アルファードのタイヤサイズとおすすめタイヤ

このページではアルファードのタイヤサイズや、おすすめのサマータイヤ、スタッドレスタイヤについて紹介しています。

アルファードの純正タイヤの種類

アルファードのタイヤサイズはグレードによって異なりますが、種類は少なくわずかに3種類あるだけです。

  • 2.5X、ハイブリッドX…215/65R16
  • 2.5G、ハイブリッドG、ハイブリッドG”F”、ハイブリッドSR、ハイブリッドSR”C”、3.5GF、3.5SA、3.5SA”C”、エグゼクティブラウンジ…225/60R17
  • 2.5S、2.5S”A”、2.5S”C”、2.5S”A”タイプブラック…235/50R18

因みに、純正タイヤの銘柄は、215/65R16が、TOYO 「TRANPATH R30」、225/60R17がYOKOHAMA「BlueEarth E51」、235/50R18が、TOYO 「TRANPATH R30」となっています。

いずれもエコタイヤですが、市販品とは異なる新車専用パーツですので、交換時は別の銘柄を選ぶ事になります。

アルファードのタイヤを選ぶ上での7つのポイント

これはアルファードに限った事ではありませんが、タイヤを選ぶ上で押さえておきたい7つのポイントを説明します。

一般的にはレーシングタイヤ・スポーツタイヤ・コンフォートタイヤ・エコタイヤの4つに分類されていますが、それはこれらの項目のバランスによります。

アルファードの場合はエコよりのコンフォートタイヤか、コンフォート寄りのエコタイヤ辺りがど真ん中ではないかと思います。

  • 燃費性能~タイヤが及ぼす燃費への影響です。一般的にスポーツタイヤなどのグリップ性能を追求したものほど燃費が悪くなる傾向があります。
  • 乗り心地~こちらもグリップ性能とは相いれない特性です。
  • 静粛性~こちらも同様にグリップ性能とは相いれない特性です。
  • 磨耗ライフ~これは一概には言えず、他の要素全てを犠牲にしていると思います。
  • ドライグリップ~ドライグリップを追求すると、燃費や乗り心地、静粛性が犠牲になる傾向があります。
  • ウェットグリップ~ドライグリップと同様に、燃費や乗り心地、静粛性が犠牲になる傾向があります。
  • 価格~高ければ良い?という訳ではありませんが、ブリヂストンなどの国産大手メーカーのタイヤは、それなりに高性能と言われています。

グリップに関しては、として国産タイヤを選んでいれば、さほど気にする必要はないでしょう。

アジア製の輸入タイヤに関しても中国メーカーの中国製を除いては、そこまで気にする必要は無いと思います。

基本的にはアジアンタイヤであっても、中国メーカーの物を除けば現状では安全性に問題のないところまで来ています。

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アルファードのタイヤを選ぶ上で重要視したいポイントは、燃費性能・乗り心地・静粛性・磨耗ライフの4つのポイントだと思います。

各タイヤメーカーは、自社のタイヤのラインナップをその特性に合わせてブランド名を付けており、例えばブリヂストンのエコタイヤであれば「ECOPIA」、ダンロップのエコタイヤであれば「エナセーブ」であったりします。

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各社ともに独自の基準で自社のタイヤを評価したグラフ等でタイヤの特性を評価していますが、燃費性能とウェット性能の部分に関しては「転がり抵抗 AAA-a」、「ウェットグリップ性能 a」など、JATMA(一般社団法人日本自動車タイヤ協会)が、2010年より業界自主基準として策定したものに従って表記されています。

その為、燃費に影響を及ぼす「転がり抵抗 」と「ウェットグリップ性能」に関してはメーカー間での比較が可能で、それ以外の項目に関してはあくまでもメーカー内での評価となります。

アルファードにおすすめのサマータイヤ

アルファードにおすすめのタイヤは、燃費性能・乗り心地・静粛性・磨耗ライフの4つのポイントをどう考えるかが重要になります。

車の特性から考えると1⃣乗り心地2⃣静粛性3⃣燃費性能4⃣磨耗ライフといった優先順位になるでしょうか?

