※2018年6月14日更新~バリアスコートとGYEON「ウェットコート」の比較結果について追記しました。

コーティング剤はドライブレコーダーなどのデジタルデバイスとは異なり、スペックや効果の有無について感覚に頼る部分が大きい為、効果の比較をそのうちやろうと思いつつ部材は揃えたものの、寒い冬の間には手洗いの洗車すらヤル気が起きず、またまた長い間倉庫の肥やしになっていました。(笑)

夏の暑さはともかく、どうも寒い冬だけは洗車をする気が起きません…ドライブに出かける機会も極端にへりますし…と、コーティング剤の記事を書く時には毎回こう言った言い訳をしていますが…。

車のコーティング剤の効果については、どのメーカーも良い事ばかりしか書いていませんし、ユーザー側も施工した時の満足感は得られるものの、他の製品と比べた時の効果はどうなのか?と言った検証が難しいものです。

価格もピンキリですし、ワックスやポリマー系、カラス繊維系、ガラス硬化系などの組成の違いはあるものの、それぞれの効果の差をガチンコで比較した方は少ないのではないかと思います。

…という訳で、3月に入り随分温かくなってきたので、メーカーにとっても、私にとっても禁断の(非常に手間がかかると追う意味で)コーティング剤の比較テストを始める事にしました。(無理せずぼちぼちと)

コーティング剤の比較のルール

比較の方法については、黒のコペン号のボンネットを半分ずつに分割してそれぞれ別の物を施工し、施工時のツヤや傷の誤魔化し度を見ます。

2週間後にボンネットに水を掛け、撥水や疎水の効果を比較します。(長期の比較はしません)

その後、高圧洗浄機で汚れを落として左右別々のクロスで拭き取り、残った汚れの具合を比較します。

まあ、デジモノではないのでその効果はある程度感覚に頼った比較とはなりますが、ある程度の参考にはなるかと思います。

 

なお、1回の比較実験の終了ごとに以下のカーシャンプーを使用して前回塗布したコーティングはガッツリ落とします。

また、ボンネットの片側には毎回ワコーズのバリアスコートを使用し、ベンチマークの基準とします。

比較テストを計画しているコーティング剤

現時点で比較を計画しているコーティング剤は、ベンチマーク基準となるバリアスコート以外では以下の通りとなります。

なお、テストに使用するコペンはもともとコーティング剤の比較を行う為に黒を選んだ経緯があるのですが、15年落ちの車なので塗装のダメージが大きく、黒なのに黒くない…部分が結構あります。(笑)

日焼けによる退色や積りに積もった水垢、洗車傷のオンパレードでそのまま施工するのもどうかと思ったのですが、バリアスコートなどのお手軽系のコーティング剤は「下地処理をしなくてもそこそこ綺麗になりますよ」と言うお気楽さが売りの商品ですので、基本的は下地処理はせず、現状のまま施工を行います。

ただし、瓶詰のガラス硬化系はこのままの状態だと水垢が積もった上にガラスの皮膜をつくる事になる為、それ以外のコーティング際の比較が終わった段階でボディ研磨を行う予定でいます。

第1回 ワコーズ「バリアスコート」vsシュアラスター「ゼロプレミアム」

施工は2018年3月13日に行いました。

バリアスコートはガラス繊維を含むポリマー系の撥水性コーティング剤で、施工方法はスプレーして拭き取るだけと言うお手軽さと、ワコーズのネームバリュー、艶がなかなか素晴らしいというネット上での評判で人気のコーティング剤です。

コーティングの持続性は最長6ヶ月と謳われていますが、これはおそらく車に乗らないで屋根付き車庫などで車を保管した場合でしょう。(実際にコペンで4~5ヶ月前に施工しましたが、青空駐車の場合では全くコーティングをしていない状態と見た目は変わりませんでした)

まあ、展示会などで大手のコーティング剤メーカーの方とお話する機会もありますが、最上級のコーティング剤を使用しても、青空駐車などの場合には月に1度以上はメンテナンスしないと撥水性や艶は持続しないという話が多いので、コーティング業界のイメージ先行型の広告手法はユーザーの期待を裏切る可能性が極めて高いと感じますね。(それはどこも同じなので、ある意味ダイエット商法に似ていると感じる)

