BLITZとコムテックのレーダー探知機の類似点と相違点

※2023年4月3日:最新の情勢に合わせて内容を見直しました。

こんにちは!LaBoon!!編集長の鈴木朝臣です。

先日からBLITZのレーダー探知機、「TL311R」の実機テストを開始しましたので、現時点でのコムテック「ZERO 709LV」との類似点・相違点についてまとめておきます。

デザイン面について

デザイン面については、正面のロゴ以外は全く同じで見分けがつきません。

起動画面はBLITZ仕様になってます。

本体ソフトウェアと機能について

ソフトウェアに関してはバージョンの違いだけで同じ物を使っているとように見受けられますが、BLITZの方にはドラレコ連動や外部入力に関するメニュー項目がありません。

※ドラレコとの連動機能は、今後のコムテックのドラレコの仕様とも関わって来る事から、その調整の難易度を考慮して連動機能をカットしたものと見られます。

OPの無線LANカードについて

BLITZもコムテックもWiFi・クラウド機能を使う為には、機種固有の設定となっているOPの無線LANカードが必要ですが、コムテックは公式サイトで配布しているカードクリエイターを使用すれば、汎用の無線LANカードを使用する事が出来ました

ユピテル・コムテックのWiFi対応レーダー探知機で社外無線LAN SDカードを使う方法
...

ブリッツからもこのようなソフトが配布されていますが、使用にはユーザー登録が必要となっています。

https://car-accessory-news.com/blitz-wifi/

データ更新方法とアカウントについて

各種データの更新については、BLITZもコムテックと同様にWiFi経由、PCを使用してのWEB経由で可能となっています。

データ更新に使用するソフトウェアは、デザインのみBLITZ仕様となっているようです。

クラウドサーバーについて

コムテック、BLITZともにクラウドサーバーを使用しての取締情報の自動・手動共有に対応していますが、形式上は全く別のサービスとなっていますので、アカウントは個別に必要になります。

ただし、これらのポイントを見る限り、データベースは別の物を使用していると見受けられます。

BLITZはコムテックのデータを引き継がず、ゼロからスタートしたと言えそうです。

クラウドによる自動拡散システムについても、コムテックと別のデータベースを使用する前提であるなら、新しく発売された「TL311R」のユーザー間だけでの供給になる可能性ありです。

コメント

  1. KE乗り より:

    いつもありがとうございます。

    そうすると、現在入手不可能なコムテック製品が
    入手可能になったと考えてよいのでしょうか?

    性能としては、変わらないと考えてよさそうですか?

  2. 板東 より:

    TL240Rを買って使ってましたが、誤受信だらけで使い物にならず
    保証で新品を送って来たけど!
    それも同じ様な症状で誤受信だらけ
    返品は効かないとか言うので
    2台並べて付けて、異常な欠陥状況を動画撮影して
    現在どう対処するつもりなのか交渉中❣
    何故、購入者がフィールドテストしなきゃならんの?

    • ドライブレコーダー専門家 LaBoon!!編集長 鈴木朝臣 ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣 より:

      板東様
      Kバンド誤報識別をONにした状態では、こちらの手持ちのTL311Rでは誤報はほとんど出ませんね。
      個体の誤差が大きそうですが、OEM元であるコムテックがこのような対応をしてますので、「仕様です!異常なし!」で返される可能性が高い案件だと思います。
      https://car-accessory-news.com/comtec-syuuri/

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