※2018年4月08日更新~2018年モデルについて追記しました。

■ ポータブルナビの最新人気機種の徹底比較はこちらをクリック

さて、ユピテルと言えばレーダー探知機のシェアNo.1のメーカーですが、お手頃な価格でありながら安定した品質と機能でポータブルナビ業界でもNo.1のシェアを誇っています。

その魅力は何と言ってもダントツの価格の安さと、遊び心というちょっとしたスパイスが効いたモデルを発売しているところでしょうか。

他社の商品と比較すると「こんなに安くて大丈夫なの?」と感じるくらいに安いですが、ユピテルの製品はポータブルナビ、レーダー探知機、ドライブレコーダーともに安定した品質を誇っています。

私もかつて会社から急な転勤を命じられ、当時はカーナビが付いていなかったセカンドカー用に慌ててユピテルのポータブルナビを購入した事がありますが、価格の割に基本性能がしっかりしており、コストパフォーマンスが高いポータブルナビだと感じています。

ヘッドホンステレオ端子も付属しているので、バイク用にやや大きめの液晶が欲しい人にも人気があるシリーズとなっているようです。

ユピテルのポータブルナビはジャイロセンサーなど、自車の方向転換を検知するセンサーが搭載されておらず、すべて衛星に測位を頼っている為、トンネル内や進路を外れた際の測位が遅れやすくなっている点が全てのモデルの共通の弱点です。

もくじ(クリック・タップで移動できます)

2018年モデル

2018年モデルは現時点ではおそらく最上位モデルとなるであろう、「YPF7540」と、アッパーミドルの「YPB734/744」のみが発表されています。(「YPB734/744」は同一スペックの販路違い)

 

 

これらのクラスの2017年モデルからの更新ポイントは地図データの更新と取締・検問データの微増の2点のみとなっています。

従って詳細に関しては以下の2017年モデル「YPF7530」、「YPB733/743」と同様になります。

■ ユピテル ポータブルナビ 最上位モデル「YPF7530」のレビュー、評価

■ ユピテル「YPB733/743」のレビュー、評価

 

まあ…ユピテルはドライブレコーダー・レーダー探知機・ポータブルナビをランナップの3本の柱にしていますが、業界的な売上規模の推移についはドライブレコーダーは急激な右肩上がり、レーダー探知機は緩やかな右肩下がり、カーナビ・ポータブルナビはそれなりに大きな右肩下がりになっていると思われます。

特にポータブルナビに関してはスマホやタブレットでの代替が効き易く、市場的にはかなり縮小してきているかなぁと言う印象を受けていますね。

なお、スマホやタブレットのカーナビアプリは無料の物は地図のダウンロードが出来ない為、通信料を気にする必要があります。

一方で有料の物に関しては地図のダウンロードが可能で、1年のライセンス料が5,000円弱となっていますので、現時点ではタブレットを持っている方は有料ナビアプリを使用した方がコスト的にはお得になる計算です。

 

スマホやタブレット周りのカーナビアプリや、音楽・動画配信サービスは日々クオリティが上昇しており、ハードウェアの面でも処理能力が2~3年前と比べて大幅に上昇しています。

タブレットも7インチでナビアプリ程度ならサクサク動くものが1万円程度で手に入るようになっています。

 

と言う訳なので、地デジを見たいであるとか、レーダー探知機機能が欲しいという事でなければコスパで考えると、通信上限に余裕があるならタブレット+無料カーナビアプリ、通信上限に余裕がないならタブレット+ダウンロード可能な有料カーナビアプリが最もコスパが高くなりますね。

■ カーナビアプリはどこまで便利に使えるのか?

各モデルのスペックの違い

2018年モデルは全てが出揃っていない気がしますが、2017年モデルとの違いは地図・取締りデーターの部分のみになりますので、機能面では2016年モデルとの違いについて説明します。

2016年モデルとの違いは、事故やバッテリー上がりなどのトラブルが発生した際に連絡先を案内する「カーレスキューボタン」が追加された点と、交差点などの案内がより親切になった点です。

また、最上位モデルではユピテルの安全運転支援装置、「マエミテ」や「オキテ」と連動して各種安全運転支援を音声と映像で行うことが出来るようになっています。

カーレスキューボタンって何だ?

