北海道のスポーツカー、オープンカーのレンタカー屋さんをまとめて11社紹介

※2025年6月17日更新~最新の情勢に合わせて内容を見直しました。

北海道で最も気持ちがいい季節、それが夏。

私も何度も北海道をドライブしていますが、夏の北海道を最高にスタイリッシュに、爽快に駆け抜けるなら――やっぱりオープンカーやスポーツカーでのドライブに限ります。

真っ直ぐに延びる道、視界いっぱいに広がる絶景、爽やかな風が吹き抜ける大地。

そんな舞台でハンドルを握るのは、あなたの憧れの一台。フェアレディZ、ロードスター、スープラ、86、さらには輸入車まで。

走る喜びを知る人にこそ味わってほしい、”北海道×スポーツカー”という最強の組み合わせです。

「一度でいいから、あの道をあのクルマで走ってみたい」そんなクルマ好きの夢を、現実にする絶好のタイミングが、まさに今。

この記事では、北海道でオープンカーやスポーツカーをレンタルできる注目のレンタカー屋さんをまとめてご紹介します。

愛車のように扱いたくなる本格派から、旅の相棒にぴったりの一台まで、多彩なラインナップが揃っています。

ドライビングプレジャーを求めるあなたへ――この夏、北海道はただの観光地ではなく、最高のドライビングステージになります。

北海道をオープンカーで走る!おすすめ絶景ドライブルート5選
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レンタカーを借りる前に自動車保険について知っておこう

レンタカー屋さんを紹介する前に、レンタカーの自動車保険について少しお話ししておきます。

普段、トヨタレンタリースなどの大手レンタカー会社で車を借りている方は、保険内容にあまり気を使わないかもしれません。

しかし、中小規模のレンタカー会社では、保険の内容や補償範囲がかなり異なることがあるので、しっかり把握しておくことが大切です。

万が一のトラブルで「こんなはずじゃなかった」と後悔しないように、レンタカー会社の保険内容はしっかり確認しておきましょう。

対人補償はほぼすべての会社で無制限

事故を起こした場合、最も大きなダメージを受けるのが人身事故ですが、対人補償が無制限ではないレンタカー会社はほとんどありません。

レンタカーは人補償が無制限の会社が多いですが、こちらも内容を事前によく確認しておきましょう。

対物補償は無制限が主流

大手レンタカー会社では、対物補償が無制限のところが多いですが、中小規模の会社では「2,000万円まで」など、補償額に上限を設けている場合もあります。

お店や建物に衝突しなければ、2,000万円を超えるようなことはないと思いますが、気になる方は無制限の補償があるレンタカー会社を選んでおいた方が安心です。

車両保険はほぼすべての会社で全額補償

車両保険に関してはほとんどのレンタカー会社で全額補償されていますが、、こちらも内容を事前によく確認しておきましょう。

人身傷害は0~3,000万円程度

人身傷害補償とは、事故で車に乗っていた人への補償です。

大手のレンタカー会社では「〜3,000万円まで」が一般的ですが、中小の会社では0〜500万円となっているところもあります。

普段自分の車の保険証書を見てみると、数千万円単位で補償されていることが多いはずです。

もし過失が大きい事故を起こした場合、500万円では足りないことも考えられますので、大手の3,000万円程度の補償が主流となっているのは理解できます。

対人や人身事故は損害額が膨れ上がる可能性があるので、なるべく補償が充実している会社を選ぶことをおすすめします。

免責金額は5万~10万円程度

免責金額とは、事故を起こして保険を使う際に自分で支払う金額です。

大体、対物や車両保険に対して5〜10万円程度の免責金額が設定されています。

免責補償がある場合

免責金額を免除してくれる補償もあります。

大体1日あたり1,000〜2,000円程度が相場ですが、免責金額が5〜10万円であれば、それほど神経質になる必要はないでしょう。

普段、1日車を運転していて1/100の確率で事故が起こるわけではありませんし、免責金額が5〜10万円程度であれば、大きなダメージを受けることは少ないです。

ただし、車に不慣れな方や運転に自信がない方は、免責補償に加入するのも一つの選択肢です。

ノンオペレーションチャージ(NOC)とは?