バリアスコートを過去に他の車で試した結果では、思ったより艶が出ていないと言う感想を持ちましたが、この辺りは主観による部分が多いので感じ方は人それぞれである可能性は高いです。

■ バリアスコートは手軽だけどネットの評判ほど艶は出なかった 

 

一方でシュアラスターのゼロプレミアムですが、こちらも同様にガラス系の撥水系ポリマーコーティング剤で、同社のゼロ系のコーティング剤の中では光沢・防汚効果、耐久性が最大となっています。

また、施工の際には洗車後のボディを拭き上げる前の濡れた状態での塗布が可能な事から、そのお手軽さが人気の要因でもあるコーティング剤です。

過去の施工の結果としては、耐久性は未検証ではあるものの、艶はそこそこ出たという感想を持っています。

■ シュアラスターのコーティング剤「ゼロプレミアム」のレビュー、評価

洗車後のボンネットの状態

写真だと分かりにくいのですが、ボンネットの状態は非常に悪く、15年の歴史を感じます。(笑)

日焼けによる退色もあるかと思いますが、洗車キズや雨ジミが凄い!

黒なのに白っぽく見えるところがあります。(光の当たり方で変わりますが、肉眼だとかなり全体的に白っぽく見えます)

洗車後の施工前に以下のように養生テープでボンネットを2分割し、左にバリアスコート、右にゼロプレミアムを施工しました。

因みにボンネット以外にはブリスネオを施工しています。(今回は効果検証はしない)

また、施工方法については風が強かったのでボディに直接吹き付ける事はせず、濡れたクロスに適量を吹いて塗るという方法を採りました。

何れのコーティング剤も拭き上げるクロスが濡れていると白いムラが発生しましたので、最後に仕上げとして乾いたクロスをほんの少しだけ湿らせて拭き上げています。

※濡れたクロスを固く絞って仕上げ…と言うのはどのコーティング剤でも黒い車だとムラが目立ちました。

まあ、拭き上げには付属のクロスではなく、高密度で糸の番手が細い生地を使用した方が良さそうですね。

仕上げ後は何れのコーティング剤でも傷は消えないものの、ツヤは明らかに出ていますね。(個人的には全然物足りないと感じますが)

この段階ではどちらのコーティング剤もツヤには差がないように感じられました。

施工していない部分は明らかに白っぽいので、やらないよりはやった方が遥かにマシである事は分かりますね。

2週間後の撥水・防汚性についての検証結果

検証はちょうど2週間誤の3月27日に実施しました。

この間、一度秩父の方にドライブに出かけて大量に花粉を被りましたが、雨が4日降った為花粉は洗い流され、その代わりに青空駐車により砂ぼこりが溜まりました。(笑)

駐車場が舗装されていない事もあり、一度雨が降ると2~3日でこのような状態になってしまう為、洗車するモチベーションが全く湧きません。

砂利駐車場に青空駐車をするなら黒い車はやめた方が良いですね。

一応前回のコーディングの皮膜は残っているようで、バリアスコート側の境界線が砂ぼこりの上からうっすら見えますね。

撥水性のテスト

この状態で水をホースでぶっかけたところ、明らかにバリアスコート側の方が水の引けが早いという結果が出ています。

【左=バリアスコート、右=ゼロプレミアム】

 

なお、施工1週間後の雨が降った日の撥水状況は見た目ではどちらが優れているか判別が難しい状況でした。

ただし、よく見ると若干左のバリアスコート側が水玉が小さい物が多い気はしますね。

従って、おそらく…ですが、撥水性と2週刊までの耐久度の総合力に関してはバリアスコートの方が勝っているのではないかと考えられます。

防汚性のテスト

防汚性のテストに関しては高圧洗浄機で目に見える砂埃を飛ばした後に、ボンネットが若干塗れた状態で新品の軍手を使用して拭き上げるという方法で行いました。

結果はこちらも判定が難しいのですが、若干左のバリアスコート側の方が汚れが多かった印象です。

まあ、撥水性が強いものほど雨ジミが出来やすく汚れも残り易いと言われていますので、撥水性と防汚性の相関関係を考えると順当であるような気はします。

なお、水洗い洗車後のツヤの残り方については差は感じられませんでした。

日が出ている状態だと塗装のダメージがどれだけ酷いものであるかお分かり頂けるでしょうか?(まるで退役寸前のレンタカーのようだ!)

