こんにちは!LaBoon!!編集長の鈴木朝臣です。
関東はこれから梅雨入りを迎えようとしていますが、梅雨のない北海道はまだまだ快適なドライブシーズンです。
私は仕事の関係で年に一度は北海道を訪れていますので、何度かレンタカーを借りて道内をドライブした事がありますが、「出来れば自分の車で走りたいな~」と毎回感じていたのですが、なかなか踏ん切りがつかずに今に至ります。
いつかは自分の車で走ろうと考えていたところ、知人に北海道ツーリングのお誘いを頂きましたので、今回は124スパイダーをカーフェリーで持ち込んで、道央~道東方面を2日間掛けて走ってきましたので、その報告です。
仙台港から苫小牧港へ
関東からカーフェリーを使って北海道に車を持ち込むルートは、
- 大洗→苫小牧
- 仙台→苫小牧
- 新潟→小樽
などがありますが、今回は太平洋フェリーの仙台→苫小牧ルートを選択しました。
搭乗便はこちらのきたかみです。(19:40発~翌日11:00着)
カーフェリーの一番安い部屋は雑魚寝の大部屋になりますが、最近は大部屋のないタイプも増えているようで、きたかみでは個室以外はカプセルホテルのような2段ベッドの寝台になります。
今回は予約開始当日にこちらのエコノミーシングルを確保する事が出来ました。
私は25年くらい前に当時勤めていた会社の転勤で、有明から徳島港までカーフェリーで移動した事があるのですが、その時は大部屋でした。
基本的に貧乏性なので自腹を切って個室にアップグレードしようとは考えなかったのですが、その当時の事を考えると例えエコノミーであっても個室は高級に思えて来ます。
搭乗~きたかみ船内の様子
長距離のカーフェリーにはもう20年以上乗っていませんでしたので、何もかもが新鮮に感じたのですが、最近のカーフェリーは随分と清潔で施設が充実している事に驚かされました。
海上を走るアパホテルクラスのビジネスホテルと言った表現がしっくり来ますね。
おそらく、クルーズ船になるとグレードが上がって高級ホテルのようなイメージになるのでしょう。
ただし、この船にはひとつ気になった点がありました。
エコノミーシングルの間取りなどは、カプセルホテルに比べれば遥かに快適と言えるものでしたが、このクラスの船体重量のフェリー特有の問題なのか、動力系に起因すると思われる下から突き上げるような小刻みな振動が不快に感じられ、なかなか寝付けませんでした。
苫小牧から帯広までのルート
初日はこのようなルートで苫小牧から帯広までの約200キロを走破しました。
- 苫小牧フェリーターミナル
- 蕎麦屋いごころ
- 道の駅樹海ロード日高
- 日勝峠展望台
- 帯広駅
苫小牧~蕎麦屋いごころ
この日は当日の天気予報は曇りでしたが、午前11時過ぎにフェリーから下船して走り出して間もなく、小雨がパラつき始めました。
この区間は海沿いの平野部の直線をひたすら走り抜けます。
幸いにして幌を閉めなければならないほどの大雨には至らず、ほどなく「蕎麦屋いごころ」に到着。
道の駅樹海ロード日高まで
ここからR237を経由して道の駅樹海ロード日高を目指します。
海沿いから内陸の山間部に向かうルートですので、農地から山岳への景観の変化が楽しめます。
日勝峠展望台まで
道の駅樹海ロード日高は、海側から北上してくる国道274号線と、石狩と十勝を結ぶ国道274号線(樹海ロード)が交差するポイント近くにあり、ここから樹海ロードに入り日勝峠に向かいます。
日勝峠は、日高と十勝を結ぶ道央と道東の交通の要衝ですが、夏季は濃霧が出る日が多い事から、交通事故が多い峠と言われています。
この日は峠の東側のルートまでは天候も回復し、高速ワインディングを快走。
このまま日勝峠で絶景を望めるかと思いきや…
トンネルを抜けると、そこは霧の国でした…。
本来であれば絶景が望める展望台ですが、この日は濃霧で真っ白です。
いつかリベンジしたいポイントですね。
帯広市街へ
気を取り直してここからこの日の最終目的地である帯広市街に向かう為に日勝峠を下ります。
峠を下るにつれて再び天候が回復し、快走ツーリング続行です。
この見渡す限りの農園は、本州では見られない北海道特有の光景ですね。
帯広市街に入ったところで、この日のツーリングは終了です。
コメント