春夏におすすめの四国のドライブスポットを4つ紹介

瀬戸大橋と明石大橋、しまなみ海道の3つの橋が出来て、本州から四国へは気軽にドライブに行けるようになりましたね。

今日は春夏におすすめの四国のドライブコースを4つ紹介します。

心のリフレッシュにおすすめなドライブコース ”春夏行きたい”しまなみ海道

穏やかな瀬戸内海には、大小いくつもの島があります。

今はそこをつなぐ橋もできて、自由に行き来できるようになりました。

西瀬戸自動車道、通称「しまなみ海道」は広島県・尾道と愛媛県・今治をつないでいます。

心のリフレッシュには最高のドライブコースです。

海の上を走る爽快感

今回のドライブの魅力は、何といっても海の上を走ることの爽快感です。

もちろん、正確にいうと海の上にかかる橋を通るわけですが…。

眼下に広がる瀬戸内の美しい海と、山の緑とのコントラストとが、ドライブしている私たちを楽しませてくれます。

見どころたっぷりの島々、いくつかのドライブコースを提案します。

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しまなみ海道でアートドライブ

“アートな島”というと、草間彌生さんの「赤カボチャ」で有名な直島ですよね。

でも、しまなみ海道が通る島のうち、生口島や大三島にも、アートな見どころがたくさん。

アート好きな方にはぜひ、ドライブがてら訪れてほしいところ。

生口島には日本画家・平山郁夫の「平山美術館」を始め、島のいたるところに野外彫刻があり、「島ごと美術館」と呼ばれています。

ビーチに浮かぶ彫刻など、自然と現代アートとが見事に融合しているような、やっぱりちょっとしていないような…そのコラボレーションは不思議な感覚です。

また、しまなみ海道の中でも大きい島である大三島では、世界的建築家・伊東豊雄のミュージアムや、「ところミュージアム大三島」などの現代アートの美術館があります。

瀬戸内の柑橘…と、甘いもの探し

ドライブの楽しみはグルメにもありますよね。

瀬戸内といえば、やっぱり柑橘類が豊富。

生口島では、レモン谷というところがあり、見学自由です。

また、河野観光農園というところでは秋になるとミカン狩りもできます。5月の初めごろであれば、レモンの花の香りが漂い、いい香りを感じられると思います。

甘いもの、チョコレートが大好きな方にドライブがてら寄ってみてほしいのは、向島にあるUSHIO CHOCOLATLというお店です。

こちらは向島の南側・立花地区にある立花自然活性村をリノベーションして2014年にオープンされました。

“新鮮で最高においしいチョコレート”を作るため、パプアニューギニアの農園と直接契約を結ばれています。

生み出されるチョコレートは、そのカカオ豆と砂糖だけで作られ、素材がシンプルなだけに、「本物のチョコレート」を味わえます。

お店では、テイクアウトのドリンクもあるので、ドライブの間の休憩にもおすすめです。

やっぱりドライブするなら道の駅に行きたい!!

ドライブの醍醐味といえば、地元の特産品が集まっている道の駅。

大三島ICを下車してすぐ、多々羅大橋のそばに「多々羅しまなみ公園」があります。

お土産ものも豊富ですし、レストランでは高級魚のマハタを使ったお料理もいただくことが出来ます。

また、そばに温泉もあるので、ちょっとドライブを休憩してお湯につかるのもいいですね。

さらに、大島北ICを下車して20分ほどの距離にある「道の駅よしうみいきいき館」でも、お土産や鮮魚、七輪でバーベキューを楽しむことが出来ます。

他にも伯方島には「道の駅・伯方S・Cパーク」がありますので、道の駅めぐりのドライブコースにしても楽しそうです。

どの道の駅も、ドライブルートとして立ち寄りやすい場所にあるのがありがたいですね。

何度でも行きたくなる…見どころたくさんの島々

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ご紹介したのはほんの一部…しまなみ海道が通っている島々は、それぞれの島に、展望台あり、博物館や

美術館あり、温泉あり、グルメあり…。

ドライブする私たちを楽しませてくれるスポットが盛りだくさんなのです。

全部回りきろうと思ったら、結構な日にちが必要かも。

もちろん、ただ単にぶらっと海を見にドライブするのにも最適です。

ぜひ、あなたのお好きなスポットを絞ってドライブしてみてください。

冷たいうどんで暑さをしのげる夏におすすめのドライブコース「讃岐うどん巡り」

夏は暑さのあまり食欲も落ちてしまいがちですね。

そんな時におすすめの食べ物が麺類で、特に冷たいうどんは夏の暑い日にも食べやすく、夏バテ防止にも最適です。

うどんにも各地方で特色がありますが、全国的に最も有名なのは何といっても讃岐うどんです。

その讃岐うどんを楽しむのであれば、やはり本場の香川県がおすすめです。

香川県はうどん県とも呼ばれるだけあって、数え切れないほどの美味しいうどん屋さんがあります。

今回はそんなうどん屋さんを巡るおすすめのドライブコースをご紹介します。

香川県で最も有名なうどん店「山越うどん」

「山越うどん」は、香川県でのうどんブームの火付け役ともなった名店で、讃岐うどん独特の卵とうどんを混ぜ合わせた、「かま玉うどん」を初めて生み出したお店としても知られています。