水垢シャンプーでコーティングを完全に落とすとこんな感じになります。

ワコーズ「バリアスコート」vsシュアラスター「ゼロプレミアム」のまとめ

結果はかなりの僅差で主観も入りますが、この2つのコーティング剤の比較としては以下のようになりました。

  • 撥水性×耐久性~バリアスコート>ゼロプレミアム
  • 防汚性~ゼロプレミアム>バリアスコート
  • ツヤ感と傷の誤魔化し度~バリアスコート=ゼロプレミアム
  • 施工時のムラの出にくさ~バリアスコート=ゼロプレミアム
  • 施工のお手軽さ~バリアスコート>バリアスコート

私自信はツヤ感や傷の誤魔化し度を最も重視しますので、どちらが好きとも言えないのですが、価格帯も容量も大して変わらないこの2つのコーティング剤ですので、撥水性で選ぶならバリアスコート、施工のお手軽さと防汚性で選ぶならゼロプレミアムと言う事になるのでしょうか。

第2回 ワコーズ「バリアスコート」vsプロスタッフ「CCウォーターゴールド」

2回目のテストは、ガラスの油膜取り「キイロビン」やガラスのウロコ落としの「魁磨き塾シリーズ」で有名なプロスタッフの「CCウォーターゴールド」とベンチマーク基準の「バリアスコート」で実施しました。

「CCウォーターゴールド」は高撥水性のUV吸収剤配合ガラス繊維系のコーティング剤で、公式ページには耐久性などは記載されていません。

「バリアスコート」や「ゼロプレミアム」と比べると容量当たりの単価が半分程度なのでコスパは高そうですね。

施工に関しては濡れたままのボディに吹き付ける方法なのでお手軽さもなかなかです。

※今回も液剤の飛び散りが懸念されたので、洗車後に拭き上げを行い濡れたクロスに適量を吹いて施工する方法を採りました。

【ボンネット左側にバリアスコート、右側にCCウォーターゴールド」

【施工前の状態】

【施工後の状態】

遠目からだと何だかよく分からない状態ですが、近くで見ると今回はかなり差が出ています。

ボンネットの雨ジミや小傷、洗車キズなどの誤魔化しが良く効いているのは「CCウォーターゴールド」の方であると感じますね。

2週間後の撥水・防汚性についての検証結果

検証は15日後の4月11日に行いました。

この2週間はほとんどコペンには乗っておらず、青空駐車で放置していただけなのですが、花粉が多く風も強い日があった為、ボディがとんでもなく汚れています。

【15日経過後】

【10日経過後】

なお、その間1日だけ雨が降っていますが、コーティングをしていないところだけ雨が降った後は汚れが流れた後にうっすらホコリが積り、撥水コーティングをした部分についてはホコリが水玉状にガッツリ残っています。(小雨だったので流れ落ちていないという事)

このような結果にだと、青空の砂利駐車場は親水・滑水コーティングの方が良いだろうと言う判断になってしまいますね。

季節的な要件もあるのですが、目も当てられない惨状で前回洗車してから数日で上の写真と大差ない状態になっていましたので、洗車すること自体が不毛な作業のように思えてきます…。

白い車だとそこまでホコリは目立たないのですが、濃色系は花粉と風のダブルパンチを食らうと即死ですね。(笑)

撥水性のテスト

さて、雨の日の写真は撮り忘れましたが、気を取り直して2週間後の撥水テストを行いました。

【左=バリアスコート、右=CCウォーターゴールド】

 

