こんにちは!2年前にコペンを購入したものの、最近はほとんどドライブに行けていないOmiです。

今回は久しぶりにタイトルの「ぶどう峠」を絡めて、日帰りで往復350kmの日帰り長距離ドライブに行ってきました。

事前に軽く下調べをしていたのですが、思ったより走り易い林道でしたのでバイクのツーリングや、ただひたすら走る事のみにでも価値を見出す事が出来る「ドライブ野郎」へのおすすめの穴場コースだと感じましたので、この機会にご紹介します。

そもそもぶどう峠って?

ぶどう峠は群馬県南部と長野県北部を結ぶ、県道124号線の県境に位置する最高標高が1,510mの峠道です。(本格的な峠道は15km程度)

車でのドライブやバイクでのツーリングの他、マウンテンバイクでの走破やトレッキング目的で訪れる方も多いようですが、1985年の日航123便の墜落現場からほど近く、御巣鷹の尾根方面への見通しも良い事から、慰霊の為にここを訪れる方もいるようです。

この辺りの県境は非常に入り組んでいますので、埼玉・東京・神奈川方面からでもお住まいのエリアによっては日帰りで往復できるロケーションとなっています。

秩父駅周辺からだと車で2時間掛かりませんが、土日祝日だと時間帯によってはもう少し掛かるかも知れません。

なお、「ぶどう峠」と聞くと野ブドウや山ブドウが群生している場所があるのでは?と連想してしまいますが、残念ながらそんなものはありません。

「ぶどう峠」は漢字表記だと「武道峠」となり、その名前の由来は残念ながらはっきりしたところは分かりません。

ネット上では武蔵国に続く峠だから「武道」、武器を運ぶルートであったから「武道」なのだ、と「私は想像します」と言った情報は散見されるものの、これらの根拠となる情報ソースが見当たりませんので、個々で好きに想像しましょう。(周辺自治体の歴史民俗資料館などで調べれば分かるかもしれません)

「武道峠」の名前の由来を発見された方はお教え頂けると幸いです。

ぶどう峠への行き方

ぶどう峠への行き方はお住まいの地域にもよりますが、周辺には道の駅程度しか昼食をとれる場所がありませんので、まずは秩父市街を目指しましょう!

秩父市街からぶどう峠の終点までは片道2時間弱、往復で4時間程度になりますので、日帰りで考えるなら秩父まで2時間くらいで行けるエリアに住んでいる事が前提となりますね。

今回は豚みそ丼やわらじカツ丼などの秩父名物を味わえる「ちんばた」にて豚みそ丼を頂きました。

また、ぶどう峠への入り口は秩父方面から国道299号線で小鹿野を経由しますので、東大門のわらじカツやまたぎ豚ぶりもおすすめです。

秩父に行ったら食べてみたい「わらじカツ丼」4選

昼食をとったら国道299号線を群馬方面にひた走り、川の駅上野(うえの)を目指しましょう。

順調に進めば秩父市街からは1時間15分程度で着きますので、ここで小休止です。

なお、川の駅上野の6km手前には道の駅上野も存在していますので、秩父で食事をとらずにここで済ませても良いでしょう。(ここは群馬県なので埼玉県民としては秩父名物をお召し上がり頂きたいですが…)

川の駅上野を出るとすぐに十石峠とぶどう峠の分岐の案内看板が出てきますので、ここを左折するとぶどう峠へのドライブがスタートします。

ぶどう峠の見どころ

全行程の動画は最後に掲載していますので、先にぶどう峠の見どころを順番にご説明します。

利根川源流の神流川を流れを感じつつ

国道299号線から左に折れると、ほどなくして利根川支流の源流の一つである神流川(かんながわ)が左に見えてきますので、小川のせせらぎを耳で感じながら片側一車線の道を悠々と進みます。

このような景色の道をしばらく進むと、御巣鷹の尾根、しおじの湯、上野ダム方面への分岐案内板が左手に見えてきますが、日帰りでは時間が足りないのでここはスルーしてぶどう峠に向かいます。

