シガーソケットUSB おすすめ48+14選

シガーソケットUSBはメーカーやアイテム数が星の数ほどあり、今後も増加傾向にあります。

以前からこのようなシガーソケットUSBの比較ページを作ろうと思ってはいたのですが、何分種類が多過ぎて二の足を踏んでおりました。

ただ、最近自分の車でのシガーソケットUSBの使用環境に不満を感じる場面が増えて事あり、何とかもっと便利にならないものかと考えながら、主要メーカーの製品を相当数チェックしたところ、面白いものが結構見つかりました。(これからオープンカーを増車しようという企画もあるので)

■ 安いオープンカーの購入計画

 

中には専用のモバイルバッテリーと組み合わせる事で、モバイルバッテリーの充電時間が相当短縮できるものもあったり、デザインや機能性が優れているもの、面白いものもありました。

このページではシガーソケットUSBについて、次の3つのカテゴリーでおすすめのモデルを紹介します。

 

本題に入る前に大きなまずは業界の傾向を知っておいて頂きたいと思いますので、(これを知っていると選ぶ際の参考になるかも)興味のある方は順に読み進んでください。

すぐにおすすめモデルを見たい方はこちらのリンクをクリックして下さい。

  1. シガーソケットUSBのメーカーは、次の5分野から参入
    1. カーアクセサリー総合メーカー
    2. カーアクセサリー専門メーカー
    3. パソコンパーツ、周辺機器メーカー
    4. スマホアクセサリーメーカー
    5. 輸入業各社&個人
  2. 目的別おすすめシガーソケットUSB
    1. とにかく充電が早い方が良い人向け
      1. Quick Charge3.0対応ポート搭載
        1. 1ポートタイプ
        2. 2ポートタイプ
        3. 3ポートタイプ
        4. 4ポートタイプ
      2. USB TYPE-C対応ポート搭載
        1. 2ポートタイプ
        2. 3~4ポートタイプ
      3. QC/TYPE-Cに対応しているデバイスを持っていない人向け
        1. 2ポートタイプ
        2. 3ポートタイプ
        3. 4ポートタイプ
  3. デザインや機能が面白いシガーソケットUSB
    1. 「サンワダイレクト」USB7ポートチャージャー
    2. ESONIC Bluetoothイヤホン付き シガーソケットUSB
    3. デザイン重視の「REMAX」のおもしろUSB充電器
      1. ドラレコやレーダー探知機の簡単配線におすすめのカップ型モデル REMAX「RCR-3XP」
        1. 30系アルファードの場合
        2. ランエボ10の場合
        3. L800K コペンの場合
      2. カジュアルなカップ型モデル REMAX「RCE-2XP」
      3. コンパクトで便利な1台4役モデルREMAX「RCC103」
      4. 電流・電圧チェッカー付きのスタンダードタイプ REMAX「エイリアン」
      5. ハンマー付きシガーソケットUSB「RC-C205」
      6. Bluetoothイヤホン付きシガーソケットUSB「RB-T11C」
      7. 超音波アロマ加湿器搭載「RT-C01」
  4. シガーソケット分配器及びUSB充電器
    1. UGREENのシガーソケット分配器
    2. 星光産業のシガーソケット分配器
    3. BESTEKのシガーソケット分配器
    4. カーメイトのシガーソケット分配器
    5. オウルテックのシガーソケット分配器
    6. ミラリードのシガーソケット分配器
  5. シガーソケットUSBのまとめ

シガーソケットUSBのメーカーは、次の5分野から参入

各メーカーの製品の特徴を押さえる為には、その生産の背景を知る事が大切です。

シガーソケットUSBは構造が比較的簡易な為、様々な業種からメーカーが参入して来ていますが、大きく分けると次の5つの分野からの参入になります。

  • カーアクセサリー総合メーカー
  • カーアクセサリー専門メーカー
  • パソコンパーツ、周辺機器メーカー
  • スマホアクセサリーメーカー
  • 輸入業各社&個人?

