「MAXWIN G-MSWH01-SET1 」バケツ2杯分の水で簡単どこでも洗車が出来る折りたたみ式電動洗車バケツ

こんにちは。元エンジン要素研究員上がりの自称モータージャーナリストの大林寿行です。

3ヶ月くらい前になりますが、MAXWINよりG-MSWH01 折りたたみ式電動洗車バケツが登場しました。

この製品は、電源や水源を必要とせず、簡単でどこでも洗車が出来る洗車用品で、普通車のスモールカークラスの場合、僅かバケツ2杯程度の水でシャンプー洗車が出来る画期的な製品となっています。

今回、MAXWINさんよりフォームスプレーガン、洗車スポンジ、ブラシ付き(G-MSWH01-OP1)の「G-MSWH01-SET1」をご提供頂きましたので、実際にこの製品を使用して実機レビューをして行きたいと思います。

G-MSWH01-SET1の仕様と特徴

「G-MSWH01-SET1」のスペックは以下の通りです。

• 厚さ約13.5cm 折りたたみ式バケツで小型
• 重量約2.1kgで軽量
• 12Lバケツ型タンク
• 充電式で電源不要
• 2000mAhのバッテリー容量で連続30〜35分使用可能
• IPX4防水で本体に水がかかっても問題無し
• 40度までの温水対応

セット内容とデザイン

MAXWINさんよりご提供頂いたセット内容は以下の通りです。

本体

折りたたみ式となっており、厚みは約13.5cmで、収納時は非常にコンパクトで、本体には、蓋・ハンドヘルドスプレーガン(ホース付き)・キャスターが付いています。

引き伸ばす事によって、最大12Lの水を充填する事が可能です。

また、付属品のブラシ等を全て収納する事が出来るので、一つにまとめる事が可能です。

バケツ底には吸水弁が有り、異物防止のためにフィルターが付いています。

IPX4は「如何なる方向からの水飛沫によっても有害な影響を受けないレベル」なので、IPX7以上の水没には対応していませんので、以下のように注意書きがされています。

バケツ正面には、電源のON/OFFボタンと充電する時に使用するUSB-TypeCポートがあります。

充電中はランプが赤く点滅します。

充電が完了すると、緑のランプが点灯します。

バケツの真下にラベルが貼られています。

洗車スポンジ・ブラシ・フォームスプレーガン

左がブラシ、真ん中がベース、右がスポンジで、マグネットで脱着出来る構造となっています。

ベースにも噴射ノズルが付いており、ブラシやスポンジを使用しながら水を噴射する事が可能です。

ベースをハンドヘルドスプレーガンに装着する事で、噴射ブラシとして使用する事が可能です。

取説と充電ケーブル

取説とバッテリー充電用のUSB-C to Aも付属しています。

使用手順

バケツを完全に展開して、約12L分の水を入れます。但し、持ち運び時に溢れてしまうので、弊害が出ない量は正味10L程度です。

ホースを本体のコネクターに差し込みます。

外す際はコネクターを奥に押しながら、ホースを手前に引くと簡単に外す事が出来ます。

電源ボタンを押すとホース内の水圧が昇圧され、一定の圧に達するとモーターが止まるようになっています。

ハンドヘルドスプレーガンのレバーを握ると、水が噴射されるようになっているので、必要な時だけバッテリーを使用する事になるので、洗車中にバッテリー切れになる事は少ないと思います。

3つのノズルによる噴射形態

ハンドヘルドスプレーガンのレバーを握ると、水が噴射されるようになっています。必要な時だけバッテリーを使用する事になるので、洗車中にバッテリー切れになる事はほぼ無いと思って良いと思います。

また、3種のブラシが付属していますが、それぞれ噴射形態が異なります。

まずノズルをつけていない状態は、そのままホースから水が出ているような状態で水が出ます。

もっともスタンダードなシャワー噴射

スポット噴射

平型噴射

ブラシを使う必要がなくても、3種ノズルによって噴射形態が変えられるので、装着しての使用が便利です。

シャンプーノズル

この製品はシャンプー用ノズルも付属しています。噴射形態はスタンダートなシャワー噴射に近いです。

今回はホンダアクセスの洗車用シャンプーを使いました。

水1Lでに対してキャップ2配分注入して使用するタイプなので、希釈した物をボトルに充填しました。

更にタンクの水が混ざって噴射されますが、それでも泡立ちは抜群でした。

スポンジ&たわし用ノズル

車にシャンプーをかけた後、水を噴射させながらスポンジで水洗いして行きます。シャンプーをかけたらすぐに水洗いをしないと、乾いて油膜の原因となりますので注意が必要です。

また、水を噴射しながらの洗浄の場合、ノズルを握りながら行う必要があり、ジョイント軸によってタワシが回転してしまうので、両手を使って行う必要があります。

更に、スポンジはマグネットになっていますが、使用中に何度か外れてしまう事があったので、車を傷付けないように力加減が必要です。

タイヤの場合は、ブラシを使う事で汚れが取れやすいかと思います。

洗車の使い勝手

最後に泡が残っている所を水で流して行きますが、スタンダードなシャワー噴射ノズルが非常に使いやすく、水が飛び散りにくく、スポット的にシャンプーを流すことが出来ます。

また、ホースが2.5m程度あるので、コンパクトカークラスの普通車等の場合、ルーフもスポット的に水洗い洗浄が出来るので非常に便利です。

洗車で使用した水量

今回、ホンダフィット GK3型の洗車をしましたが、バケツ2杯分24L程度でシャンプー洗車が出来ました。必要最小限の水で洗車が出来るので、水源が無い月極の駐車場でも気軽に洗車する事が出来ました。

洗車後は、バケツ内・スポンジ・タワシ・ノズル等が濡れているので、以下のように蓋を開けて乾かせるように工夫させています。

これによって、バケツの中に付属品を入れておきながら、洗車後のバケツ内も簡単に乾燥させる事が出来るので、非常便利な仕様となっています。

総評

最後に「MAXWIN G-MSWH01-SET1」の総評です。

今回、MAXWINさんよりフォームスプレーガン、洗車スポンジ、ブラシ付きの「G-MSWH01-SET1」をご提供頂きました。

今回のレビューは裏話があって、我々が依頼した訳ではなく、代表から継いでにやって貰えないかと言われ、渋々させて貰った背景があります(笑)

しかし、実際に使用してみたら、流石MAXWINの製品と思わせる高圧洗浄機とはまた異なった製品だと言う事が分かりました。

少ない水量で十分に洗車が出来るので、月極の駐車場でも気軽に洗車が出来るし、水圧も0.5MPa程度と適度なので、隣に駐車している車に水がかかりにくく、自分も水浸しになる事がないので、率先して洗車が出来る非常に便利な製品だと実感させられました。

また、本体が軽量で最大12Lタンクなので、水を入れての持ち運びも思ったよりもし易かったです。

今回のレビューでは短期的な使用でしたので、耐久性については未知数ですが、これで長期間使用出来るのであれば、非の打ち所が無い製品だと思いました。