ヘッドライトが黄ばむと年式以上に車が古臭く見えますね。

そんな時には黄ばみ取りとコーティングですが、プロに頼むとお金もかかり、1年くらいでまた黄ばみ始めます。

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私の場合のは2015年の9月にガッツリ本気のDIYコーティングで満足の行く結果となっていますが、いきなり自力コーティングはハードルが高いので、誰でも簡単に出来るお手軽なヘッドライトの黄ばみ落としの方法を簡単な順に紹介して行きます。

ヘッドライトが黄ばむのはポリカーボネート表面の被膜が焼けるのが原因

最近の車はポリカーボネートという素材で作られており、その表面の被膜でヘッドライトをコーティングしていますので、その被膜が日光で焼けてくすんでしまうのが原因なのですが、2013年に中古で購入した9年落ちのモコは、うちに来た時からヘッドライトがまっ黄色でした。

当時はまだこのサイトは存在しなかったので、その時のくすみっぷりは残念ながら写真が残っていないのですが、ネットであれこれ調べてピカールやサンドペーパーで研磨するお手軽な方法を試してみました。

因みにヘッドライトの黄ばみを落とす方法は誰でも簡単にできるものから、結構本格的なものもありますがどれもメリット・デメリットがありますので、自分がやれる範囲で目的にあった方法を選ぶことをおすすめします。

一番手間のかからない方法はピカールで研磨する事

日本研磨工業の「ピカール」は主に金属をピカピカにする為の研磨材ですが、ヘッドライト磨きにもかなりの力を発揮します。

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手に取ると分かりますが、ピカールは台所用のクレンザーのように研磨剤が入った白濁液なのですが、もちろんクレンザーよりも微粒子なので傷だらけになったりはしません。

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適量を湿らせたタオルなどに付けてヘッドライトをゴシゴシ磨くだけでタオルが黄色くなって黄ばみがとれます。

ただし、この方法だとコーティング被膜の表面の黄ばみを除去しただけで、被膜自体は経年劣化で日焼けし易くなっている状態です。

それは分かっていたのですが、放置したらどれくらい持つのか検証したかったので、しばらくそのままにしておいたところ、1ヶ月位でまた黄ばみが目立つようになりました。

流石に月に一回の磨きは負担ですし、コーティングの被膜を全て削り切ってしまってポリカーボネートにまで黄ばみが進行してしまうと修復不能になってしまいます。

コーティング剤入りのヘッドライト磨きは簡単でそれなりの保護効果?

ピカールは黄色い皮膜の研磨だけを行い保護はしませんがここで紹介する二つのヘッドライト磨きは、研磨とコーティングの二つの効果が謳われているものです。

 

 

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この二つのヘッドライト磨きはたいへん良く似た商品ですが、シュアラスターのゼロリバイブの方は研磨+コーティングの1液タイプ、SOFT99のヘッドライトリフレッシュは研磨1液・コーティング1液の2液タイプです。

こう言った商品はなかなか比較する機会がなく検証も難しいのですが、ちょうどタイミングよく最近購入したコペン号は、良い具合に両目が黄色く焼けています。

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なかなかこんなチャンスはないので、上記で紹介した2つのヘッドライト磨きを片目ずつ試してみることにしました。

向かって右側のヘッドライトをシュアラスターのゼロリバイブ、左側をSOFT99のヘッドライトリフレッシュで研磨・コーティングします。

施工前がこんな感じです。

一応マスキングはした方がいいと思いますよ。研磨剤なので。

ゼロリバイブの施工方法

ゼロリバイブの施工方法は最も簡単な部類に入るもので、研磨+コーティング剤を付属のクロスにつけてひたすらヘッドライトを磨くだけです…ひたすら!