香川県うどん巡りー山越え01

10年ほど前はとても小さな製麺所でしたが、うどんブームのおかげですっかり大規模なお店になり、日本庭園のようなお庭でうどんを楽しむ事が出来ます。

「山越うどん」では、暖かいうどんと冷たいうどんを選べますが、夏はもちろん冷たいうどんがおすすめです。

讃岐うどんは腰が強いのが特徴ですが、冷たいうどんは更に腰が強くなって噛みごたえがあります。

テーブルにはうどんのつゆが置いてあり、つゆを好きなだけ入れることが出来ますので、自分好みの味の調整が出来るところもお勧めのポイントです。

また、天ぷらも販売されており、この天ぷらのサクサクとした食感は、うどんとの相性が抜群です。

非常に有名なお店ですので連休などはとても混雑しますが、讃岐うどんを語る上では外すことが出来ないお店だと言えます。

山の中の隠れた名店「谷川米穀店」

数あるさぬきうどんのお店の中でも、非常にわかりにくいお店が「谷川米穀店」です。

米穀店と名前があるように、元々がお米屋さんで、その店舗の裏側でひっそりとうどんが作られています。

うどん店としてのお店の看板が無いので、調べていかないと絶対にお店がわからないようなロケーションです。

更に驚きなのが、お店が開いているのがお昼時の2~3時間程度で、売り切れ次第営業が終了となる事です。

ですから、うどんにありつけるかどうかも定かでは無い部分もあるのですが、時間に間に合えばこのお店では手打ちの讃岐うどんを楽しむ事が出来ます。

香川県うどん巡りー讃岐うどん01

店内はとてもレトロな雰囲気で、雰囲気がとても素敵です。

メニューはうどんの大と小しかなく、しかもうどんは醤油をかけて食べる生醤油うどんのみですが、味はとても美味しいですし、生醤油だけで何杯でもうどんを食べることが出来てしまいます。

自家製のピリ辛の山椒の香辛料が絶妙な味わいで、少しずつ入れる度に味が変わり、味の変化を何度も楽しめてしまいます。

うどん学校に立ち寄るのもオススメ

香川県内にはおいしいうどんを提供してくれるお店がたくさんありますが、その中でも一風変わったところでは、自分で讃岐うどんを手打ちして、ゆで上げて食べると言った体験をすることが出来ます。

うどん学校と銘打ってお店を開いているところもありますので、そのような場所で世界に一つしかないお手製のうどんを作ってみるのも楽しいものです。

香川県うどん巡りーうどん作り01

香川県へのアクセス

うどんの王国といえる香川県へのアクセスで代表的なのが次の二つのルートです。

大阪方面からであれば、高松自動車道の「府中湖スマート」インターチェンジで降りて「山越うどん」や「谷川米穀店」に向かいます

また、岡山方向から瀬戸大橋を通って香川県に入る、と言った方法でアクセスすることも出来ます。

大阪周辺からはかなり距離がありますが、高速道路で全行程が繋がっており、3時間ほどで香川県に入ることが出来ますので、近畿圏からでも比較的訪れやすい場所といえます。

巨大な渦を間近に観賞できる「鳴門の渦潮」

夏におすすめのドライブコースといえば、外せないのが海です。

美しい浜辺でゆっくり過ごしたり、美しく透き通る海で泳いだりシュノーケリングをしたりするのはとても楽しいものです。

けれども、毎年海で泳いでばかりいても飽きてしまいますし、時には海で普段とは違う体験をしたいと思うものです。

徳島県には、そんな人におすすめの一風変わった海での体験をすることが出来るスポットがあります。

鳴門の渦潮01

海峡に大きな渦が巻き起こる鳴門の渦潮

淡路島と徳島県の間にある鳴門海峡は潮の流れがとても速く、激しい海流によって海に渦が出来ることから、鳴門の渦潮とも呼ばれるスポットになっています。

数十メートルにもなる渦潮が海の中に巻き起こり、小さな船であれば飲み込まれてしまいそうになります。

鳴門の渦潮は、観光船が出ているので、その船に乗って、渦潮の直近まで行ってみるのが最もおすすめです。

観光船も様々な船が用意されていて、船の甲板の上から渦潮を眺めるタイプの物や、海を見渡せるガラス張りの部屋が水中に沈んで、海の中から渦潮を観察できるようになったものなど、趣向を凝らした観光船が運行されています。