前回はバリアスコートがゼロプレミアムの撥水効果を上回りましたが、今回はCCウォーターゴールドがバリアスコートの撥水効果を超えています。

前回よりもバリアスコートの撥水状態が悪いのですが、車の使用環境にの差によるものなのか施工レベルにムラがありすぎるからなのかは分かりません(笑)

ただ、今回のテスト結果ではバリアスコート、ゼロプレミアム、バリアスコート、CCウォーターゴールドの中ではダントツにCCウォーターゴールドの撥水性が高かったという事になりますね。

防汚性のテスト

防汚性に関しては前回同様に明確な差は出ませんでしたが、若干「CCウォーターゴールド」の方が汚れが少ないような気がします。

まあ、今さらですが防汚性にも汚れの溜まりにくさ、洗った時の落ちやすさがあり、撥水系は総じて砂ぼこりなどの汚れは溜まりやすいですね。

ただし、コーティングにがボディの保護効果もありますし、コーティングを剥がすようなシャンプーを使えば強固な油汚れもコーティング事剥がせるので、ボディそのものへのダメージは少なくなるのは確かでしょう。

ワコーズ「バリアスコート」vsプロスタッフ「CCウォーターゴールド」のまとめ

今回のテストはツヤ感や撥水持続性の部分で比較的分かり易い結果となったと思います。

ツヤ感や小傷の誤魔化し具合、撥水持続性については「CCウォーターゴールド」の方が上、高圧洗浄機での汚れの落ちやすさについても「CCウォーターゴールド」の方が上、という事で、ここまでテストした3種類の中では「CCウォーターゴールド」が最も優れていたという結果です。

価格帯を考えるとかなり優秀なのではないかと思いますね。

第3回 ワコーズ「バリアスコート」vsミラリード「ペルシード」

3回目はミラリードの「ペルシードナチュラルガラスエッセンス」とベンチマーク基準の「バリアスコート」の比較を行います。

ミラリードはコーティング剤などよりも、カー用品の総合メーカーという印象が強いのでぶっちゃけ期待値は低いです。(笑)

・・・で、この「ペルシード」ですが、一般的なガラスコーティングとは異なり、クリア層をガラス質に変える効果があるそうです。

ホントか?

 

この動画では原料にガラス成分が混じっていると謳っているので「クリア層をガラス質」と意味がイマイチ分からないのですが、まるでクリア塗装を化学変化させてガラス質に変えるような表現をしていますね。

しかも効果は半永久的との事、この価格でそれほどの効果があるならメーカーが純正採用しそうなものですが…。

まあ、原理は良く分かりませんが、クリア層がガラス化するならボディ全体のクリア層が露出するように研磨などの下地作りが必要な気がしますね。(もちろんそんな事はしません)

 

で、今回も同様に左側にバリアスコート、右側は「ペルシードナチュラルガラスエッセンス」を塗布しました。

風が超強かったので例のごとく濡れたクロスに吹き付ける方法です。

曇りなのでコーティングしていない部分との差がイマイチ分かりにくいかと思いますが…

ツヤ感の面ではあまり差はないと感じました。

若干、施工時に「ペルシード」の方がムラになりにくいと感じました。

2週間後の撥水・防汚性についての検証結果

検証は15日後の4月26日に行いました。

ドライブには最も適した季節ではありますが、諸々の事情でこの2週間もほとんどコペンに乗れず終いでした。

5日間ほど雨が降った日があり、特に直前の14日はかなり雨足が強かったので多少汚れが流れたかな?と思いきや…

あんまり綺麗じゃないです。(笑)

まあ、いつもの事ですが特に左側のバリアスコートの方が撥水効果の影響で水玉の形に砂埃が固着しています。

一方でペルシードの方は撥水性が弱いのか、汚れが若干流れ落ちている印象です。(まぁ、何もしていないところが一番綺麗なんですが)

ただ、ツヤ感の面でコーティングした部分が見た目で分かるくらいの差はありますので、ペルシードは撥水性は弱いが砂埃などに対しての防汚性では優れているのかな?という印象です。