とは言え、一時間もゴシゴシ磨いているわけにもいかないですし、先に言ってしまいますと古い車であまりにも深層まで黄ばみが進行している場合には完全には綺麗になりません。

一応、まあこんなもん?と私が感じたところまでひたすらゴシゴシやってみました。

クロスが裏表こんな風になるまで、かかった時間は12分ですが、この段階でも白い部分に液を垂らして磨くとまだ黄色くなります。

ただこれ以上時間がかかるのは「お手軽」とは言えないので、12分経ったところで終了としました。

ヘッドライトリフレッシュの施工方法

ヘッドライトリフレッシュの方は、研磨剤とコーティング剤が別の容器に分かれています。

同様に1液の研磨剤でヘッドライトをひたすら磨きます…ひたすら!

どうもゼロリバイブと比べるとクロスの目が細かいからなのか、黄ばみの落ち方が遅いように感じたため、14分経ったところで1液の磨き終了としました。

この後2液をスポンジに垂らしてコーティングを行い、合計で16分ほどかかりました。

同じ時間を掛けて綺麗になったのはゼロリバイブなんですが…

施工後の全体感はこんな感じです。

うん…あんまり変わってないような?

上が施工前で下が施工後なんですが、劇的に綺麗になったとは思えない出来ですね…根性が足りなかった…ではなく、商品特性に合わせてお手軽に施工しただけです。

ゼロリバイブを施工した右側は若干綺麗になった感じはしますが、左側のヘッドライトリフレッシュの方はイマイチですね…残念ながら。

ただ、これは施工方法と時間・ヘッドライトの状態に左右されそうですので、一概にゼロリバイブの方が優れているという訳ではないかと思います。

今回はあくまでも「万人がお手軽と感じるであろう時間」両目で30分以内を心がけてテストしましたが、手持ちの電動ポリシャーを使えばもっと楽に短い時間で綺麗になるでしょう。

しかしながらそれでば「万人向けでお手軽」とは言えません。

 

私が思うに、ヘッドライトの黄ばみの進行具合と掛けられる時間によって選ぶ商品と施工方法が変わります。

ゼロリバイブの方は研磨力が強いですが、コーティングが弱そうなので比較的黄ばみの進行具合が進んでいる車向け、ヘッドライトリフレッシュの方は研磨力が弱く、黄ばみの進行がそれほどでもない車向けだと感じました。

 

いずれにしても「両方とも30分程度の時間では綺麗にはなりません」と言う結果に違いはないので、もっと綺麗にしたいなら時間を掛けるか、電動ポリッシャーなどを使う必要がありそうです。

私がボディ・ヘッドライト研磨用に使用しているのが以下の初心者向けのポリッシャーです。

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電動ポリッシャーでリトライ

黄ばみの進行は後でチェックする事にして、2週間後に電動ポリッシャーを使って再度黄ばみ落としにトライしました。

前回同様に向かって右がゼロリバイブ、左がヘッドライトリフレッシュです。

いきなり作業終了画像になりますが、前回よりは少しは綺麗になったものの、やはり奥まで進行した黄ばみは耐水ペーパーを使わないと簡単には落ちないですね。

【ゼロリバイブ+ポリッシャー】

【ヘッドライトリフレッシュ+ポリッシャー】

まあ、ぱっと見綺麗になっていますし、これを見て「黄色い!」と感じる人はあまりいないと思いますが、上から見下ろすとこう見えます。

【ゼロリバイブ+ポリッシャー】

【ヘッドライトリフレッシュ+ポリッシャー】

ゼロリバイブ+ポリッシャーの方がややマシな感じがします。

この2つのヘッドライトクリーナーは、そこまで黄ばみが進行してない車なら良いですが、真っ黄色で曇りまくりのヘッドライトが新車同様になる事はありません。

ポリカーボネイトに乗っているコーティング層がこのような状態であれば綺麗になるとは思うのですが…

あまりにも古い車で黄ばみがこんな風に進行していると完全には綺麗にならないですね。

なお、黄ばみの進行が浅いヘッドライトの場合でも、表面を削っていますので施工後はコーティングの層が薄くなります。

これが…

こうなるって事です。

で、多少コーティング層を乗っけたとしても、かなり薄いコーティングなので次に黄色くなった時はこうなっています。

純正のコーティングよりも遥かに弱い応急コーティングなので黄ばむの早くなりますし、これを繰り返すとコーティング層がなくなっちゃいますね。

まあ、ほっといても黄色いままなので綺麗にするのはいいと思いますが、最後は根本的な対策をしないとダメという事です。

それはガッツリコーティング層を削り落として、ガッツリ新しいコーティング層を乗せる方法です。

この状態を…

こうして…

新たに厚いコーティング層を乗せます。

 

