ドアパンチをして逃走する警察車両が結局御用になった件

こんにちは!ドライブレコーダー専門家の鈴木朝臣です。

車中にドアパンチ対策に主眼を置いた360°、または3カメラ以上のドラレコの認知度が高まっているようですが、なんと当て逃げを取り締まる側の警察車両がドアパンチ逃走を謀った事件が報道されました。

以下、2024年5月17日のYahoo!ニュースより

■捜査車両で“ドアパンチ”…隣の車にドアぶつけ逃げる 警察官を書類送検「認識の甘さと恐怖心から」

捜査車両で「ドアパンチ」をした三重県警の警察官が、書類送検されました。

三重県警によりますと、警察署勤務の30代の男性巡査部長は2024年3月、県内の駐車場で捜査車両から降りようとした際、隣に停まっていた車にドアをぶつけてそのまま立ち去っていました。

車に傷をつけられた被害者からの申告を受けて警察が捜査したところ、男性巡査部長が特定され、事故を届け出なかった道交法違反の疑いで5月10日に書類送検されました。

男性巡査部長は「自分の認識の甘さと恐怖心から逃げた」などと話し、三重県警は本部長注意の処分としました。

おそらく全方位型のドラレコで駐車監視されていたと思われる

本件については、どのような経緯で犯人が特定されたかが詳しく報じられていませんが、身内を守る体質があると言われている警察がしっかり捜査して犯人を特定したところを見ると、おそらく全方位型のドラレコに加害車両のナンバーまでしっかり映っていたのではないかと推察されます。

仮に三重県警がこの事件を黙殺し、被害者の方がYouTube、またはこのようなTV局が運営する動画投稿サイトで動画を拡散して加害車両が警察車両である事が判明した場合には、三重県警の組織ぐるみの隠蔽である事が暴露される事になり、大炎上する恐れがあります。

今回は全方位型のドラレコによる駐車監視が功を奏した分かり易い事例と言えるでしょう。

当て逃げは許せない!と考える方は、全方位型の駐車監視向けドラレコを検討しましょう。

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