撥水性のテスト

この汚れ方で撥水性の差は何となく予測はつくのですが…

やはり結果はバリアスコートに比べてペルシードの方が撥水性は弱い感じです。(今回はやたらとバリアスコートの撥水性が持続している印象)

 

高圧洗浄機での洗車後に汚れをふき取った感じでは両者の差は感じられませんでした。

ワコーズ「バリアスコート」vsミラリード「ペルシード」のまとめ

今回は結果としては非常に分かり易く、ミラリードの「ペルシード」は撥水性はさほどないのものの…というよりも撥水性が弱い為、砂埃などが雨で流れやすいという特徴がある事が目立ちました。

ツヤ感についてはバリアスコートとの差は感じられなかったので、黒などの濃色系の車には今までテストした中では「ペルシード」が最も向いているように感じます。

なお、半年くらい前にヘッドライトの黄ばみ落としのテストを左右に分けて実施しているのですが、また黄ばみが目立ってました。

やはりセロリバイブなどの簡易コーティングでは再度黄ばむのも早いですね。

■ ヘッドライトの黄ばみ落としにおすすめの方法

第4回 ワコーズ「バリアスコート」vsソナックス「ブリリアントシャインディテイラー」

4回目はソナックスの「ブリリアントシャインディテイラー」とベンチマーク基準の「バリアスコート」の比較を行います。

ソナックスはドイツのケミカルブランドだそうですので、日本のメーカーとは一味違った特性があるのかも知れないと、ちょっと期待しています。

製品の説明が少ないのですがポリマー系のコーティング剤で撥水効果が3ヶ月持続し、ツヤが素晴らしい的な事が掛かれていますね。

例によって左側にバリアスコート、右側に「ブリリアントシャインディテイラー」を施工します。

因みに「ブリリアントシャインディテイラー」の方はワックスっぽい匂いがしますが、何の成分なのかはよく分かりません。匂いからも国産ブランドの製品とは一線を画すような特性があるのではないかと感じさせられます。

…で、確かにコーティングした段階では今まで試したどのコーティング剤とも違った特性が確認出来ました。

ツヤがあまり出ないという…

コーティングしてない部分との境界線がかなり分かりにくくなっています。

う~ん、全然分からないですね(笑)これは意外でした。

防汚性などの面で優れた点があるのかも知れませんので、結果については5月10日頃に検証を行う予定です。

2週間後の撥水・防汚性についての検証結果

検証は15日後の5月12日に実施しました。

今回は5日ほど雨の日があり、検証直前に比較的強い雨が連続して降った為、汚れがかなり流れ落ちています。

この間、仕事の用事で100kmほど走行しています。

特にテスト直前に2回ほど大雨が降った影響で砂ぼこりなどはかなり流れ落ちており、コーティング剤による差、コーティングしていない部分との差もあまり出ませんでした。

まあ…ある意味洗車機に掛けたのとの同じですからね…。

なお、撥水効果についてですが、全くノーマークだったソナックス「ブリリアントシャインディテイラー」が予想外の撥水性と持続性を持っている事が分かりました。

ツヤはそうでもなかったのですが、やはり欧米のメーカーの製品だけあって日本メーカーのものとははっきりした特性の違いがあるようです。

 

まぁ…ツヤが出ないのは個人的には好きではありませんが、高圧洗浄機に掛けたあとの汚れの残り具合も比較的少ない方でしたので、メンテナンス性に特化していると言えそうです。(右がソナックス)

コーティング持続性も高そうな印象ですので、冬場に洗車をする自信がない時には「ブリリアントシャインディテイラー」が良いのではないかと言う気がします。

第5回 ワコーズ「バリアスコート」vsブリスジャパン「ブリスNEO」

5回目はブリスジャパンの「ブリスネオ」とベンチマーク基準の「バリアスコート」の比較を行います。

ブリスNEOはこのカテゴリーの製品の中では他社のアイテムの2倍程度の価格のアッパーゾーンのコーティング剤ですが、撥水ではなく疎水性を謳っている製品です。(効果持続性は12ヶ月)

■ 撥水・滑水(疎水)・親水コーティングは一体どれを選ぶべきなのか?