DIYでヘッドライトに強固なコーティングを施す方法

以下は2015年9月に書かれたものを一部手直ししています。実は市販のヘッドライト磨きの効果は知れていると分かっていたので順序が逆になってしまいますが、私は先にハードモードにチャレンジしています。

 

我が家のランエボXは2007年式で8年目、モコは2004年式で11年目に突入している為、ヘッドライトの黄ばみがかなり目立つようになってきました。(2017年現在、既にモコはお役御免となりました)

ランエボの方は既に2年前の段階でうっすら黄ばんでいましたので、駐車条件にもよりますが常に青空駐車だと5年くらいから黄ばみが進行し始めるような感じがします。

モコには何度はピカールでの研磨の実験台になってもらいましたが、ランエボXの方は下手に被膜を薄くしてポリカーボネートに被害が拡大するのが嫌だったのでいままで手付かずでした。

【ランエボXのヘッドライドの黄ばみ】
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因みにモコは何度かピカールでコーティングなしの磨きだけやっていますが、あっと言う間にまた黄色くなります。

【モコのヘッドライドの黄ばみ】
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新車状態でヘッドライトにコーティングがされていますが、メーカー側がお金を掛ければもうちょっと長持ちさせられる技術とかはありそうに感じます。

ひょっとすると、5年くらいで車の買い替え需要を促す為に、あえてコストダウンしつつ車の古さを醸し出そうとしているメーカーの戦略なのかも知れません。

という訳で黄ばんだコーティング部分を研磨してその上に新しいコーティングを施工するのが今回の試みです。

クリアなヘッドライトを復活させる為に必要なもの

ゼロリバイブやヘッドライトリフレッシュには微粒子の研磨剤は含まれていますが、やはり最も効率的に黄ばみを落とすのは耐水ペーパ→粗目コンパウンド→細目コンパウンドと、最初はガッツリ落としてからツヤを出す方法です。

耐水ペーパー

耐水ペーパーは#1000~#1500あたりを使用します。

これはヘッドライドの黄ばみの層の厚さ次第だと思います。

かなり奥の層まで黄ばんでいそうなら、#1000⇒#1500、そうでもなさそうなら#1500からで大丈夫でしょう。

コンパウンド細目~微粒子

今回はヘッドライト研磨専用のコンパウンドを購入しましたが、普通のコンパウンドでも問題ないはずです。

ただし、ヘッドライト研磨専用品をセットで購入すると、1回目のコンパウンド掛け⇒2回目のコンパウンド掛けでしっかり1回目の磨き傷も消えて、更にピカピカになる番手がチョイスされていますので、作業の無駄がなくなります。

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サンダポリッシャー

あると超楽です…無くても手作業で出来ますが、ボディ磨き用に購入したものを流用しました。

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おすすめは素人でも比較的扱いが簡単なダブルアクションポリシャーの「RYOBI RSE-1250」です。

 