これらの5つの業種によって、製品の生産のながれや製品自体の特徴がかなり異なります。中には線引きが曖昧なところもありますが、ざっくり分けるとこの5つになります。

カーアクセサリー総合メーカー

有名どころでは、カーメイトミラリード星光産業などがこれに当たります。

カーアクセサリー総合メーカーは、昔から商品構成の一環としてシガーソケットUSBをラインナップに入れていますが、充電器の出力や充電規格が古いのが特徴です。

※取り扱い品種・品目が多いので人的資源をシガーソケットUSBばかりには回せない為

 

半面、車内アクセサリーとしてのデザイン面や、設置のし易さ、使い易さに関してはこれらのメーカーの方に分があります。

極端な例としてはプリウスなどの車種専用のパネル一体型ものもなどが挙げられますが、他にも後部座席用に便利な形状のものなど、主に家族使用の車に向いていると考えられます。

基本的には自社企画、工場は自社ものもあれば他の工場を使ったり、企画を工場から貰うケースもあるかと思います。

■ 「カーメイト」のシガーチャージャー おすすめ10選

■ 「ミラリード」のシガーチャージャーおすすめ10選

■ 星光産業シガーチャージャー 全21種類を紹介

カーアクセサリー専門メーカー

有名どころではBESTEKなどがこれに当たります。

カーアクセサリーのうち、インバーターやジャンプスターターなどの特定の品種を生産・販売しているメーカーです。

取り扱い品種が少ないので総合メーカーよりも充電器の出力や充電規格は新しい傾向はありますが、カーアクセサリーという観点から見た場合、品揃えの幅が狭く選択肢が少ないのが難点です。

企画としては自社ものもが多いようです。

■ 「BESTEK」のシガーチャージャーおすすめ3選

パソコンパーツ、周辺機器メーカー

オウルテックエレコム、バッファローなどのメーカーがこれに当たります。

これらのパソコン関連のメーカーがカー用品に進出している背景は、スマホの普及によってパソコン関連の売上が激減している為、全体的には右肩下がりのカー用品業界の中でも伸びしろのあるドライブレコーダーやスマホ周辺機器に手を出してきているというところです。

もともとは専門外の分野ではありますが、USB関連機器との親和性は高い為、企画も比較的新しく、品揃えも豊富です。

ただし、デザインの面ではバリエーションが少ない為、面白みに欠ける部分がありますし、カーアクセサリーメーカーではないので使い易さという面では及ばない点もあります。

企画としては自社ものもが多いようです。

■ オウルテックのおすすめシガーチャージャー8選

■ 「エレコム/ロジテック」のおすすめシガーチャージャー15選

スマホアクセサリーメーカー

AnkarAukeyRAVPowerSKYLETなどがこれに当たります。

これらのメーカーは、スマホアクセサリーの一環としてモバイルバッテリーやスマホホルダー、シガーソケットUSBなどの自社規格の製品を販売しています。

基本的には最も早く新しい充電規格が反映される、家庭用のスマホ充電器と並行してモバイルバッテリーやシガーソケットUSBを開発していますので、性能・機能面では最先端である傾向が強いです。

また、最近のビジネスモデルとして各国に進出したAmazonを利用してのメーカー直販という形態が非常に注目されており、急成長している企業も多いようですが、これらのメーカーは主に中国で製造した製品(他のカテゴリーのメーカーも生産地は中国が多い)をメーカー直販という形で各国で販売しています。

メーカーが直接レビューや不良品対応などを行う事で商品の改善サイクルが早く、価格も安くなる傾向があります。

半面、カーアクセサリーメーカーでは決してありませんので、単体での性能(主に出力や充電規格)では優れているものの、車内インテリアに合わせにくいであるとか、その他の車内の快適性を追求した付加価値は少ない傾向にあります。

まあ、分かり易く言うと単品では安くて優秀だが、他のカーアクセサリーや車内インテリアを考える上ではカーアクセサリーメーカーの物を選んだ方が良いこともあるでしょう、という事です。

■ 「Anker」のシガーチャージャーおすすめ7選

■ 「Aukey」のシガーチャージャーおすすめ9選

■ 「RAVPower」のシガーチャージャーおすすめ4選

■ 「SKYLET」のシガーチャージャーおすすめ5選

輸入業各社&個人

これは上のパターンの小規模メーカーや個人出品のケースです。

Amazonでは企業の大小や個人・法人に関わらず少ない経費で商品の出品が可能です。私が物を仕入れてきて個人で販売、決済と配送はAmazonに委託する事も簡単に出来てしまう状況です。