「カーレスキューボタン」については、2018年の全モデルに実装されていますが、JAFに加入していたり、運転歴が長く事故処理の手順も熟知している人には全く必要ないものですが、免許を取ったばかりで事故経験のない人や、その親御さんにとってはいざと言う時の保険の為にあると安心の機能かと思います。

私自身は免許を取得してから20数年間で何度か事故を経験していますが(貰い事故が多いです)、免許を取りたての時の最初の事故の時の対応は今思うと滅茶苦茶で随分と親に迷惑を掛けたかなと(笑)

当時は10代の学生でしたので社会常識なぞ皆無でしたが、我が家ではそろそろ娘が教習所に通おうかという年齢になっていますので、娘が一人で車を運転して事故を起こした場合、私が連絡がつく状態なら良いですが、そうでなければ何をしでかすか分からないので、こう言った機能があると安心です。

案内の仕様はカーナビの命

2018年モデルでの案内関連の変更点は、ルートを案内するだけでなくドライバーが安全に運転し易いように最適なタイミングで様々なアナウンスを音声と映像で行うようになったという部分です。

初めて走る道路で、直進かと思っていた車線が右折や左折の専用レーンであり、行きたい方向と違う方に進まざるを得なくなってしまった、という経験は誰にでもあると思いますし、無理な車線変更は事故を招く要因となり得ます。

高額なインダッシュ型のカーナビでもこれらの仕様については未だに年次更新が行われていますので、カーナビを便利に使おうと思うなら是非考えておきたい部分です。

2018年エントリー~ミドルクラス

2018年のユピテルポータブルナビのラインナップは以下の3(1)モデルです。

※2018年4月上旬時点では「YPB734/744」しか発表されていませんので、エントリークラスの「YPL524」「YPB554」については架空の型番で、2017年モデルの「YPL524」「YPB554」と同等の仕様であるという前提で記述しています。

メーカーユピテル
工賃が安い「カーナビの持込取り付け」が出来るお店の探し方
メーカーサイトYPL524
YPB554
YPB734/744
発売日発売されるか不明18.04
参考価格
18.04.08
26,500円
最新価格Amazon
楽天市場
Yahoo!
知らない人は要チェック!!Amazonを頻繁に使うなら、是非とも作っておくべきカード
モニターサイズ5型7型
カーナビ機能メディアメモリ/4GBメモリ/8GB
住所検索3,600万件
電話番号640万件
フリーワード検索740万件1500万件
周辺検索240万件490万件
観光情報8万件
地図更新-
ジャイロセンサー-
VICS-
OBD2対応-
バックカメラ-
レーダー探知機機能オービス/取締データ7万件
AV機能地デジ-ワンセグ
SDカード音楽
ヘッドホン
ステレオ端子
3.5mm
※スペックは誤りがある可能性もありますので、念の為メーカーサイトでもご確認下さい。

全てのモデルに共通しているのが、レーダー探知機メーカーとしての特性を生かしたオービスや取締情報のGPSデータの搭載で、2018年モデルでは小型オービスにも対応している点です。

また、必要な情報を絞り込んで見易さだけを追求した「サイファイ」モードも全モデルの対応となっています。

観光情報についても、まっぷる130冊分、観光ガイド8万件と充実しており、価格帯を考えると多機能で非常にコストパフォーマンスが高いのがこのクラスの特徴です。

モデルごとの違いは、「YPL524」「YPB554」がワンセグ地デジの有無、「YPB734/744」は7インチで8GBのメインメモリを使用している為、フリーワード検索、周辺検索の件数が多いのが特徴です。(「YPB734」「YPB744」は販売店違いの同一機能)

おすすめは「YPL524」と「YPB744」

このグレードでのおすすめは、最も価格が安く機能面では上位モデルと大きな差がない「YPL524」と、画面が7インチで見易い「YPB744」の2つです。(多分販路の関係で「YPB744」の方が「YPB734」より安いんじゃないかと思います)

急な転勤などで安い中古の車を手配しなければならなくなった(私自身経験あり)、というシチュエーションの場合は、価格が最も安い「YPL524」がおすすめです。

また、「普段はあまり乗らないけど時々免許取りたての子供が乗る」というような車の場合も「YPL524」がおすすめです。

スマホのナビでも良いんじゃないか?と思わなくもないけど子供に使わせるには安全面でちょっと不安と感じる人にはベストな選択肢じゃないでしょうか?

