MAXWINのOBDメーター「M-OBD-V04A」の読者レビュー

こんにちは!ドライブレコーダー専門家の鈴木朝臣です。

今回は冷奴氏によるMAXWINのOBDメーター「M-OBD-V04A」の読者レビューです。

※このレビューはみんカラに分割掲載している内容をまとめたものです。

—-以下レビュー本文—

こんにちは!です。モニターで当たった「M-OBD-V04A」が届きました。ドラレコ着けてから実際の使用状況も撮ってレビューします。

OBD2に繋ぐだけで多数の車両情報を表示

「M-OBD-V04A」はOBD2に繋ぐだけで多数の車両情報を取得・確認出来るデジタルマルチメーターです。

エンジンルームの数多の配線やホースを切ってセンサー繋いで引き込んで、ブースト圧や水温・油温をそれぞれ取り出す手間とホースやセンサー、メーターとコントロールボックスと言った物の費用が省けます。

表示形式は6種類あり、下の画像の様にさまざまな種類から好きな物が選べます。

また、油温・水温・電圧・空燃比・燃費などモニターに表示される項目も幾つかは任意で変更が可能なので自分が見たい物を選んで表示させる事が可能です。

使用感について

私は上の画像左上のRPM+速度+3項目で油温・水温を主に表示させて使っています。

ECUのセッティングをされる様な人やサーキットを走る人には右上の9項目表示がかなり役立つかも知れません。

私の場合、主に油温と水温のチェックのために使っていますが以前の車で使っていたDefiのメーターの針の動きよりも表示が数字の分、油温と水温の把握はこちらの方が視認しやすく分かりやすいと感じました。

各種操作など

メーター表示の変更はメーター右上にあるダイアルスイッチを押す事で変えることが出来ます。

また、表示項目の変更はダイアルを左右に回す事でそれぞれ変更が可能です。

ダイアルスイッチを長押しする事で各種アラームの設定や表示項目の配色の変更が出来るメニューが起動します。

ただし、警告を発するエンジン回転数や水温の数値の設定を変えることはできますが、回転数のレッドゾーンの表示範囲そのものは変えることは出来ません。

124スパイダーの場合は6500回転がレッドゾーンの始まりなので丁度よかったですが、124スパイダー の前に一週間程度試用したハイエースのディーゼルでは4500回転がレッドゾーンの始まりなので車ごとに応じて表示の変更が出来ない固定式なのはちょっと残念です。

表示の精度について

車速や各項目の数値表示の情報は概ね正しいかと思います。

ハイエースでは装着しているナビ(クラリオン・MAX775W)は繋いだ車速パルスを通じて運転速度が表示できる仕様になっていますが、高速道路上で見比べたところ

・M-OBD-V04A→速度表示は概ねメーター通り、たまにズレても5km有るかないか
・MAX775W→5〜10km程度のズレているのが基本

という状態でした。

油温と水温は124スパイダー の場合は停車時は90度半ば程度まで上がりますが、走行時では80度半ばから90度代前半で目まぐるしく変化します。

サーキット走行やECU現車セッティングなどを嗜む方が安価にそれらの数値をモニタリングするための器材としては優秀な方ではないかと個人的には思います。

油温と水温の把握がしたかったので個人的にはこれだけでも満足できるポイントです。

ただし、ブースト計表示に関してはブースト圧の変化に液晶モニターの表示が追いついていない感じがします。ここは残念ポイントその2となります。

その他、気になった点

これ以外に残念というかやや懸念されるポイントその3は設置するための半ゲル状の台座(画像2)です。

個人的には熱に弱そうな印象があり、夏の暑い日差しで溶けそうな印象が有ります。

本体そのものはハイエースで10日ほど使って、直射日光に晒される暑い場所に放置したりもしましたが特に問題はなさそうです。

個人的に思う残念ポイント4は配線です。

配線が本体にしっかり固定されているので、ダッシュボードに設置する際は配線の取り回しには少し苦労しそうです。

 

124スパイダー 、ハイエースいずれも運転席真下にあるOBD2ポートに差し込み、ダッシュボード状

に設置しましたが、配線を上手く隠す事はできませんでした。

手間隙や価格を考えたらここは割り切るしかないかも知れません。

以下は実際に動かした所を撮った動画となります。カメラを近付け過ぎたのでやや見難いですが、参考までに。

(レビュワー:冷奴)

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