このカテゴリーは商品の出所が様々で、工場から直接買ったり、輸入業者から仕入れたり、転売したりなどのケースが考えられます。

また、品質や性能も玉石混淆で選ぶのにある程度の選球眼が必要になってきます。

何回か使用したら煙を吹いて使用出来なくなるなどのトラブルもあるようです。

目的別おすすめシガーソケットUSB

では、ここからは次の目的別に上記の各メーカーのおすすめアイテムを紹介していきます。

とにかく充電が早い方が良い人向け

通常のシガーソケットUSBの最大出力は、1ポート当たり5V2.4Aとなっています。

iPhoneなどでもバッテリーの残量が少ない状態だと瞬間的に2.0A程度の電流が流れる事がありますので、とにかく充電の速さが命と考えている人はこのカテゴリーがおすすめです。

更に一部のandroid端末では5V2.4A以上の充電に対応しているUSB-TYPECポートや、クァルコム社のQuick Charge3.0に対応しているものもあります。

これらの充電規格に対応しているシガーソケットUSBもありますので、ここでは最大充電能力が高い順に紹介していきます。

Quick Charge3.0対応ポート搭載

MAXで通常の4倍の速さで充電が可能なQC3.0ですが、これに対応するシガーソケットUSBは以下の通りです。

1ポートタイプ
エレコムSKYLETAnkerAukey
MPA-CCUQ01
SKYLET
PowerDrive+ 1
CC-T13
QC3.0×1QC3.0×1QC3.0×1QC3.0×1
最大不明最大不明最大24W最大18W
計1ポート計1ポート計1ポート計1ポート

こちらの4モデルはどれも比較的大きいメーカーの物ですし、スペックにも大差はありませんのでデザインの好みや車のインテリアに合わせて選ぶと良いかと思います。

2ポートタイプ
エレコムRAVPowerLOEAnkerAukey
MPA-CCUQ02BK
RP-VC007
LOE
PowerDrive Speed 2
CC-T8
QC3.0×1QC3.0×1QC3.0×1QC3.0×2QC3.0×2
2.4A USB×12.4A USB×1USB-C×1--
最大不明最大36W最大不明最大39W最大36W
計2ポート計2ポート計2ポート計2ポート計2ポート

こちらは3つの構成があり、「QC3.0+5V2.4A」、「QC3.0+USB-C」、「QC3.0×2」という具合です。

QC3.0が2ポート必要かどうかはユーザーの環境に大きく左右されますので、デザインと価格などを考え合わせて選ぶと良いでしょう。

なお、コスパで考えるとAukey製品が最も高いと思います。

3ポートタイプ
ElzoMarsTechWollpo
Elzo
MarsTech
MarsTech
Wollpo
QC3.0×1QC3.0×1QC3.0×3QC3.0×1
---USB-C×1
2.4A USB×22.4A USB×2-2.4A USB×1
最大42W最大不明最大不明最大33W
計3ポート計3ポート計3ポート計3ポート

3ポートタイプは市場の需要が少ないからなのか、あまり大手は手を出していませんね。

価格的には1000円を切るものもあるのでガジェット好きな方は3ポート以上は如何でしょう(笑)

4ポートタイプ
RAVPowerJ5 createPasonomi
RP-VC003
JUPV41
Pasonomi
QC3.0×1QC3.0×1QC3.0×1
-USB-C×1USB-C×1
2.4A USB×32.4A USB×22.4A USB×2
最大54W最大49.5W最大50W
計4ポート計4ポート計4ポート

4ポートタイプになると更に種類が減ってしまいます。

2ポートに比べるとヘッドが大きくなりますし、後席分と考えるならケーブル付きの物かシガーソケット分配器で後方に配線を伸ばした方が良いケースもあります。

一人でスマホ+タブレット+モバイルルーター+iCOS充電機+モバイルバッテリーなどの構成であれば4ポートタイプも悪くはないですね。

USB TYPE-C対応ポート搭載

USB TYPE-C対応デバイスを使用している方にはこちらがおすすめです。TYPE-Cの場合はQC3.0と異なり、コネクタの形状が専用の為、1ポートモデルはないようです。

2ポートタイプ
LOEAukey
LOE
CC-Y1
CC-Y7
QC3.0×1QC3.0×1-
USB-C×1USB-C×1USB-C×1
--Power Delivery×1
最大不明最大33W最大36W
計2ポート計2ポート計2ポート

2ポートタイプは「USB TYPE-C+QC3.0」、もしくは「USB TYPE-C+Power Delivery」の2択一になっています。

「Power Delivery」の普及率自体がどうなのか分かりませんが、ほぼ選択肢がない状態ですね。

「USB TYPE-C+QC3.0」の方はAukeyの方がコスパが高いようです。

3~4ポートタイプ
WollpoStarryBayJ5 createPasonomi
Wollpo
StarryBay
JUPV41
Pasonomi
QC3.0×1QC2.0×1QC3.0×1QC3.0×1
USB-C×1USB-C×1USB-C×1USB-C×1
2.4A USB×12.4A USB×12.4A USB×22.4A USB×2
最大33W最大不明最大49.5W最大50W
計3ポート計3ポート計4ポート計4ポート

