こんにちは!ドライブレコーダー専門家の鈴木朝臣です。
ドライブレコーダーは車が走行している最中は常に録画を行い、不測の事態に備える為のガジェットですが、なにやらGoogle検索で「ドライブレコーダーの電源をOFFにする、電源の切り方」を調べている方が多数いらっしゃる模様です。
どのような事情があってそんな事をしなければならないのかは敢えて突っ込まない事にしておき、この記事では主要ドラレコメーカーのドラレコの電源の切り方をメーカー別に簡潔に解説します。
コムテック
コムテックのドライブレコーダーには「電源ボタン」が存在しませんので、通常の場合には電源を落としたいならエンジンをOFFにするしかありません。
走行中に強制的に電源をOFFにする場合には、電源ケーブルを抜いてしまいましょう。
コムテックの主要機種はこのようなフック付きの3PINタイプの端子が付いた電源ケーブルとなっています。
この端子がここに挿さっています。
この端子部分はフック式となっていますので、フックの部分を摘まむようにして引き抜きます。
ケンウッド
ケンウッドのドライブレコーダーはコムテックとは異なり、電源ボタンがありますのでこのボタンを押す事で電源をOFFにする事が可能です。
・DRV-MR8500の場合
・DRV-MR760の場合
・DRV-MR740/745の場合
ユピテル
ユピテルのドライブレコーダーには「電源ボタン」が存在しませんので、通常の場合には電源を落としたいならエンジンをOFFにするしかありません。
走行中に強制的に電源をOFFにする場合には、電源ケーブルを抜いてしまいましょう。
ユピテルの主要機種はこのようなminiUSBタイプの電源ケーブルとなっています。
このケーブルは手前に引くだけで簡単に抜くことが出来ます。
セルスター
セルスターのドライブレコーダーには「電源ボタン」が存在しませんので、通常の場合には電源を落としたいならエンジンをOFFにするしかありません。
走行中に強制的に電源をOFFにする場合には、電源ケーブルを抜いてしまいましょう。
セルスターの主要機種はこのようなDCプラグタイプの電源ケーブルとなっています。
このケーブルは手前に引くだけで簡単に抜くことが出来ます。
その他中華ドラレコ
ここでご紹介した以外の中国メーカーのドライブレコーダーは、基本的には電源ボタンがありますのでそのボタンを長押しすれば電源が落ちます。
電源ボタンが分からない場合には電源ケーブルを引っこ抜いてしまいましょう。
ここまでに紹介したケーブル以外には、概ねこのパターンしかありません。
保険としてmicroSDカードも抜いておく
ドライブレコーダーの中には内蔵バッテリーなどで駐車中に衝撃を検知して録画を行うタイプの製品もあります。
おそらくこの記事をご覧になられている方は、該当のドラレコがは内蔵バッテリーによる駐車監視対応かどうかが分からないと思いますので、エンジンを掛ける前にmicroSDカードを抜いてしまった方が安心です。
まとめ
なお、該当のドライブレコーダーが駐車中も常時録画や動体検知による録画を行うタイプであった場合、あなたが車に乗り込むまでの映像が記録されますので、怪しい行動をするとバレます。
この手のガジェット類は操作や仕組みに詳しい者が勝つようになっていますので、下手にいじくって墓穴を掘らないように注意しましょう。
(ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣)
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