意外と知られていないのが、ノンオペレーションチャージ(NOC)です。

これは、事故を起こした車両の修理期間中にレンタカー会社が受ける営業損失を補償するための費用で、通常2万円〜5万円程度です。

事故を起こした場合、車両の修理費は保険でカバーされますが、修理期間中にその車が使えなくなることでレンタカー会社に生じる損失分は保険から支払われません。

一部のレンタカー会社では、このNOCを支払わなくても済むように、レンタル料金に上乗せしている場合があります。

NOCの金額とその上乗せ分をよく考えた上で、支払うかどうか決めると良いでしょう。

※ これから紹介するレンタカー会社の価格や補償内容は随時変更される可能性があるため、詳細は各店舗のリンク先で確認してください。

ワシダレンタカー

ワシダレンタカーは、札幌市の中心部からアクセスしやすい豊平区に営業所を構える、観光にもビジネスにも便利なレンタカー会社です。

札幌市内のホテルを拠点に北海道を巡る旅――そんな計画を立てている方には、ぜひ選択肢に加えてほしい一社です。

最大の魅力は、何といっても「オープンカー」の豊富なラインナップ。他ではなかなか見られない個性派揃いの車種を取り扱っています。

取り扱いオープンカーは以下の通り

  • ポルシェ ボクスター(981)
  • BMW 220i カブリオレ
  • BMW 435i カブリオレ
  • ミニクーパー コンバーチブル
  • アバルト 124スパイダー
  • マツダ ロードスター

124スパイダーとロードスターを除けば、すべてAT仕様。普段ATしか運転しない方でも安心してドライブが楽しめます。

また、輸入車でありながら、ほとんどのモデルが右ハンドル仕様という点も嬉しいポイント(左ハンドルが苦手な方には特に)。

軽自動車ベースの2シーターから、ラグジュアリーな4人乗り輸入車まで、多彩なバリエーションを取り揃えているので、目的が明確でなくても、ここから選び始めてみるのも一つの手。

風を感じるオープンドライブで、北海道の雄大な景色を全身で味わってみてはいかがでしょうか。

■ワシダレンタカー

アスクこだわりレンタカー

アスクこだわりレンタカーは、札幌市の中心部にほど近い豊平区に拠点を構える、知る人ぞ知る“こだわり派”向けのレンタカー会社です。

観光にもビジネスにもアクセスしやすい立地に加え、有料オプションで新千歳空港や札幌市内ホテルへの配車・引き取りサービスも行っており、旅のスタートをよりスムーズに、スマートに演出してくれます。

その名の通り“こだわり”が詰まった車両ラインナップは一見の価値あり。特に、他ではなかなか見られない個性派スポーツカー・オープンカーを多数取り揃えているのが最大の魅力です。

■アスクこだわりレンタカー

取り扱っているスポーツカー・オープンカーは以下の通りです。

  • マセラティ グランツーリスモ
  • ポルシェ ボクスター(987)
  • BMW Z4 ロードスター
  • アウディTTロードスター
  • ミニコンバーチブル
  • プジョー308CC
  • フィアット500C
  • マツダ ロードスター