3ポート以上もあまり種類がありません。

どれも似たような構成ではありますが、コスパ的にはPasonomiの製品が最も優れていそうですね。

QC/TYPE-Cに対応しているデバイスを持っていない人向け

QC/TYPE-Cは対応デバイスがandroidの一部だけですので、ほとんどの人は2.4A出力のUSBポートの物で事足りると思います。

このゾーンはラインナップが豊富なのでデザインの選択肢の幅が広いですね。選ぶのが最も楽しいところではないでしょうか?

2ポートタイプ
AnkerAukey
PowerDrive 2
PowerDrive 2 Elite
CC-S1
CC-S7
2.4A USB×2
最大4.8A/24W
計2ポート

AnkerとAukeyはこの手の製品の人気トップレベルのメーカーですが、Ankerの方がデザインがやや凝っており、Aukeyはベーシックで価格が安い傾向があります。

RAVPowerSKYLET
RP
RP-VC006
SKYLET
SKYLET
2.4A USB×2
最大4.8A/24W
計2ポート

RAVPowerについてはAukeyと似た感じではありますが、カラー展開が面白く、SKYLETはスクエアタイプで電圧系を搭載するモデルがあるなど、実用性に優れています。

星光産業ミラリードオウルテックWicked Chili
EM-124
PJ13-39
OWL-CCU2D48T
Wicked Chili

2.4A USB×2
最大4.8A/24W
計2ポート

こちらは各社デザインや長さが様々です。

なおドイツメーカーのWicked ChiliはBMWやポルシェなどの純正パーツとして使用されているメーカーですので、欧州系の輸入車におすすめですね。レクサスなどの高級車などにも使用されている方が多いそうですので黒系のインテリアであれば国産車でもしっくり合うのではないかと思います。

因みに見た目が同じでも4.8A出力の物と2.4A出力の物があり、iOSとAndoroid、その他スマホは別の型になり、3種類ありますので間違わないように注意が必要です。

 

 

 

3ポートタイプ

3ポートタイプに関しては全てのポートで2.4Aの出力は必要になるケースはまれだと思いますので4.8A以上の物を紹介します。

中には2.4A×3の7.2A出せるものもありますので、デザインと用途のバランスで考えると良いでしょう。

AnkerMUSONSKYLETエレコム
Anker PowerDrive+ 3
MUSON
SKYLET
MPA-CCU04BK
最大7.2A/36W最大5.2A/26W最大4.8A/24W
計3ポート

出力重視ならばAnkerとMUSONの物がおすすめですが、MUSONの方の安定性は不明ですね。(笑)

4ポートタイプ

4ポートタイプに関しては5.9A以上の物を紹介します。同様に目的とデザインで選ぶのがおすすめです。

AukeyPasonomi TeckNet1byone
AiPower1
Pasonomi
TeckNet
1byone
9.6A/48W9.6A/48W9.6A/48W9.6A/48W
計4ポート
ELUTSKYLETエレコムオウルテック
ELUT
SKYLET
MPA-CCU05
OWL-ADDCU4
9.6A/48W最大6.8A/34W最大6.8A/34W最大5.9A/29.5W
計4ポート

どれもスペックの割には価格はそれほど高くないのが嬉しいところですね。

 

デザインや機能が面白いシガーソケットUSB

ここからは7ポートの多連USBポート搭載のモデルや、シガーソケット分配器を搭載したもの、その他デザインや機能が一風変わった面白アイテムを紹介していきます。

「サンワダイレクト」USB7ポートチャージャー

こちらはシガープラグ部分に2ポート、ハブ部分に5ポートで合計7ポートのUSBポートを搭載したモデルです。

 

どちらかというとミニバンなどで後部座席の電源を多めに必要とする方向けのチャージャーだと思います。

ミニバン以外にもドライブレコーダーの電源をUSBポートから取りたい人などは、グローブボックスにハブ部分を収納しておく事で面倒な配線の取り回しなしでスッキリした車内空間を実現しやすくなるでしょう。