 

以下、更新データ以外は2018年モデルと同等の2017年モデルのレビューです。

■ ユピテル「YPL523」のレビュー、評価

 

また、転勤先などでちょっと観光もしたい、もう少し見易い方が良いと考えるなら、7インチモデルの「YPB744」がおすすめです。

「YPB744」は液晶のサイズが大きいだけでなく、解像度も画素数が「YPL524」のWQVGAの4倍のWVGAですので、文字や地図が見易くなっているのが特徴です。(5インチとはまったく別物)

観光ガイドに関しても7インチモデルでは写真付きの情報が記載されています。

地図データの容量も8GBとなっており、フリーワード検索や周辺検索の件数も5インチモデルの2倍以上ですので、必要に迫られて仕方なくポータブルナビを買うのではなく、ドライブも楽しみたいとか、そこそこ観光もしたいという方には下位モデルとそこまで価格が変わらない「YPB744」の方がおすすめです。

以下、更新データ以外は2018年モデルと同等の2017年モデルのレビューです。

■ ユピテル「YPB733/743」のレビュー、評価

2018年ハイエンドモデル

2018年ユピテルのポータブルナビのハイエンドモデルは、「YPF7540」の1モデルだけです。

メーカーユピテル
工賃が安い「カーナビの持込取り付け」が出来るお店の探し方
メーカーサイトYPF7540

発売日18.04
参考価格
18.04.08
39,960円
最新価格Amazon
楽天市場
Yahoo!
モニターサイズ7型
カーナビ機能メディアメモリ/8GB
住所検索3,600万件
電話番号640万件
フリーワード検索1500万件
周辺検索490万件
観光情報8万件
地図更新-
ジャイロセンサー-
VICS-
OBD2対応ユピテル OBDIIアダプター OBD12-FPLIII
バックカメラ-
レーダー探知機機能オービス/取締データ7万件
レーダー波探知ユピテル ポータブルナビ用 レーダー波&無線 セパレート型受信機 OP-CR100
安全運転支援機能前方衝突&出発遅延衝突警報システムユピテルmaemite(マエミテ)FCW-L1
わき見&居眠り防止脇見運転、居眠り防止ユピテル(オキテ)EWS-CM1
AV機能地デジワンセグ/フルセグ
SDカード音楽
ヘッドホン
ステレオ端子
3.5mm
※スペックは誤りがある可能性もありますので、念の為メーカーサイトでもご確認下さい。

ハードウェア的な部分での違い

フルセグ地デジの視聴が可能な「YPF7540」のハードウェア的な部分でのミドルクラスモデルまでとの違いは、液晶に静電式タッチパネルを採用することで、スマホのようなサクサクの操作感を実現している点です。

この部分に関しては、30万円越えのくせに操作感が極悪なサイバーナビ2016年モデルよりも「YPF7540」の方が上かなと思います。(2017~2018年モデルは触ってないけど…2016年モデルに関してはそんな印象です)

【パイオニア サイバーナビ 2016年モデル】

【ケンウッド 彩速ナビ 2015年モデル】

ケンウッドの彩速ナビに近い操作感かなと思います。

また、見た目のデザインが下位モデルとは大きく異なり、下位モデルがいかにもポータブルナビっぽいデザインであるのに対して、「YPF7540」はタブレット形状となっています。

2016年以降のインダッシュナビも各社ともにワイドモデルではデザインをタブレット化してしてますので、これは業界全体の流れと言えますが、インダッシュナビよりもポータブルナビの方が本体が目立ちます。