「瞬発力のある深めの艶」と表現されていますが、抽象的過ぎて良く分からんです。(笑)

因みにブリスジャパンの公式ページには以下のような比較表があります。

ツヤの瞬発力であるとか、硬さや柔らかさと言われてもイマイチピンとこないですね。

因みに春先には静電気が原因で花粉や埃で車のボディがあっという間に真っ黄色になる事があります。

なお、具体的な効果としてはブリスNEOには「帯電防止剤の効果でホコリがつきにくくなる塗装ボディを作り、効果期間は約12ヶ月」と言う表現が見られますので、春先の花粉が多い時期や、埃が舞い易い場所での青空が多くなる車には良さそうな気がします。

汚れが付きにくい為か、濃色系の車への使用が推奨されていますが、過去にシルバーのランエボ10に施工した際にはツヤ感が他のものとは違うという印象を受けました。

■ ブリスNEOが最近使ったコーティング剤の中では一味違う感じがした

 

今回も例によって左にバリアスコート、右側にはテスト対象のブリスNEOを施工しました。

ツヤ感や傷の誤魔化し度については、イマイチバリアスコートとの差が感じられませんでした。

なお、シルバーのランエボ10の時は気が付かなかったのですが、他のコーティング剤よりも白くムラになり易いので施工に関しては他のものよりやや手間が掛かるかも知れません。(シャンプーの後に水滴を拭き上げずに施工する「湿式」であればムラになりにくいそうです)

結果については5月26日頃に検証を行う予定です。

2週間後の撥水・防汚性についての検証結果

検証は17日後の5月29日に実施しました。

今回は500km以上走行しており、雨は少なかったのですが雨足は比較的強めの日が多い状況でした。(雨足が強ければホコリは流れ落ち、弱いと残って固まります)

検証の4日前に強めの雨が降った為、汚れは割と綺麗に流れ落ちてくれました。(笑)

その後の4日間でまたホコリやチリが積もってはいますが、17日後にしてはまずまず綺麗です。

ブリスNEOについては、静電気の防止効果があるとの事でホコリが積もりにくいと言う効果が期待されましたが、17日後の時点ではバリアスコートとの差が体感出来ませんでした。

施工後2~3日の段階では若干の差が確認できたのですが、よもやこのような結果になろうとは予測していなかったので写真は撮っていません。

何れにしても劇的な差は認められませんでしたし、1週間後にはその効果は全く感じられないレベルになっていましたので、まぁオマケ程度の効果と捉えた方が良さそうですね。

なお、ブリスNEOは撥水ではなく「疎水」と謳われている製品なのですが、水を掛けた時の水滴の残りにくさと水のはけ具合はなかなか良いのではないかと感じています。

 

■ 撥水・滑水(疎水)・親水コーティングは一体どれを選ぶべきなのか?

水滴の残りにくさは体感出来ましたし、この様子だと汚れも残りにくそうだと感じましたが、やはりバリアスコートと比べると拭き上げたあとの汚れも少ない印象です。

【左:バリアスコート、右ブリスNEO】

…という訳なので、ブリスNEOはこの手のコーティング剤の中では少々お高めなのではありますが、ツヤ感はともかく、疎水効果による防汚性には優れている製品であると感じています。

第6回 ワコーズ「バリアスコート」vs GYEON「ウェットコート」

6回目はGYEONの「ウェットコート」とベンチマーク基準の「バリアスコート」の比較を行います。

この製品は読者の方からリクエストを頂いたものですが、「GYEON(ジーオン)」とは、どうやら元々はイギリスを中心にカーメンテナンスグッズを開発・販売している由緒正しいブランドのようで、非常に専門的にこれらの製品を扱っている為か、ランナップがとてつもなく多いです。(どうも高級車ユーザーから人気があるっぽい)