■ サンワダイレクト 7ポートUSBポートカーチャージャーを面白半分で購入したら意外と便利だった

ESONIC Bluetoothイヤホン付き シガーソケットUSB

ESONICのシガーチャージャーは1A×2ポートのスタンダードな性能ですが、Bluetoothイヤホンが付属するちょっと変わったタイプのモデルです。

イヤホン部分に充電式の電池が内蔵されており、シガーチャージャーと付属のポータブル充電器での充電が可能となっています。

スマホとBluetooth接続し、着信中にシガーチャーからイヤホンを抜く事で通話時の音声がイヤホンから流れるようになります。

また、スマホの音楽などもイヤホンから流す事も出来ますので、車以外でもバイクや自転車での音楽視聴にも便利かと思います。

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デザイン重視の「REMAX」のおもしろUSB充電器

「REMAX」自体が基本的には世の中にありふれたベーシックなデザインのものは取り扱っていませんので、超デザイン重視のメーカーではありますが、これは機能性や品質が悪いという事ではなく、標準以上の機能性と信頼性+スタイリッシュなデザインで押しているメーカーと言えます。

まあ、デザインの良し悪しは100%主観ですので良く言えば「カッコいい」、悪く言えば「どぎつい」となるかも知れませんが、きっとこのページを見て頂いている方の何%は「こういうのが欲しかった」と感じるに違いありません。

私も「REMAX」の品揃えを見ると「これは超欲しい!」と「これは絶対いらん!」のふたつに分かれます(笑)

デザインの特徴としては「クール」「エレガンス」「カジュアル」「スポーツ」に分かれる感じなので、皆さんもどれか一つは気にいるものが見つかるのではないでしょうか?

ドラレコやレーダー探知機の簡単配線におすすめのカップ型モデル REMAX「RCR-3XP」

「RCR-3XP」は2つのシガーソケット分配器と3つのUSBポートを搭載するカップ型のシガーソケットUSBです。

スペック上はUSBの3ポートが5V/3.1Aと表記されていますが、シガーソケット分配器の部分も合わせると根元の部分で12Vでどれくらいの電流までが流れるかの記載がないようです。

電圧チェッカー機能付きなので、エンジンオフの際の電圧である程度のバッテリーの弱り具合が把握できます。(11V台前半まで落ちてるとヤバいかも知れません)

 

 

こちらはREMAXさんからサンプルを頂いたのですが、カップホルダーがコンソールボックスの前方にある車に設置するのがおすすめの使い方だと感じました。

車種やグレードによってその位置関係が変わる場合もあるので、なかなかどの車種におすすめとは言い難い部分もありますが、一例として設置・使用方法を紹介します。

30系アルファードの場合

現行モデルのアルファードは、S系のシガーソケットはシフトレバーの下、S系以外はコンソールボックスの中という厄介な仕様です。

なぜこんな場所にシガーソケットを設置したのか…理解に苦しむのですが、コンソールボックスのすぐ手前にカップホルダーがある為、「RCR-3XP」との相性は非常に良いと感じました。

カップホルダーの数はフロントに6ヶ所ある為、1つくらい潰しても全く問題はないのはありがたい部分です。

ランエボ10の場合

ランエボ10の場合にはシガーソケットがシフトレバーの前方、カップホルダーはコンソールボックスの前方となる為、シガーソケット→シフトノブ→カップホルダーの流れになります。

この場合、SST車の場合はさほど問題にはならないかと思うのですが、MT車の場合には配線を工夫しないとシフトチェンジの邪魔になります。

さらには灰皿がシガーソケット横にある為、灰皿を使用するのであればクランパーなどで「RCR-3XP」の配線部分を内装に固定する必要が出てきますね。

ただ、フロントのパネル周辺にスマホなどのデバイスを設置する事を考えると、「RCR-3XP」からのケーブル類をまたシフトノブを挟んでフロント側に戻さなければならない為、この位置関係の配置の車には設置は向いていないと感じました。

L800K コペンの場合

コペンの場合にはドリンクホルダーがコンソールボックスの後ろ側なので通常の方法では設置は不可です。

配線を工夫して内装を剥がせば余裕で設置できますが、スマホなどの電子デバイスは前方で使用するものなのでそこまでするメリットはあまりないように思いますね。

まあ、ランエボ10もコペンも快適性を求めるべき車ではないので仕方ないですが、アルファードのシガーソケットの位置は頂けないですね。(笑)

