フェラーリは本当に“燃えやすい”のか?車種別火災事例とリコール徹底検証【2025年版】

こんにちは!自動車系ライターの駆流斎です。

フェラーリと言えば——情熱の赤、官能的なエンジンサウンド、そして……炎上?

「またフェラーリ燃えてるよ!」

そんなコメントがSNSで飛び交うほど、火災の話題に事欠かないのがこの跳ね馬ブランド。

では実際、フェラーリは他のスーパーカーよりも“燃えやすい”のでしょうか?

本記事では、モデル別の火災リスク、リコール情報、そしてその理由をユーモアを交えて深掘りします。

🔥 燃えっぷりも超一流?フェラーリ車種別・火災伝説まとめ

🔥 458 Italia/Spider

「納車1時間で全焼」が都市伝説じゃなかった。

  • 原因:ホイールアーチ内の接着剤が高温で引火。接着剤よ、お前が燃えるんかい!

  • 対応:1,200台以上がリコール対象。接着剤を金属リベットに変更。

  • 名言:「走る前に燃えた。」

 📰 BBC News – Ferrari recalls 1,200 cars after fires


🔥 488 GTB/Spider

「パワーと炎は紙一重」

  • 原因:燃料ラインの接続不良による漏れ。ターボの熱気にガソリンがノックする。

  • 対応:リコール&納車停止処置。

  • コメント:「車もテンションが上がりすぎたら燃える。」

📰 MotorTrendによる報道


🔥 296 GTB/GTS

「ハイブリッドなのに、燃えます。」

  • 原因:燃料タンクのパイプがバッテリーカバーに当たって腐食。漏れたガソリンが点火して“電撃”のように炎上。

  • 対応:426台以上がリコール。保護スリーブ追加で“摩擦の火種”を封じる。

 📰 Carscoops – Ferrari 296 GTB Recalled For Fire Risk


🔥 SF90 Stradale/Spider

「未来から来た炎上マシン」

  • 原因:ターボチャージャーのオイル供給ラインが不良 → 高温時にオイルが漏れて着火。

  • 対応:走行禁止命令&全世界リコール。

  • ネットの声:「時速300km/hで炎上、それはもう“火の鳥”」

 📰 Motor Authority – Ferrari recalls SF90 due to turbo oil line issue


🔥 California T、F12、LaFerrari、812ほか

「燃料タンク周りが弱点。つまり“腹に爆弾”を抱えている」

  • 原因:燃料蒸気セパレーターや配管が破損しやすい → 蒸気が漏れて“天然ガス”状態に。

  • 対応:各モデルで多数リコール&部品交換。

  • 一言:「爆発こそしないが、やる気は常に満タン。」


🔥 なぜフェラーリは燃えやすいと言われるのか?

① 性能を追求しすぎた“熱男”エンジン

高出力・超高回転・ターボ過給・電子制御……。
まるで常に興奮しているF1マシンを公道に放ったような設計のため、ちょっとした燃料やオイルのトラブルでも燃えやすいのです。

② イタリア車の「情熱」は時に漏れる

部品密度が高く、配線・燃料ラインもギチギチ。そこへイタリアン気質の“自由設計”が加われば、接触・振動・熱で……ポンッと炎上

③ 実際に燃えてる“瞬間”が拡散されすぎ問題

納車直後の火災 → SNS → バズる → 「またフェラーリか」→ 印象定着。
マクラーレンやランボも実は燃えてるけど、跳ね馬は目立つ


⚖ 他のスーパーカーメーカーと比べてどうなの?

メーカー 燃料系火災リコールの傾向 備考
フェラーリ 多い(ほぼ毎年なにかしら) 高出力・密集設計が影響
ランボルギーニ ある(エキゾースト過熱が中心) ウラカンで数件リコールあり
ポルシェ 少なめ(マカンやカイエンでまれ) 基本的に堅牢設計
マクラーレン 燃えるけど静か(F1スピリット継承) 720Sなど一部で火災報告あり

🔥 まとめ:「燃える美学」か、リスクか?

フェラーリは、

✅ 実際に火災が起きたことがある
✅ 燃料・オイル系統のトラブルが多く、リコール頻度も高い
✅ でも、それでもカッコいい(なぜか許される)

という、“危険と魅力の紙一重”を地で行くクルマです。

オーナーになるなら、「消火器はオプションじゃない、必需品だ」くらいの覚悟を持ちましょう。

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