※工場自体は現在のところ韓国にあり、節税の為か会社の本拠はシンガポールに置いています。

日本の代理店ではごく一部の取扱いしかないようですが、本来のラインナップは何がなんだか訳が分からないレベルです。

おそらく、代理店を通して専門店や輸入車絡みのディーラーやカスタムショップなどの店頭での販売を行って来たのかと思うのですが、日本の通販での売り方はイマイチ製品の特長が伝わりにくいと感じます。(そもそも通販で売る気がないようにも感じるが)

 

こう言った背景なので、モノとしては非常に良い…ただし、ラインナップが豊富である為、目的や車の色などによってユーザーの間口が狭い専門的な製品を多数扱っていると考えられます。

従ってGYEONの製品の中から、自分の目的に合ったベストな1本を選ぶのは難しいのではないかと感じますね。

まぁ…本来は行きつけのお店で専門家に相談し、選んでもらう類の物かと思います。

 

…という訳なのですが、今回はとりあえず最もベーシックと思しきコーティング剤をテストしてみる事にしました。(結果が良ければ他のアイテムにも手を出してみようと思います)

今回購入したのは1ℓ入りの「ウェットコート」なるものですが、容量がでかいのでズッシリ感が半端ないです。(笑)

製品にはスプレーガンのノズルが付属しますが、蓋の外し方がちょっと特殊で、蓋の部分を下に押し付けながら回転させます。

まるでファンタオレンジのような美味しそうな色の液体が入っています。

施工方法は洗車後にスプレーして水で洗い流す方法、湿った布に吹き付けて塗り込む方法がありますが、今回は後者を選びました。

液体自体は粘度は低めでサラサラ系でムラになりにくいと言う印象を受けました。

ツヤ感に関しては特にこれと言って気が付いた点はありません。因みに今回はバリアスコートにかなり塗りムラが出てしまいました。(笑)

まあ、ボディの劣化具合も酷いのですが…。

結果については6月12日頃に検証を行う予定です。

2週間後の撥水・防汚性についての検証結果

検証は16日後の6月14日に実施しました。

今回は100km程度の走行距離で、5回ほど小雨が降るという最悪のコンディションでした。

途中で雨の日の状態などを確認してみて、GYEONの「ウェットコート」の撥水性が高い事から結果はある程度予測していたのですが…かなり汚れてしまいました。

流石に砂ぼこりが溜まった上に、繰り返し弱い雨に降られるとこうなりますね…。

コーティングの持続性と撥水状況の様子は以下の動画通りとなります。

 

バリアスコートと撥水性・耐久性はほぼ差がないように見えます。

高圧洗浄機を掛けた後の汚れの残り具合ですが、今回は両方とも汚れが落ち切らず、軍手がかなり汚れました。

総評としてはツヤ感・2週間後の撥水性・耐久性については同等程度、施工時のムラになりにくさはGYEONの「ウェットコート」の方が上かな?と感じていますので、価格と容量を考えると日本ではイマイチメジャーではないGYEONの「ウェットコート」もなかなか良い選択肢ではないかと思いますね。

第7回 ワコーズ「バリアスコート」vs シュアラスター「マンハッタンゴールド」

6回目はシュアラスターの「マンハッタンゴールド」とベンチマーク基準の「バリアスコート」の比較を行います。

「マンハッタンゴールド」は天然カルナバ蝋を使用した最上位グレードのワックスですが、同社のワックスの中では艶が最高レベルで耐久性は標準レベルの位置付けとなっています。

メンテナンス性は悪いのですが、過去に使用した感じだとやはりツヤはコーティング剤とは一味違った感じになります。(砂ぼこりなどがべったり付きやすいなど、デメリットは多いが)

■ マンハッタンゴールドの艶はやっぱり凄かった

今回も同様に左側にバリアスコートを施工しました。

写真だとその差は分かりにくいのかと思うのですが…

肉眼だとやはりワックスの艶は凄いと感じます。(カスは次回まで放置しておきます)

何よりも、コーティングしていない部分の死にっぷりが酷いですね。(笑)

結果については6月28日頃に検証を行う予定です。(まぁ、想像はつくんですが)

(編集長 Omi)

■ ネット通販で購入した持ち込みパーツの取り付け店舗の探し方

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