なお、分配器の部分も含めて一体どれくらいの電流が流せるのかと…試しに次の7つの電子デバイスを繋いでみました。

・iPhone7×1

・ドライブレコーダー×1

・Windowsタブレット×1

・モバイルルーター×1

・モバイルバッテリー×2

・ジャンプスターター×1

流れている電流量は、「RCR-3XP」のUSBポート分の2.4Aと、分配器のシガーチャージャーの片方が3.4A、もう一方は計測できる機器がなかったので不明ですが、トータルで5V/7Aくらいは出てるんじゃないか?多分…言う感じです。

出力的には充分ですね。

カジュアルなカップ型モデル REMAX「RCE-2XP」

「RCE-2XP」は前述の「3XP」のUSB×2ポートタイプです。

「2XP」と「3XP」ではデザインに大きな違いがあり、おそらく…ですが両方好きな人はあまりいないかと思います。

 

どちらかというと女性向け、もしくはコンパクトカー向けかな?と感じますが、コンパクトカーでもスポーツテイストやクラシック調のインテリアの車もあるかともいますので、最終的には好みの問題です。

設置方法や使い勝手に関しては「RCR-3XP」と同様です。

以下、車種別の設置イメージです。

 

アルファードの場合には「RCE-2XP」の方が合っているような気もしますね。

スポーツタイプや黒が基調のインテリアなら「RCR-3XP」の方がマッチしそうです。

まあ、車内インテリアは主観以前にあまり気にしない人もいるでしょうし、一番大事なのは自分が気持ち良く運転出来る事だと思います。

何が気持ち良く感じるかは人それぞれですからね。

なお、「RCE-2XP」についても出力はトータルで5V/6A以上は出てるのではないかなと思います。

コンパクトで便利な1台4役モデルREMAX「RCC103」

スマホはiPhoneだけどタブレットはandroid、モバイルルーターなども車内で使用する場合にはライトニングケーブルとmicroUSBケーブルの2種類のケーブルが必要になって持ち運びが面倒だったり、見た目が残念な事になってしまいがちですよね。

「RCC103」はシガーチャージャー+ライトニングUSBケーブル+microUSBケーブル+USBポートの4つの機能をコンパクトなシガーソケットUSBです。

ケーブルには邪魔になりにくいカール状のものが使用されていますので、軽自動車などの車内スペースの狭い車にもおすすめです。

 

 

シガープラグ部分の上部にUSBポートがついており…

カールケーブルの先端はライトニングとmicroUSBの切り替え方式となっています。

同時に給電できるのは2つのデバイスのみですので、がっつりハードにスマホやタブレット、モバイルルーター・モバイルバッテリーなどを使う人には物足りませんが、おそらく世の中の大半を占める一般のスマホユーザーなら充分なポート数だと思います。

このモデルの良いところはシガーソケットとシフトノブの位置関係に関わらず、ほとんどの車で配線の取り回しなどを考えずにお手軽にスマートにまとまった車内充電環境を実現できる点かと思います。

余ったケーブルも、ちょっとした隙間に押し込み易いのも良いですね。

カラーはゴールドとシルバーグレーの2色展開となっていますので、車の内装のイメージに合わせて選ぶと良いでしょう。

電流・電圧チェッカー付きのスタンダードタイプ REMAX「エイリアン」

RENAXのエイリアンは、イカ?のようなエイリアンのようなクールで尖ったデザインに、電流・電圧チェッカー機能が付いた2ポートUSBシガーソケット充電器です。

 

 

ドライブレコーダーの駐車監視モードを使用したり、あまり乗らない車の場合にはバッテリーの寿命が縮まる可能性がありますし、JAFの出動理由のNo.1はバッテリー上がりだそうなので、面倒なトラブルに巻き込まれない為に日々のバッテリーの健康状態を把握しておきましょう。

ここにもエイリアンが登場していますね。(笑)

基本的にはクール系のデザインなので、黒を基調としたスポーツ系のインテリアにマッチするかと思います。

ハンマー付きシガーソケットUSB「RC-C205」

これはなかなか発想が面白いシガーソケットUSBですが、「RC-C205」は事故などでドアが開かなくなってしまった際の緊急脱出用ハンマーを兼ねた一風変わったアイテムです。

 

レアなケースではありますが、車両火災の危険が差し迫ったり車が水没しそうになった時にガラスを叩き割って脱出する事が出来でしょう。

使い方を誤るとかなりの殺傷能力を発揮しそうなデザインですので、車内で喧嘩をしても相手を殴ったりしないように注意しましょう!