ラインナップには比較的年式の古い輸入車が多いものの、その分リーズナブルな価格設定が魅力です。

手の届く価格で、憧れのヨーロピアン・オープンカーやスポーツカーを体験できる、まさに「遊び心」と「コストパフォーマンス」の絶妙なバランスを実現しています。

「ちょっとクセがあるけれど、それがたまらない」。そんなクルマ好きの心をくすぐるセレクトで、気軽に非日常のドライブ体験を味わえるのがアスクの真骨頂。

札幌・北海道の風を全身で感じながら、あなただけの特別な一台とともに、忘れられない時間を走り抜けてみてはいかがでしょうか。

トミーレンタカー

北海道札幌市清田区にある「トミーレンタカー」は、スポーツカー専門のレンタカーショップではないものの、クルマ好きにはたまらない魅力的なラインナップを誇ります。

■トミーレンタカー

特別なドライブ体験を演出するラグジュアリー&スポーツカーの取り扱いもあり、ちょっと贅沢なひとときを味わいたい方にぴったりです。

  • メルセデスベンツ SL350
  • シボレー カマロコンバーチブル
  • フォルクスワーゲン ゴルフカブリオレ

旅行や記念日、サプライズ演出など、いつもとは違う特別な一日を演出したい方に、ぜひおすすめしたいレンタカーショップです。

ホンダレンタリース北海道

ホンダレンタリース北海道では、以前はシビックタイプRユーロなどもレンタルされていたようですが、現状はスポーツカーとしては「S660」1車種となっているようです。

■ホンダレンタリース北海道

S660は、今や貴重な存在となった軽自動車規格のMR(ミッドシップ・リアドライブ)。

その個性と希少性は際立っていますが、居住性に関してはやや割り切りが求められます。

車内やトランクには荷物を置く余裕がほとんどなく、大きな荷物はあらかじめコインロッカーなどに預けておくのがスマートな選択です。

トランスミッションがCVTという点は、ピュアなスポーツカーを求める層には少々物足りなく感じるかもしれません。

しかしその分、誰でも気負わず運転を楽しめる親しみやすさがあります。

コンパクトで軽量なボディが生み出す軽快なハンドリングは、まさに“走る楽しさ”を体現した一台。乗る者の心を確実に惹きつけてくれるでしょう。

ちなみに、私も実際にS660をレンタルして北海道の峠を走ってみました。

高速コーナーが多く、道幅も広い海沿いのルートでは、BMWやポルシェといったラグジュアリーGT系のクルマのほうが、より伸びやかで気持ちの良いドライブが楽しめるかもしれません。

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車とカーアクセサリーの研究室

ワンズレンタカー 札幌平岸2条店

ワンズレンタカー札幌平岸2条店では、あの名車――ランサーエボリューションX(通称ランエボX)をレンタルすることができます。

■ワンズレンタカー 札幌平岸2条店

私自身、ランエボXのオーナーでもありますが、車内の広さはベース車両である三菱ギャランフォルティスと同等。5人乗りセダンとしては十分な空間が確保されており、快適性も申し分ありません。

多くのスポーツカーが2シーターか、リアシートが“飾り”のような狭さである中、ランエボXはファミリーユースにも対応できる数少ないスポーツセダン。

走りと実用性を両立した一台として、家族連れにも自信をもっておすすめできます。

もちろんオープンカーではありませんが、窓を全開にすれば強烈な風を感じることができ、自然と一体になる爽快なドライブも楽しめます。

風を感じながら走る“疾風の快感”を味わいたい人にはぴったりです。

武骨でアグレッシブなエクステリアとは裏腹に、実は取り回しも良く、日常使いに優れた一面を持つランエボX。

下手なセダンよりも運転しやすく、視界も良好。運転初心者でも比較的扱いやすい印象です。興味がある方は、ぜひ一度ハンドルを握ってみてください。

アクセルを深く踏み込めば、ツインターボを思わせる凄まじい加速が炸裂します。

しかし4WD+電子制御システムにより、常に高いグリップ性能を発揮。あらゆる路面状況でも安定した走りを実現します。むしろ怖いくらいに“安心できる”走りを提供してくれることでしょう。

なお、トランスミッションはAT扱いながら、その実態は「ツインクラッチSST」。マニュアル車のようにダイレクトな変速フィールを味わいつつ、クラッチ操作は不要。一般的なATとはまるで別物です。

ただし…その加速力は想像以上。うっかりアクセルとブレーキを踏み間違えないよう、くれぐれもご注意を。

ランエボ10の加速についての再考察
※2017年11月28日更新~ランエボ10購入から3年以上経過しましたので加速について再考察しました。この記事はこれからランエボ10を購入しようと考えている方向けに、2015年に書いた記事を手直ししています。ランエボ10は2015年に惜しま...

ぽると・みついし

北海道・新ひだか町に佇む「ぽると・みついし」は、全国でも珍しい“コペン専門”のレンタカー店です。

取り扱い車種は、なんとダイハツ・コペンのみ。軽オープンスポーツカーという唯一無二の世界観を、徹底的に楽しみ尽くしたい人のためのレンタカーです。

■ぽると・みついし 

現在ラインナップされているのは以下の2台:

  • 初代コペン(シルバー)/AT仕様
  • 二代目コペン(イエロー)/MT仕様

いずれも丁寧にメンテナンスされた個体で、機関もコンディションも良好。走る楽しさと“風を感じる快感”を、北海道の大自然の中で堪能できる贅沢な体験を提供してくれます。

