レーダー探知機の取り付けに便利なOBD2接続アダプターですが、実際にはメーカー間の互換性にあまり期待できないのが現実です。
今回は、私がコムテックのZERO92VSを愛車モコに移設する際に体験した、OBD2接続アダプターの互換性問題や、最終的に選んだユピテル製品の決め手などをまとめました。
OBD2接続アダプターの互換性には注意が必要
愛車モコに新たなレーダー探知機を取り付けようと考え、当初はコムテックの「ZERO94VS」を第一候補にしていました。
しかし、調べるうちにセルスターの「AR-151GA」にも興味が湧きましたが、最終的にはユピテルの「GWR91sd」に決定しました。
その理由は、コムテックの「ZERO92VS」用に使っていたOBD2接続アダプター「OBD2-R-1」が「ZERO94VS」には使えないことが分かったからです。
各メーカーのOBD2アダプターは、同一メーカー間であっても互換性が完全ではないことが多いです。
各社とも車種別の適合表を出していますが、アダプターの互換情報は市場規模の小ささもあってあまり広まっていません。
そのため、他メーカー間で流用できるかは「使えたらラッキー」程度に考えておくのが現実的です。
OBD2接続アダプターの価格を比較
OBD2接続アダプターの互換性に期待できないとわかった段階で、各社の最新機種用OBD2アダプターの価格を比較してみました。実際には以下のような状況でした。
ユピテル・セルスターのOBD2アダプターは、各社の中でも比較的安価です。
コムテックOBD2アダプターをそれぞれ販売していますが、やや高めな印象です。
なお、ユピテル公式サイトにあるデータ更新用の専用無線LANメモリーカード(約6,000円)は、市販の汎用無線LANメモリーカードでも代用できることがわかりました。
これにより、コスト面でさらにお得になります。
最新レーダー探知機の価格と選び方
私が最終的に選んだユピテル「GWR91sd」は、本体価格が17,000円台。さらに、OBD2接続アダプターとメモリーカードを合わせても約6,500円程度なので、合計でも23,000円台で購入できます。
年会費4,860円の「ity.クラブ」への加入が必要ですが、これはポイントで還元されるため、トータルではお得です。
一方、セルスター「AR-151GA」とOBD2アダプターを組み合わせると、27,600円程度。性能面でほぼ同等ですが、ポイント還元分を考慮すると、ユピテルを選んだ方がコストパフォーマンスが良いと判断しました。
結論|ユピテルを選んだ理由と今後の使用感
こうして最終的に、ユピテルの「GWR91sd」に決めました。到着後の使用感などは、別途レビューとしてまとめる予定です。
レーダー探知機やOBD2接続アダプターの互換性は意外と知られていない部分も多いので、取り付け前に必ず適合表を確認しましょう。
車種や環境に合った選び方をすれば、トータルコストを抑えつつ快適に使うことができます。これから取り付けを検討している方の参考になれば幸いです。
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