェ986ボクスター

・BMW Z3 ロードスター

・BMW Z4 ロードスター

・ベンツ SLK230 コンプレッサー

・フォルクスワーゲン ニュービートルカブリオレ

・フォルクスワーゲン ゴルフカブリオレ

・プジョー307CC

・ボルボ C70

 

 

比較的年式の古い輸入車が多いのですが、車種が豊富ですし価格も低めに抑えられているのが特徴です。

「プジョー206」「ニュービートルカブリオレ」は、4人乗りのオープンカーではありますが、後席が狭く、小学校高学年以上の子供がいるファミリーには厳しいと思います。

この中で「ボルボ C70」「ゴルフカブリオレ」はやや後席が広く、大人4人がそこまで窮屈な思いをせずに乗れてしまいますので、ファミリーにはこの車がおすすめです。

■ アスクこだわりレンタカー

ワシダレンタカー

ワシダレンタカーは、アスクレンタカーと同様に、札幌市の中心部に近い豊平区に営業所があります。

札幌市内のホテルを起点として北海道観光をされる方におすすめのレンタカー会社です。

ワシダレンタカーの特徴は、何といってもオープンカーの取扱車種が多い点です。

オープンカーの取扱車種は以下の通りです。

 

・ポルシェ987ボクスター

・ポルシェ986ボクスター

・MINI コンバーチブル

・BMW Z4

・BMW 120i

・ゴルフカブリオレ

・ホンダ S660

・ダイハツ コペンローブS

 

トランスミッションは、全て誰でも安心して運転出来るATとなっているようですし、輸入車ですが基本は右ハンドルです。(個人的に左ハンドルが苦手)

軽の2人乗りから、輸入車の2人~4人乗りまで、車両のラインナップが豊富ですので、目的の車種が決まっていないようなら、最初にこちらを検討してみると良いでしょう。

■ ワシダレンタカー

SERAM RENTACAR

SERAM RENTACARは札幌市の西区に営業をを構えるレンタカー会社ですが、こちらは取り扱っている車が一味も二味も違います。

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ランボルギーニやフェラーリ、ロールスロイスなどの高級車がズラリと並びます。

 

・ランボルギーニカウンタック

・ランボルギーニミウラ

・ランボルギーニディアブロ

・ランボルギーニアヴェンタドール

・ランボルギーニムルシエラゴ

・ランボルギーニガヤルド

・フェラーリ458イタリア スパイダー

・フェラーリ458イタリア

・フェラーリ360 スパイダー

・ハマー H1

 

 

基本的にスーパーカーと呼ばれる車ばかりなのではレンタル料金が一桁違います。

こちらに掲載しても意味がないので、ボクスターだけ載せますが、こちらはどうやら海外の富裕層や、企業などが中心の顧客になっているようです。

ランボルギーニアヴェンタドールなどは、24時間のレンタル料金が160万円ですので、海外で同様のスーパーカーを保有している層が、北海道観光で同じような車を借りてドライブするというようなシチュエーションが思い浮かびます。

※現在はレンタル料金は公開されていないようです。

お金持ちになったら足を運んでみては如何でしょうか?

■ SERAM RENTACAR

北海道のスポーツカー、オープンカーのレンタカーのまとめ

以上、北海道のスポーツカー、オープンカーのレンタカー会社を11社紹介致しましたが、レンタル料金と補償のバランスを考えると「ワシダレンタカー」が一番おすすめです。

とは言え、やはり人によって乗ってみたい車種は異なると思いますので、千歳空港周辺を拠点に考えるのであれば、トヨタレンタリースやニッポンレンタカー、タイムズカーレンタルなども良いでしょう。

オープンカーでのドライブを前提に旅行の計画を組むのであれば、札幌市内に宿泊して「ワシダレンタカー」を利用するのが良いと思います。

オマケ 北海道で普通のファミリーカーでドライブ

コスト重視で、出来るだけ出費を抑えて北海道でのドライブを楽しみたい方には、コンパクトカーやセダン、ミニバンのエコカーをレンタルするのがおすすめです。

特に格安系のレンタカー屋さんでは、考えられないくらい低価格で車両をレンタル可能です。

シーズンにもよりますが、コンパクトクラスだと24時間で3000円台などの場合もあり、私も2018年の9月にこちらのサイトから格安系のレンタカーを借りてみました。

格安系のレンタカー屋さんは、保有車両の年式が古く、走行距離も多い傾向はありますが、ちゃんと整備していれば今の車は10万キロは余裕で走ります。(因みに私のコペン号は16万キロ超です

長期間のレンタルについては、格安系のレンタカー屋さんがおすすめですね。

■ 北海道のレンタカー最安値比較なら「レンナビ」

(ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣

■ 北海道道北エリアのおすすめドライブコースを2つ紹介

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