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おすすめバフセット

コンパウンドの目に合わせて、バフも粗目→細目と使い分けます。

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コーティング剤

今回使用したのは、ネット上ではヘッドライトのコーティング剤としては最も評判の良い「ISAMU」のエアーウレタンクリアです。

エアーウレタンは主剤と硬化剤が1本のスプレー缶に入っている2液タイプで硬化が早いのが特徴です。

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養生テープ

マスキングは研磨の際とコーティングの際、合計2回行います。

研磨の時には工程の区切りで何回か水でヘッドライト表面を洗い流しますので、ヘッドライト周りの最低範囲だけどマスキングします。

2度目のコーティングの際は車のフロント半分をマスキングしますが、1度目のマスキングは5cm幅の広い養生テープを使用すると楽です。

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ヘッドライト研磨作業

ヘッドライトの周囲だけ養生テープでマスキング後、黄ばみが酷いモコは#1000⇒#1500で研磨しました。

最初の方は黄ばんだ研ぎ汁が滴り落ちてきます。かなり色が落ちている証拠です。

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最初に#1000の耐水ペーパーで研磨し、研ぎ汁が白くなったら一度水で綺麗に洗い流します。この段階では全体的に真っ白に曇って見えます。

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次に#1500の耐水ペーパーでザラザラ感がなくなるまで研磨、同様に水で洗い流してヘッドライトにコンパウンド細目を適量塗ります。

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サンダポリッシャーをグイングイン言わせながらコンパウンドが消えるまで研磨、これを2回くらい繰り返しました。

更に超微粒子のコンパウンドで2回ほど研磨を繰り返すとヘッドライトがクリアでピカピカになります。

ごく細かい磨き傷はウレタンクリアを吹いていくと埋まって消えますので、そこまで神経質に研磨しなくても良い気がしますが。

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再びマスキングと脱脂

ここが一番面倒臭い工程です。

大きめのポリ袋をハサミで一枚のシートにしてマスキングに使いましたが、なにせ車体の前半分を覆う形になりましたので1台につき7~8枚必要になりました。

養生テープで止めるのを結構良い加減にやったおかげで、バンパーにうっすらクリアが積もった場所があるんですが、どうせ後でボディ全体を研磨する予定だったのでまー良いかと。

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マスキングの後は、シリコンオフなど布に吹いてヘッドライトを脱脂します。

脱脂が不充分だとコーティングが弾かれて均一に乗らないので念入りに油分を拭き取ります。

しっかり脱脂が終わったらいよいよコーティングに入ります。

エアーウレタンクリアでコーティング

コーティングに入る前にウレタンクリアの吹けを良くするために、洗面器に40℃弱のお湯を入れてスプレーを人肌に温めておきます。

他の塗料もそうですが、スプレー缶は温めても時々ドビュっとダマが飛ぶ時があるので困りものです。

ウレタンクリアは2液タイプで初めにレバーを強く押して「バチッ」と音がしたら液が混ざりだしますので、良く振って液を混ぜます。

説明書きには、スプレーを吹いてから初期硬化まで60分とか書かれているんですが、液ダレしない程度に様子を見ながらヘッドライト4枚に交互にウレタンを吹いて繰り返す事10回くらい?

なかなかスプレーが無くならず、最後の方は夕方になってしまい、辺りが暗くなってきたので2~3回分はやっつで多めに吹いて液ダレしたのは内緒です。

ヘッドライト黄ばみ取りとコーティングに使ったもののまとめ

サンダポリッシャーとバフを入れると2万円ちょいですが、これは無くても出来ますのでそれ以外だと7千円くらいです。

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ランエボヘッドライト黄ばみ

2台分ですので、プロに頼めば8万円くらいかかります。

ここからの持ちがどうなのかが気になりますが、ネットの評判を見る限り数年は大丈夫との事なので、完成度の差はともかく安く済んでめでたしという事にしておきます。

ヘッドライト黄ばみ取りとコーティングに使ったもの参考価格
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養生テープセキスイ 床養生テープ NO.731 50mm×25M610円
大きめのポリ袋ワタナベ 業務用ポリ袋 特大120L 白半透明 G120D 874円
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自力でのヘッドライト黄ばみ落としとコーティングから8か月後の経過

あれから8ヶ月が経過しましたが、その後の状態は思ったよりも良好です。

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このまま2~3年持ってくれればありがたいのですが、その前にモコの方は車自体の寿命が尽きるような?

※モコは2016年8月に退役となりました。それまでの1年間このクリアさは維持できていましたので、ウレタンクリアのコーティング効果は非常に高いと思います。

(編集長 Omi)

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