その凄まじい殺傷能力とは裏腹にデザインは丸みを帯びた優しい感じでカラーもパステル調ですので女性におすすめかも知れませんね。

この形を見ると色んな使い方を想像してしまいますが、決して間違った使い方をしてはいけません。

なお、充電ポートは2つで2.4Aですのでスマホ×2台の充電がおすすめです。

 

実際にREMAXさんからサンプルを頂きましたが、特にシルバーに関してはデザイン的に癖がないので、どんな車にもピッタリ合いそうな印象です。

流石に「ハンマーデザイン」というだけあって、手に持ってみるとずっしりと重みを感じます。

先端部分はこの通り尖っていますので、窓ガラスなどは簡単に割れそうです。

因みに、この「RC-C205」を初めて手に取って私が反射的にやってしまたのが、最近凝り気味の肩のマッサージです。(笑)

長時間車を運転すると疲れもたまりますので、2時間に一回程度の休憩が必要ですが、その際の肩のマッサージにもなかなか良いと感じました。

Bluetoothイヤホン付きシガーソケットUSB「RB-T11C」

「RB-T11C」はスマホとBluetooth可能なイヤホンが付属する2ポートのシガーソケットUSBです。

 

こちらは筒状のボティに2.1A+1Aの2ポートのUSB充電ポートを搭載し、上部に蓋のような形でイヤホンが収納されています。

充電器としての性能部分については、その形状からチェッカーを使用して計測する事は出来ませんでしたが、充電時間を考えると通常の急速充電対応のものと変わりませんでしたので、1.0~1.3A程度の電流が流れていると思います。

この充電器の面白いというか便利なところは、スマホとBluetooth接続でハンズフリー通話が可能な点です。

最近のカーナビにはBluetooth接続によるハンズフリー通話機能が搭載されているものも多いですが、デメリットとして相手の声が車内全員に聞こえてしまったり、相手にも車内の話し声や雑音が届いてしまったりという事が挙げられ、私はそれが嫌なのであまり使っていなかったりします。

一方でこのdはおそらく(使用テストした感じでは)イヤホンの部分に音声を拾うマイクが搭載されているようで、相手の声が外に漏れないだけでなく、社内の雑音や話声なども相手に届きにくい仕様となっているのがポイントです。

私の場合、電話の内容は家族であってもあまり聞かれたくないですし、特にプライバシーを重視する人にはおすすめのハンズフリー通話機器&車載充電器であると思います。

因みに「RB-T11C」でのハンズフリー通話の運用方法ですが、スマホでBluetooth通信機器として登録し、接続をONの状態にしておくと、スマホに着信があった際にイヤホンの部分を本体から外すと通信が通話が開始され、イヤホンを収納すると通話が終了します。

なお、スマホで再生している音楽や動画の音声などもイヤホンから聴くことが可能ですが、こちらの機能は運転中は危険なので使用しない方が良いかも知れませんね。

「RB-T11C」はシルバーとゴールドの2色展開となっており、内装が黒ベースならシルバーがおすすめかと思います。

女性の方ならゴールドが良いかも知れませんね。

超音波アロマ加湿器搭載「RT-C01」

最後は超音波アロマ加湿器搭載…というよりも加湿器にシガーソケットUSBが付属した…と表現した方が良いかも知れない「RT-C01」です。

最近はアルパインのカーナビなどにアロマ機能が付いたものもありますが、「RT-C01」は2ポート2.1AのUSBポート+アロマ加湿器というちょっと変わったアイテムです。

冬だけではなく、夏場もエアコンなどで車内が乾燥しがちですが、喉や肌が乾燥に弱い人におすすめのシガーソケットUSBです。

シガーソケット分配器及びUSB充電器

スマホやタブレット以外にドライブレコーダー、レーダー探知機、ポータブルナビなどのシガーソケットから直接給電するデバイスが増えてくると、USBポート以外にもシガーソケット部分も増設したくなりますよね。

そんな時におすすめなのがシガーソケット分配器です。

シガーソケット分配器の中には、シガーソケットを複数搭載しているだけのもの、さらにUSBポートを搭載しているものもあります。

ここではシガーソケット分配器だけのタイプと、USBポートも搭載しているタイプのうち、USBポートも搭載しているモデルを紹介します。

このカテゴリーは基本的にはカーアクセサリーメーカーの得意分野ですが、オウルテックなどのパソコンパーツメーカも参入しています。

種類が非常に多いので、各メーカーの代表的なものを紹介しますが、それ以外のに他製品に関しては紹介コメントの後にメーカーの製品一覧ページのへのリンクも貼りますのでそちらをご参照ください。