特にこの「ぽると・みついし」の魅力は、静かな港町の景色と、コンパクトなコペンの爽快な走りが融合した、極上のローカル体験にあります。

海沿いや牧場のある風景を、屋根を開けてのんびりクルージングすれば、まるで映画のワンシーンのような非日常に浸ることができるでしょう。

大きな車では味わえない、“軽”ならではの軽快なハンドリングと、可愛らしくもスポーティなフォルム。そこに宿るのは、単なる移動手段を超えた「走る楽しみ」。

コペンを愛する人にこそ、ぜひ一度訪れてほしい隠れた名所です。

CarRental Asahikawa

北海道旭川市にある【CarRental Asahikawa】は、オープンカーやスポーツカー専門のレンタカーショップではありませんが、思わず目を引くおしゃれな一台――【ミニクーパー コンバーチブル】の取り扱いがあります。

■CarRental Asahikawa

コンパクトでキュートな見た目とは裏腹に、軽快でしっかりとした走りが楽しめるミニクーパー。

ルーフを開ければ、北海道の美しい景色や爽やかな風を全身で感じながらのオープンドライブが楽しめます。春から秋にかけてのドライブや、ちょっとした非日常を演出したい日にもぴったり。

普段使いとはひと味違う、特別な一台で旭川の街や大自然を走り抜けてみませんか?

CarRental Asahikawaなら、気軽に“憧れのオープンカー体験”が叶います。

カースレンタカー

北海道・女満別にある【カースレンタカー】は、オープンカーやスポーツカー専門のレンタカーショップではありませんが、特別なドライブ体験を求める方に嬉しい一台――【NC型 マツダ・ロードスター】の取り扱いがあります。

■カースレンタカー

“世界で最も愛されているオープンスポーツ”とも称されるロードスター。

その中でも、バランスの良さとしなやかな走りでファンの多いNC型は、ただの移動を“心躍るドライブ”へと変えてくれます。

屋根を開ければ、女満別の澄んだ空と広大な自然を全身で感じる爽快なオープンエア体験が待っています。

観光はもちろん、記念日やリフレッシュしたい休日にも。

「カースレンタカー」で、北海道ならではの絶景と風を感じる贅沢なひとときを体験してみませんか?

EZODENKO PREMIUM CAR RENTAL SERVICE

【EZODENKO PREMIUM CAR RENTAL SERVICE】は、北海道で“たった1台”の特別な存在を提供する、まさに究極のプレミアムレンタカーサービスです。

■EZODENKO PREMIUM CAR RENTAL SERVICE

取り扱う車両は、イタリアの至宝――【2010年式 フェラーリ・カリフォルニア】のみ。

優雅なスタイリングと官能的なV8サウンド、そしてオープンエアで駆け抜ける圧倒的な爽快感は、まさに非日常の極み。

フェラーリならではの存在感とラグジュアリーな走行体験を、存分に味わうことができます。

台数はあえての“一台限定”。それは、一人ひとりのお客様に最高の体験を提供するためのこだわり。特別な記念日やプロポーズ、人生に一度の旅を、より記憶に残るものに演出してくれます。

このクラスのフェラーリを、気軽に、そして確実に楽しめる場所――それが「EZODENKO PREMIUM CAR RENTAL SERVICE」です。

この夏、北海道で”走り”の旅をはじめよう

夏の北海道は、ただ風景を楽しむだけの場所ではありません。オープンカーやスポーツカーとともに走ることで、その美しさと開放感は何倍にもふくらみます。

今回ご紹介したレンタカーショップには、性能も個性も際立つ多彩な車種が揃い、クルマ好きの心を刺激してくれるはずです。

せっかくの北海道ドライブ、いつものレンタカーではもったいない。憧れの一台で、風を切り、大地を駆け抜ける――そんな非日常体験が、今なら手が届く現実として待っています。

安全運転と万全な保険の確認を忘れずに、自分だけの最高のドライビングストーリーを始めてみませんか?

この夏、北海道はあなたの“最高のドライブステージ”になります。

北海道をオープンカーで走る!おすすめ絶景ドライブルート5選
こんにちは!LaBoon!!編集長の鈴木朝臣です。北海道はクルマ好きにとってまさに“楽園”です。広大な自然、信号の少ないワインディング、そして地元グルメの数々。私は2025年6月に道東〜道北エリアを実際に走ってきましたが、その体験をもとに「...

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