「TZ-DR500」の駐車監視の仕組みと使い方について解説

こんにちは!ドライブレコーダー専門家の鈴木朝臣です。

トヨタディーラーで取り扱いのある日本電機サービスのドライブレコーダー「TZ-DR500」は、駐車監視機能が充実した製品である為、この製品での駐車監視を検討されている方も多いようです。

ただし、他社製品では見られない特殊な仕様が2点ほどありますので注意が必要な部分もあります。

そこで今回は「TZ-DR500」の駐車監視の仕組みと使い方について解説します。

「TZ-DR500」の駐車監視モードの仕組み

「TZ-DR500」の駐車監視モードは、エンジンがOFFにする前に予めこちらのトグルスイッチを1回押してLEDを点灯させておく

設定しておいたこちらの録画モードに自動で切り替わるものです。

・パーキング録画(常時録画+衝撃録画、走行時と同じ録画方式)
・衝撃録画(衝撃の10秒後に録画を開始)
・タイムラプス(1秒1コマ)

パーキング録画モードは、走行中と同様に常時録画を行いながら、衝撃を検知した時だけその動画をイベントファイルとして保護する録画方式で、当て逃げの際の詳細な証拠が最も残り易いモードです。

ただし、説明書には走行時と同じ方式との記述が見られる事から、衝撃感度も同様に走行時に合わせたものとなっている可能性があり、小さな衝撃は検知しないかも知れません。

いずれにしても他のモードよりも証拠能力は高い事から、LaBoon!!では「TZ-DR500」で駐車監視を行う際には、この「常時録画+衝撃録画」モードをおすすめします。

「TZ-DR500」の駐車監視モードを使う為に必要な手順

「TZ-DR500」で駐車監視モードを使用する為には、付属のの駐車監視用3芯ケーブル+駐車監視ユニットが必要です。

この駐車監視用3芯ケーブル+駐車監視ユニットを使用する事で、エンジンがOFFにする前にトグルスイッチを1回押してLEDを点灯させておくと、設定しておいた録画モードに切り替わります。

 

3芯ケーブルの役割はこちらの通りです。

・黄:ドライブレコーダーの駆動用電流を流す
・赤:エンジンのON/OFFを検知する為にACC信号を流す
・黒:車体の金属部分に接続して、バッテリーのマイナス極に電流を戻す

ドライブレコーダー側は駐車中も走行中も常に黄線から電力を貰えるような状態になっており、エンジンに連動する赤線の通電状況によって、①走行録画、②駐車監視モード、③シャットダウンの制御を行っているという塩梅です。(あくまでもトグルスイッチを1回押してLEDを点灯させておく前提)

3芯ケーブルの取り付け方法

このケーブルの根元はの3色のケーブルに分岐していますが、これをこちらのようなヒューズ電源取り出しケーブルなどを使ってヒューズボックス内のヒューズに接続します。

・黄色:BATT、常時電源系統のヒューズ
・赤:ACC(アクセサリー)系統のヒューズ
・黒:GND、ボディアース(車体の金属剥きだし部分に固定されているボルト)

ドライブレコーダーの駐車監視の配線方法について解説
※2021年12月14日更新:最新の情勢に合わせて内容を見直しました。こんにちは!ドライブレコーダー専門家の鈴木朝臣です。ドライブレコーダーの電源接続には、こちらのようなシガープラグタイプのケーブルを使用する方法が一般的で、通常はドラレコに

タイマー設定

タイマー設定はこちらの駐車監視ユニットのディップスイッチにて調整します。

・タイマー:1時間/2時間/4時間/6時間/12時間/24時間

カットオフ電圧について

カット電圧も同様にこちらの駐車監視ユニットのディップスイッチにて調整します。

・駐車監視録画停止電圧:11.6V/11.9V/12.2V/12.5V

こちらは車のバッテリーの充電量が減った事で電圧が下がった時に、バッテリー保護の為に強制的に電源をOFFにする機能です。

通常の場合には11.6V設定でもそうそうバッテリーが上がる事はないですが、車種や環境次第では11.6Vのカットオフ電圧でバッテリーが上がったとの報告もぼちぼちあります。

バッテリーの寿命が気になる方は、12.5Vに設定した方が良いでしょう。

高い電圧でカットオフすると駐車監視時間が短くなるというデメリットもありますので、バッテリーを傷めずに長時間の駐車監視をしたい方は、ドラレコ駐車監視専用の外部バッテリーを検討すると良いでしょう。

2年保証のドラレコ駐車監視用バッテリー iCELL「B6A/B12A」
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駐車監視の消費電力と外部電源を使用した駐車監視

次に「TZ-DR500」の消費電力ですが、こちらは実機テストを行っていませんので実測値は不明です。

仕様表には10Wと表記されていますのでこれを正とします。

その場合、おすすめの駐車監視モード設定である「常時録画+衝撃検知」モードではドラレコ専用の急速充電バッテリー「iCELL」ではこちらのような駆動時間の予測となっています。(タイマーは最大24時間

型番B6AB12AB40A
容量76Wh153Wh422Wh
駆動時間6.8時間13.7時間38時間
満充電50分100分150分

ikeep「iCELL B6A/B12A」

ikeep「iCELL B40A」

iCELLと「TZ-DR500」との取り付け方法はこちらの3芯ケーブルパターンです。

まとめ

以上、「TZ-DR500」の駐車監視モードの使い方、取り付け・設定方法について解説しました。

コメント

  1. たけちん より:

    初めまして。
    iCELLに接続した場合もトグルスイッチで駐車モードにするような挙動は同じになるでしょうか?
    また、タイマーはオフにもできるのでしょうか?

    • ドライブレコーダー専門家 LaBoon!!編集長 鈴木朝臣 ドライブレコーダー専門家 LaBoon!!編集長 鈴木朝臣 より:

      iCELLでは以下の事が可能です。(それ以外の事は出来ません)
      1.エンジンON/OFFの状態に関わらず、記事中の駐車監視ユニットにドラレコ駆動電力を供給する
      2.エンジンON/OFFの状態に関わらず、スイッチで記事中の駐車監視ユニットへの電力を遮断する

      ・タイマーは記事中の駐車監視ユニットで設定するものですので、iCELLではこの挙動を変える事は出来ません。
      ・iCELLのスイッチでドラレコの駐車監視モードから、駐車監視モードへの変更は出来ません。駐車監視モードへの出入りは、記事中の駐車監視ユニットが車両のアクセサリー電源を受け取り、それをドラレコが受け取って制御します。(iCELL側からは何も指令を出しません)

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