UGREENのシガーソケット分配器

UGREENは中国深センエリアのパソコン・スマホ周辺パーツメーカーです。この業界からは分配器付きのモデルは珍しいのですがついに他業種からの参入が始まりましたね。

 

 

こちらの分配器はシガーソケット×2ポート、USBは2×2.4Aの出力に対応し、さらに左右のシガーソケットに個別の電源オン・オフのスイッチが付属、右側のポートはシガーライターの使用も可能な多機能モデルです。

サンプルを頂きましたが、デザイン的にはメタル調の素材でなかなか高級感があります。

最大出力は96Wまでとなっていますので、理論上は5Vの機器であれば19.2Aまでの電流が流せるかと思います。

詳しいレビューは以下の記事をご参照下さい。

■ UGREEN 4.8A USB充電ポート搭載 スイッチ付きシガーソケット分配器

星光産業のシガーソケット分配器

こちらの商品は、シガーソケット×2、2.4AのUSBポート×2のLED付きの分配器です。

星光産業 電源ソケット 車用 モニターUSBソケット ブラック EM-143
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以前、このタイプのシガーソケット×1のものを使用していましたが、デザイン的にも給電能力的にもなかなか良いと感じていました。(今はいろいろ試すために他の物を使用しています)

最大消費電流は12V6A、ヒューズは12V10Aのものが内蔵されていますので、5V換算だと14A程度までは行けるはずです。(72Wと書いてありますね)

星光産業のシガーソケット分配器は、おそらく業界で最も品揃えの幅が広いので、デザイン的な部分を考えなければ目的に合うものを見つけやすいと思います。

■ 星光産業シガーチャージャー 全21種類を紹介

BESTEKのシガーソケット分配器

こちらはケーブル付きの分配器になりますが、シガーソケット×2の他に合計4.1A出力のUSBポートを2つ装備しています。

 

 

最大消費電力が150Wとかなり大きいので、ハンディクリーナーなども問題なく使用できそうですね。

BESTEKはこの他にも少しデザインに遊びのある分配器をいくつか販売していますので、よろしければ以下のリンクもどうぞ。

■ 「BESTEK」のシガーチャージャーおすすめ3選

カーメイトのシガーソケット分配器

カーメイトはカーアクセサリー総合メーカーの最大手ですが、基本的には車内インテリアをトータルでコーディネートするような提案方法を採っています。(カップホルダーやアッシュトレイなど)

以下の分配器はカーボン調の表面素材+赤のアクセントなので、他のアクセサリーとコーディネートし易そうです。

カーメイト 車用 ソケット 2連ダイレクト 2口USB 2.4A カーボン調レッド DZ339
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2つのシガーソケットと2つで2.4AまでのUSBポートを搭載していますが、全体の出力は12V7A(84W)ですのでなかなかの高出力です。

■ 「カーメイト」のシガーチャージャー おすすめ10選

オウルテックのシガーソケット分配器

オウルテックはパソコンパーツメーカーではありますが、比較的早い段階からカーアクセサリーの分野に進出していますので、品揃えは豊富です。

その中でも最も人気があるのが以下のシガーソケット×2+2.4AのUSBポート×2のモデルです。

 

 

最大出力の記載が見当たりませんがヒューズが6Aなので80Wくらいまでは行けそうですね。

■ オウルテックのおすすめシガーチャージャー8選

ミラリードのシガーソケット分配器

こちらはシガーソケット×1、2.4A×2のUSBポートを搭載した分配器です。

 

 

デザイン的に白は珍しいのと、本体がコンパクトなので紹介しましたが、直挿しタイプの分配器だと純正のシガーソケット周りが狭い車には収まらないケースもあります。

このタイプであればそれほどスペースは必要ないので、純正のシガーソケット周りが狭い車にもおすすめです。

■ 「ミラリード」のシガーチャージャーおすすめ10選

シガーソケットUSBのまとめ

シガーソケットUSBは車の内装や電子デバイスとの付き合い方、またはユーザーの車内インテリアへのこだわり次第で全く選ぶモデルが変わってくるかと思います。

選ぶのが簡単なようで意外と難しいアイテムですが、あれこれ電子デバイスの配置を頭の中でシミュレーションして、自分の目的に合ったものを選んで頂ければ幸いです。

(ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣

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