車外から見えるポータブルナビは、どこか野暮ったさを感じる場合もありますので、デザイン面でこだわりたい場合には「YPF7540」がおすすめです。

ルート探索や案内などに関わるソフトウェア的な部分ではメーカーサイトを見る限り、「YPB743」と変わらないかな?という気がします。

4つの外部拡張機能

「YPF7540」の下位モデルとの最も大きな違いは、以下の外部機器との連動が可能な点です。

  • レーダー波受信ユニット
  • OBDⅡアダプター
  • 前方衝突・発進遅延警報ユニット「Maemite」
  • わき見・居眠り防止ユニット「OKITE」
レーダー波受信ユニット&OBDⅡアダプター

ミドルクラスの「YPB744」までは、GPSによるオービスや取締り警報は可能なものの、スピード違反に使用されるレーダー波の受信には対応していません。

「YPF7540」は本体のみではレーダー波は受信出来ませんが、オプションのレーダー波受信機「OP-CR100」を接続することでレーダー波の受信が可能になります。

ユピテル ポータブルナビ用 レーダー波&無線 セパレート型受信機 OP-CR100

また、専用のOBDⅡアダプターを使用することでより精度の高い警報と各種車両情報の表示が可能になります。

ポータブルナビとレーダー探知機を合わせて購入しようと検討している方におすすめの組み合わせです。

ユピテル OBDIIアダプター OBD12-FPLIII

前方衝突・発進遅延警報ユニット「Maemite」(FCW-L1)

前方衝突・発進遅延警報ユニット「Maemite」は、最近カーナビやドライブレコーダーなどに搭載されている安全運転支援機能の「前方衝突」と「発進遅延」について、ポータブルナビやレーダー探知機と連動して音声と映像で警告してくれるユニットです。

この手の機能の最上位版は車そのものに搭載されつつある、複眼カメラやミリ波レーダーなどによる、危険を察知しての自動ブレーキシステムですが、これらの簡易版がドライブレコーダーやカーナビなどの単眼カメラによる警報機能となっています。

最近は自動運転や自動ブレーキ実装車の事故のニュースが目立ちますが、「Maemite」は赤外線レーザーによる距離の測定というシステムを採用していますので、精度については複眼カメラやミリ波レーダー以下、単眼カメラ以上といったところでしょうか?

実際に使用した事がないので分かりませんが、車に純正装備されているこの手のシステムも誤動作の報告がありますので、警報のタイミングの調整範囲や精度の部分が気になるところではあります。

衝突警報システムユピテルmaemite(マエミテ)FCW-L1

わき見・居眠り防止ユニット「OKITE」(EWS-CM1)

わき見・居眠り防止ユニット「OKITE」(EWS-CM1)は、どういった仕組みなのかは分からないのですが、ドライバーの瞼の動きや首の動作を検知して、わき見や居眠りに対して警報を発するユニットです。

わき見や居眠りを予防しようと考える人は、わき見や居眠りをしないように心掛けている事が多いと考えられますので、この手の商品は必要ないと思います。

むしろ、使い道としては自分ではなく家族に対しての安全運転の意識向上の為ではないかと…。

脇見運転、居眠り防止ユピテル(オキテ)EWS-CM1

例えば、急ブレーキや急発進、漫然運転を指摘すると逆ギレする我が家の嫁などがそれに当たります。

安全運転の基準は個々の感覚で異なりますが、人に指摘されると腹が立つが機械に指摘されれば素直に従うかも知れません。

「YPF7540」はこんな人におすすめ

「YPF7540」がどんな人におすすめなのかと言うと、目的地周辺をナビの画面を拡大して確認しながら、ピンポイントで設定することが頻繁にある人です。

スマホでグーグルマップを使い慣れてしまうとその操作感が当たり前になってしまうので、静電式ではないタッチパネルのカーナビのもっさりした操作感にはイラっとするかも知れません。

「YPF7540」の一番のおすすめポイントは何だかんだ言っても静電式タッチパネルの操作感じゃないかなぁと思いますね。

 

 

以下、更新データ以外は2018年モデルと同等の2017年モデルのレビューです。

■ ユピテル ポータブルナビ 最上位モデル「YPF7530」のレビュー、評価

(編集長 Omi)

■ カー用品の持ち込み取り付け店舗の探し方

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