最近のケンウッドの彩速ナビは、年額3,900円のMapFanプレミアムに入会する事で5年以上/年2回までの全地図更新が可能なモデルがほとんどです。
現在ランエボ10に搭載している「MDV-Z702」は2015年モデルではありますが、完成度が高く現行モデルと基本設計は変わりませんので、まだまだ現役バリバリです。(最近はほとんど乗っていないというのは内緒ですが…)
年2回のコンスタントな地図更新は有難くもありますが、半年に一度の更新作業では手順を綺麗サッパリ忘れてしまい、彩速ナビについては更新前にメディアをカーナビ本体で更新用にフォーマットしなければならないという特殊な工程もあり、ちょっと面倒に感じる部分もあります。
どうやら2018年時点でもこの工程はほぼ全モデル共通のようですので、備忘録も兼ねてケンウッド彩速ナビの地図更新方法について書き留めておきます。
彩速ナビの地図更新方法は4通り
彩速ナビの更新データには、大きく分けると①ダウンロード版、②SDカード版の2種類があります。
ダウンロード版の場合にはMapFanプレミアムに入会する事で年額3,900円で春・秋2回の更新が可能です。
一方でSDカード版の場合には以下の3通りの購入方法が存在しています。
①販売店で購入~20,000円/春のみ
②定期購入(郵送)~9,980円/春のみ
③MapFanオンラインストアで購入~会員費用+4,700円/春のみ
と言った形ですのでMapFanプレミアムでダウンロード更新しないのであれば、ケンウッドの彩速ナビは買わない方が良いのではないか?というくらい、コスパに差があります。
今回は最もスタンダードな更新方法である、MapFanプレミアムでのダウンロード更新についてご説明します。
カーナビでSDカードを更新用にフォーマット
地図データのアップデートは専用ソフトで直接SDカードに書き込まれますので、事前にカーナビでの更新用メディアの作成が必要です。
カーナビのパネルを開けて8GB以上のSDカードを挿入します。(SDXCは不可とあるので、実質8~32GBのSD)
※因みにmicroSDカードと変換アダプタでも可能でした。
メニュー操作は機種によって違いがあるかも知れませんが、「MDV-Z702」の場合には「ナビ設定」→「その他」→「地図更新プログラム」→「更新専用SDカードの作成」という順番でした。
SDカードの作成自体はあっという間に終わります。
MapFanで更新データをダウンロード
まずは以下のページからKENWOOD MapFan Clubにログインします。(初回の場合には新規会員登録)
機種情報やダウンロードIDが表示されますので、IDを右クリックでコピーしておきます。
ケンウッドのサイトに戻り、以下のページから該当モデルをクリックし、「地図更新データをダウンロードする」の項目を選択します。
「更新はこちら」のボタンをクリックします。
地図更新データは以下の専用ソフトでダウンロードします。
更新ソフトをダウンロードしたら、先程の「更新専用SDカード」をPCに認識させます。(データはこのカードに直接保存されます)
SDカードがPCに認識されたら、KENWOOD Map Downloaderを起動します。
モデルを選択して次へを押します。
後は案内通りに進めて行けばSDカードに更新データが保存されます。
ダウンロードが完了したら、一応SDカードの中を確認しておきましょう。
カーナビでの更新処理
SDカードをカーナビのSDカードスロットに差し込み、パネルを閉めると確認メッセージが出るので「はい」を押します。
後はひたすら待つだけです。
手順書には20分くらいと書かれており、毎回そんなもんかと感じていましたが今回は35分掛かりました。
更新が終わると自動的に再起動が掛かりますので、バージョン情報を確認して終了です。
ケンウッド彩速ナビの地図更新方法のまとめ
以上、ケンウッドの彩速ナビの地図更新について説明しました。
ケンウッドのカーナビは解凍処理が不要でSDカードに直接データをダウンロード出来る代わりに事前に「更新専用SDカード」を作成しなければならないのが注意点になります。
(ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣)
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