※2023年11月28日更新:最新の情勢に合わせて内容を見直しました。
こんにちは!LaBoon!!編集長の鈴木朝臣です。
ドリームメーカーは主に中国企画のカーエレクトロニクスを輸入・販売しているメーカーですが、特にポータブルナビの販売に力を入れているようで、トラックなどの業務用車両への装着率が高いように見受けられます。
LaBoon!!ではポータブルナビについて従来はパナソニックやユピテルなどの大手メーカーの製品以外はそれほど積極的に紹介して来ませんでしたが、同社の製品についてはちょくちょくご質問を頂く事があるのでこの機会に記事化しました。
ドリームメーカーってどんなメーカー?
ドリームメーカーは茨城県つくば市にある、主に中国企画のカーエレクトロニクスを輸入・販売しているメーカーのようですが、会社の沿革などの詳細が公式サイトには記載されていませんのでそれ以上の事は分かりません。
展開されている商品群はポータブルナビの他にドラレコや車載の液晶関係などがありますので、MAXWINや液晶王国などのように中国企画の製品に自社ブランドを付けて輸入販売している商社的な業務を主とする会社のようです。
MAXWINはドライブレコーダーの中でもミラー型に力を入れていますが、ドリームメーカーはポータブルを得意としており、ドライブレコーダーに関してはなぜかAUTO VOX製品をそのまま自社製品として別型番で販売しているくらいなので、手抜き感が半端ないです。(ロゴも同じですし、いくら何でもこれは如何なものかと)
※ここ1年位でスマートミラー型ドラレコを展開するなど、ドラレコにも力を入れているようです。
ポータブルナビは縮小傾向だが、品揃えは充分
同社のここ数年の動きを見ていると、多くの同業他社と同様にポータブルナビの構成を絞り、ドラレコの拡大に進んでいる傾向が強く見られますが、それでも2023年モデルとして展開するポータブルナビは7型番と他社と比べると圧倒的な品揃えの多さとなっています。
地図に関してはゼンリンのものを採用しており、地図画面のインターフェイスについてはロードクエストのカーナビと同系統のものが採用されています。
10型番の違いはこちらの通り
ドリームメーカー10の型番でポータブルナビの商品展開をしていますが、それぞれの違いはこちらの表の通りです。
機能面での括り方がやや複雑ですが、簡単に説明するとこのような違いになります。
その他、共通するポータブルナビとしての機能の有無はこちらの通りとなっています。
ジャイロセンサー、VICS、地図更新には対応していませんので、従来式のポータブルナビらしい特性の製品となっています。
※ジャイロセンサーがないと即時の方向転換の検知が出来ませんので、お店の駐車場などでの方向転換を認識出来ません。
最近はディスプレイオーディオにも力を入れている
数年前からトヨタの純正オーディオにディスプレイオーディオが採用されるなど、CarPlay・Androidoに対応したディスプレイオーディオの認知度が上昇しており、それに伴い中小のメーカーにもディスプレイオーディオを取り扱うところが増えてきました。
ドリームメーカーでもポータブル4機種、インダッシュ2機種の計6機種のディスプレイオーディオを展開しています。
このうち、以下2機種はポータブルディスプレイオーディオとしては珍しい地デジをサポートしています。
地デジなしであれば他の中華メーカーの選択肢も多いですが、地デジ対応の製品はほとんど見かけませんので、良い差別化ポイントかと思います。
まとめ
以上、ドリームメーカーのカーナビについてご紹介しました。トラック用であればこのメーカー一択のような気がしますね。
一般車向けであれば、案内精度やナビとしての完成度を求める方にはパナソニック製品がおすすめです。
ドリームメーカーの個人向けモデルはロードクエストと良く似た特性なので、価格を重視したい方はロードクエスト製品と比較してみて下さい。
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