ワンセグとフルセグの差ってどれくらい?

こんにちは!ライターsugiです。

今回は「ワンセグとフルセグの差」について紹介したいと思います!

テレビの画質を左右する大きなポイントとなりますので、カーナビの購入を検討されている方は必見です。

「ワンセグ」より「フルセグ」が高音質・高画質

今回紹介するなかで登場する「ワンセグ」と「フルセグ」の2つの用語。

この2つに共通している「セグ」とは、「セグメント」の略語で、画像や音声データを送信する電波のことです。

この「セグメント」が、「ワンセグ」には1個、「フルセグ」には12個のセグメントが使われています。

つまり、ワンセグとフルセグでは、データ量が大きく異なります。

それに比例して、音質・画質にも差が出てくることになります。。

まずはこの2つについて紹介したいと思います。

カーナビの「ワンセグ」とは?

まずは、カーナビの「ワンセグ」から紹介したいと思います。

ワンセグは、上記で紹介したとおり、使われているセグメントの数が1つだけです。

なので、情報量はフルセグと比べて圧倒的にワンセグの方が小さいです。

特徴としては、

● 画質が荒い
● 音質が悪い

● スポーツなど高速な動きに弱い
● フルセグより電波が入りやすい

などの特徴があります。

大画面・高画質なテレビが普及しているので、ワンセグの映像ではどこか物足りなく感じてしまう方も多いかと思います。

最近では、1万円前後で買えるポータブルナビでも、ワンセグを搭載しているカーナビが多いので、画質や音質にあまりこだわりを感じない方は、ワンセグでも十分だと思います。

カーナビの「フルセグ」とは?

カーナビの「フルセグ」は、12個のセグメントが使われているため、ワンセグより情報量が多く、高画質・高音質です。

しかし、山間部など環境によって電波を受信できないことがあります。

ワンセグでは問題なく電波を受信できていても、フルセグでは映像が途切れたり、表示されなくなる時があります。

そのためフルセグを搭載したカーナビには、フルセグが受信できない場合、映像をワンセグに切り替えて表示できるようにフルセグ・ワンセグのチューナーを内蔵しています。

カーナビの仕様をよく見ると、「フルセグ/ワンセグ」となっているのはそのためです。

特徴をまとめると、

● ワンセグよりフルセグの方が高画質・高音質
● ワンセグより電波が弱い
● フルセグ搭載カーナビはワンセグチューナーも内蔵している

テレビが観れるカーナビの普及はどのぐらい?

テレビが観られるカーナビが広く普及しています。

カロッツェリア(パイオニア) 楽ナビ 7型 カーナビ ワンセグ AVIC-RZ301

地デジ化になった2011年以降では、地デジ標準搭載のカーナビが広く普及しています。

10万円を超える標準からハイエンドモデルには必ずと言っていい割合でテレビ機能が搭載されています。

誰でも簡単に取り付けができる「ポータブルナビ」はワンセグ搭載ナビが多いですし、

フルセグに対応したカーナビも登場してきています。

ワンセグとフルセグの価格差

ワンセグとフルセグの価格差ですが、まだまだフルセグのカーナビの方が高いです。

カーナビとしての機能はさておき、テレビだけ観たいなら、安いカーナビもありますが、ワンセグカーナビの方がコスパは高いかと思います。

余談ですが、以前使っていたAZURのカーナビは安いのにフルセグ対応していました。

フルセグ(地デジ)チューナーを後付けする方法

ワンセグの画質に不満がある方、地デジを導入したい方は、地デジチューナーを後付けする方法があります。

Amazonで、フルセグ(地デジ)チューナーと検索すると多数のチューナーが出てきます。

これらを購入してカーナビに取り付ければ1万円前後でクルマのカーナビを地デジ化することができます。

フルセグ(地デジ)チューナーを後付けを検討してみてはいかがでしょうか。

ワンセグ・フルセグの感度を上げる方法

最後に、ワンセグ・フルセグの受信感度を上げる方法を紹介したいと思います。

トンネルや山間など、そもそも電波が入らない場所以外では改善される場合が多いので、どうもワンセグ・フルセグの受信状態が悪い方は一度試してみてください!

アンテナフィルムを確認する

ワンセグ・フルセグを受信するには、当然ながらアンテナが必要です。

本来であれば、アンテナフィルムがフロントガラスに貼られていますが、中古車だったり、カーナビを交換したクルマでは、アンテナが正しく機能していない場合があります。

接続が正しく出来ているか確認し、もしも違うアンテナフィルムが貼られていたら張替えが必要です。

アルミホイルで補強する

ワンセグ・フルセグのアンテナにアルミホイルを巻く方法があります。

単純すぎて拍子抜けするようなアナログ方法ですが、意外と効果的だったりします(笑)

アルミホイルで電波状態を改善するのは、sugiも経験があるので試してみる価値はあります。

別売のアンテナを購入する

カーナビ側が対応していれば、別売のアンテナを使う方法もあります。

また、ブースター付きのアンテナもあります。

ただし、これはクルマ用ではない為、効果は分かりません。。

車載機器のノイズ・電波干渉を疑う

「ここ、絶対電波悪くないのに。。なんで映像が途切れるの?」って疑問の方は、車載機器から発生するノイズが原因となっている場合があります。

ドライブレコーダーや、レーダー探知機、シガーソケットなどを使っている方は、原因と思われる電子機器から順番に電源をオフにするか、一時的に取り外してみてください。

それで、原因を切り分けることができます。

原因を特定できたら、

●取り付け位置をずらす

フェライトコアなどで対策する

●最悪、症状が解決しない場合には取り外しを検討する

の流れで試してみてください。

これらの方法を試すことで、ノイズ対策・電波干渉を改善することができる場合があります。

最近取り付けた電子機器があって、そこから電波が悪くなった方は、アルミホイルやアンテナ増設の前に一度試してみて欲しい方法です。

【過去記事】ノイズ・電波干渉の対策アイテム「フェライトコア」

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回はワンセグとフルセグの差について紹介してみました。

電波を広く受信でき、コスパが良いワンセグ、高画質・高音質でテレビを楽しめるフルセグ。

テレビが観れるカーナビの購入を検討されている方は、ぜひワンセグ・フルセグの違いに注目して自分に合ったカーナビを選んでみてください!

カーナビを買った後で、電波状態が良くない方は上記で紹介した方法もぜひ試してみてください!

アルミホイルは最強です!(笑)

みなさんの参考になれば嬉しいです!

では

(ライター sugi)

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