アルファードに求めるものはオーナーによって変わると思いますので、あくまでも一般的に多かろうと思われるものがアルファードの車格を考えた上での上記の優先順位です。

タイヤメーカーもミニバンにはどのようなバランスが良いかを考えてタイヤを作っていますので、各社のミニバン用タイヤを選んでいればそれほどおかしな事にはならないとは思いますが、その中でも乗り心地に振っている物や燃費に振っているものなど、やや特性が違いますので、メーカーごとに乗り心地・燃費に振ったタイヤを紹介して行きます。(スポーツタイヤの設定もありますが、敢えて除外します)

ブリヂストン

ブリヂストンのミニバン用のタイヤは、「REGNO GRVⅡ」「ECOPIA EX20 RV」の2種類です。

各ブランドの特性は以下の表の通りとなります。

ブリヂストンREGNO GRVⅡECOPIA EX20 RV
転がり抵抗AA
乗り心地106
静粛性107
ドライグリップ107
ウェットグリップ10(b)10(b)
磨耗ライフ99
参考価格/1本
235/50R18
20,700円21,308円

エコピアと言えばブリヂストンの低燃費タイヤの代名詞なので、かなり燃費に優れているという印象ですが、セダン用の「ECOPIA EP001S」が飛びぬけているだけで、ミニバン用はそうでもないようです。

静粛性と乗り心地を売りにしている「REGNO GRVⅡ」の方がトータルバランスに優れている感じですね。

ダンロップ

ダンロップのミニバン用タイヤは、比較的種類が多めで3種類となっています。

そのうち「VEURO VE303」「LE MANS4」が静粛性や乗り心地重視、「エナセーブ RV504」が燃費重視となっています。

乗り心地重視で考えれば「VEURO VE303」、燃費重視なら「エナセーブ RV504」、バランス重視であれば「LE MANS4」となりそうですね。

バランスが取れているラインナップだと思います。

ヨコハマタイヤ

ヨコハマのミニバン用タイヤは「BlueEarth RV-02」のみになります。

ダンロップVEURO VE303LE MANS4エナセーブ
RV504
転がり抵抗AAA~AAA
乗り心地1098.5
静粛性1098.5
ドライグリップ87.57
ウェットグリップ8(b)8(b~c)8(b~c)
磨耗ライフ999.5
参考価格/1本
235/50R18
19,461円13,579円13,010円

1銘柄しかありませんが、「BlueEarth RV-02」は燃費性能・乗り心地・静粛性がかなり良いバランスになっています。

耐摩耗性がやや弱い部分を除けば、価格も低めですし純正でも使用されているだけあって、おすすめし易いタイヤです。

トーヨータイヤ

トーヨータイヤのミニバン用タイヤも「TRANPATH LuⅡ」のみとなります。

トーヨータイヤTRANPATH LuⅡ
転がり抵抗A
乗り心地10
静粛性10
ドライグリップ8.5
ウェットグリップ8.5(b)
磨耗ライフ9
参考価格/1本
235/50R18
14,148円

こちらも流石に純正タイヤとして採用されているだけあって、価格も含めてかなりの高バランスです。(純正とは全く同じものではありません)

アルファードのおすすめサマータイヤのまとめ

乗り心地や静粛性、耐摩耗性、グリップまで全てを求めるとやはりダンロップの「REGNO GRVⅡ」が最高レベルですが、なにせ価格が高いです。

次点ではヨコハマタイヤの「VEURO VE303」が来ますが、こちらも価格的に「REGNO GRVⅡ」と大差ないですし、それなら「REGNO GRVⅡ」を選びたくなりますね。

高速道路走行が多いならウェットグリップも考えたいところです。

ウェットグリップがb以上で乗り心地、静粛性がハイレベル、価格も手ごろという条件であれば、やはりのヨコハマ「BlueEarth RV-02」、トーヨータイヤ「TRANPATH LuⅡ」しかありません。

さらに上の乗り心地やグリップを求めるなら、「REGNO GRVⅡ」だと思います。

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アルファードのスタッドレスタイヤはどう選ぶ?

スタッドレスタイヤには、ほとんどのメーカーでミニバン用というカテゴリーはなく、乗用車用のタイヤを選ぶのが一般的です。

各メーカーとも、雪上やアイスバーンなどでの制動力に主眼を置いてスタッドレスタイヤを開発していますので、乗り味や静粛性などは後回しになってしまうのは致し方ないところでしょう。

従ってスタッドレスタイヤ選びついては、乗り心地や静粛性云々よりも自分が住んでいるエリアの降雪の状況や雪が降った時に無理をしてでも車に乗らなければならない状況が発生するのかなどの個々の状況の方がより重要な要素になってきます。

場合によってはチェーンにした方が良いでしょうし、降雪期間や走行距離などによって相応しいタイヤは変わってきますので、スタッドレスタイヤについてはこちらの記事をご参照下さい。

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