時間に余裕がある方は、「浜平温泉 しおじの湯」に立ち寄ってみるのも良いでしょう。

美肌の湯なのでドライブ野郎向けの温泉ではないみたいですが、露天風呂もあるみたいです。

しおじの湯

渓流釣りスポットを横目になだらかな林道コースに入る

先程の分岐点を過ぎると片側1車線から道幅が狭くなり、林道コースに入って行きます。

道中で何か所か渓流釣りの為の駐車スポットらしきものが存在し、フライフィッシングなども楽しめるようです。(有料)

中ノ沢毛ばり釣り専用区

本番はくねくね峠道でも走り易い林道

神流川と釣り場と別れを告げると、本格的な峠道に入ります。

峠道に入ると、うぐいすの鳴き声や小鳥のさえずり、虫たちの賑やかなオーケストラが出迎えてくれます。(今回は5月下旬に訪れましたので、季節によっても変わるでしょう)

道はところどころ細くなっているところもありましたが、勾配もそれほどきついところはなく、交通量も極めて少ないですし、普通車2台であれば問題なくすれ違いが可能なところが多いのでのんびりと林道ドライブを楽しめます。

祠の横から御巣鷹の尾根を望む

林道を数km登って行くと、左側に小さな祠が目に入ります。

祠の横には案内板があり、上野村/佐久市の下に「前方御巣鷹山」と書かれています。

この地点は地図上では以下のポイントとなり、案内板の写真は南南東方向に向いて撮影した物です。

日航123便が墜落した場所は「御巣鷹山の尾根」ですが、これは実際には「御巣鷹山」ではなく、「高天原山(たかまがはらやま)」の尾根に属するものだそうです。

マスコミが「御巣鷹山」と報道した為に、後になってこの墜落現場を「御巣鷹山の尾根」と命名したとの事なので、案内板に書かれている手前の山が標高1639mの「御巣鷹山」であり、その奥の少し高い山が1978mの墜落現場である「高天原山」と言う事になりそうです。

「ぶどう峠」の最高標高地点

お堂のあるポイントから車を先に進めると、1分も経たないうちにカーブ手前に「長野県 北相木村」の標識が見えてきます。

このカーブを曲がりきるとぶどう峠の最高標高地点に到達です!

このポイントには「ぶどう峠」の石碑と、道中安全を祈念したお堂の中にお地蔵さんがおられます。

ベンチとテーブルもあり、ここでお弁当を食べてから帰路につかれる方もいらっしゃるようです。

こちらからは右手の比較的近い距離に「御座山」が見え、やや南の奥側には山梨県・埼玉県・長野県を隔てる「甲武信ヶ岳」や甲斐の山々が展望できます。

なお、この地点からは八ヶ岳方面は見えませんが、ぶどう峠の北側の斜面を登ると八ヶ岳の方までしっかり展望できるそうです。

■ やっぱり自然が好き 上野村 アカヤシオ満開のぶどう岳と船坂山

私は軟弱なので車で行けるところまでしか行きませんが…マムシに咬まれたり滑落死したくないしね。

でもちょっとだけ登ってみたい願望はありますけど…。

 

このポイントからさらに長野県側に進むと、3~4kmの下り道が続き、峠道は終わりになります。

その先には「長者の森」と言うキャンプ場もあり、利用料金も安く抑えられていますので家族持ちの方は夏休みに宿泊してみるのも良いですね。

ぶどう峠の動画編

動画については「川の駅上野」から長者の森の手間付近まで、TENKERの「EX7000 PRO」で撮影しています。

まとめ

以上、ぶどう峠の行き方と見どころについてご紹介しました。

ロケーション的には周辺に観光地が少ない事から万人向けではなく、ただ走る事だけで楽しい、車は走らせてナンボじゃ!と考えている方向けのコースです。

十石峠の様に険道でも酷道でもありませんし、道路の整備状況も悪くないので、「ドライブ野郎」にはおすすめです!

因みに今回は今シーズン初のコペンのまともなドライブでしたので、腕が日焼けで大変な事になりました…。

(ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣

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