暑い夏でも、海の上で潮風を感じながら渦潮を眺めると、暑さも緩和されます。

鳴門の渦潮02

渦の道もおすすめ

鳴門海峡にはとても大きな大鳴門峡と呼ばれる橋が架かっており、自動車が通ることが出来るようになっていますので、船を使わずに淡路島から徳島まで渡ることが出来ます。

この大鳴門峡の下には、渦の道と呼ばれる遊歩道が出来ており、この渦の道からも鳴門の渦潮を観察できるようになっています。

地上から30メートル以上ある地点に渦の道は出来ており、海の真上を歩いていくのでとてもスリルがあります。

遊歩道の途中には床がガラス張りになっているところがありますので、下をのぞき込むと海が見えてしまいます。

高いところが苦手な人は恐怖を覚えるかも知れません。

勇気がある人は、ガラスの上に建って記念撮影などしてみるのも良いと思います。

渦の道には地元のボランティアの人がおり、渦潮についてのガイドをしてくれますので、時間があればガイドさんとお話ししてみると色々な事を教えてくれる筈です。

ここでは鳴門海峡を上から見渡せる為、潮が急激に流れ出して渦潮が出来ていくなど、潮の満ち引きの様子がよく分かります。

船に乗って渦潮を見た場合には、見える範囲が狭くはなるものの、その壮大さを間近に感じる事が出来ます。

これに対して渦の道では上から渦潮を眺めるので、沢山の渦潮が生まれて消えていく様子を俯瞰して見る事が出来ます。

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渦潮は大潮の時が最もおすすめ

鳴門の渦潮を観光に行くのであれば、大潮の日が最もおすすめです。

大潮の日は渦潮の渦がとても大きくなりますので、渦潮を見るのには最も見応えがある時期と言えます。

大潮の時期に関しては、鳴門市公式サイトの渦潮に関するページに掲示されている「潮見表」を見れば分かりますので、なるべく大潮の日に行けるようにスケジュールを調整してみては如何でしょうか?

■ 鳴門市 潮見表

大潮の時間帯を中心に前後2時間程度が最も渦潮が大きく見える時間帯とされています。

それ以外の時間帯に訪れても、渦潮が発生していなかったりとても小さい状態ですので、大潮の時間の前後2時間に合わせて訪れることがポイントと言えます。

壮大な渦潮の潮流を見る為に、是非とも事前に潮見表を確認してから訪れましょう。

鳴門の渦潮へのアクセス

鳴門の渦潮を見に行くのであれば、神戸淡路鳴門自動車道を利用する形になります

鳴門北インターチェンジで降りて、県道11号を東方向へ走れば、一本道で、渦の道や渦潮の観光汽船があるエリアへたどり着くことが出来ます。

淡路島側で高速道路を降りると渦潮がよく見えないので、大鳴門峡を徳島まで渡って最初の出口になる鳴門北インターチェンジを利用する事になります。

大自然の絶景の中で涼しさを体感できるドライブコース「祖谷のかづら橋」

夏は絶好のドライブの季節といえて、ドライブで遠出して、海や川で泳いだり、山でキャンプをしたりと夏のレジャーもたくさんあります。

また、夏は太陽から照り付ける強烈な日差しがあるので、涼しさを味わえる場所に訪れたくもなるものです。

そんな夏におすすめのドライブコースが各地にはありますが、四国の徳島にも夏にとてもおすすめのドライブスポットがあります。

涼しさを感じることが出来る「祖谷のかずら橋」

四国の徳島にある夏におすすめのドライブコースは、「祖谷のかずら橋」です。

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祖谷のかずら橋とは、徳島と高知県の県境になる険しい山々がそびえたつ地域に架けられた木のつるで編み上げた橋になります。

かずらで編み上げた橋ですから通常のコンクリートの橋のような安定性が無く、歩く足元も、木のつるを編み上げているので隙間が出来ていて、その間から足が抜けてしまいそうになるとてもスリルがある橋です。

木のつるなので、つるが切れてしまわないかと怖くなってしまいますし、足元のつるの隙間から体が抜けてしまって谷底に落ちてしまわないかと心配にもなります。

また、つり橋なので当然良く揺れてしまいます。

このかずら橋自体は、3年ごとに作り替えられているという事です。

現在は観光用に残されている状態ですが、昔はこの橋が生活のためにも必要だったということで、この橋を生活の為に使っていたと思うととてもスリルがあると思います。

橋の下には川が流れ、橋の下は10m以上はある谷になっているので渡る際にはとてもスリルを感じて、背筋が寒くなるほどです。

かずら橋へ行くには

祖谷のかずら橋へ行くためには、徳島県側からであれば、国道192号から国道32号を経由して、山道を走っていく形に、香川県側からであれば、国道32号を南下して山道を走っていく形になります。

かずら橋は、険しい山の中にあるので、訪れるためには多少時間がかかってしまうので注意が必要です。

山の中にありますが、かずら橋周辺は施設が整備されていて、飲食をする場所もありますし、トイレなども整備されていて安心です。

かずら橋は有料だけど是非とも渡って欲しい

祖谷のかずら橋は、橋なのに渡るためにはお金が要ります。大人550円、子供350円の通行量が必要になりますが、お金を払ってわたってもそれだけの価値があると言える、スリルを味わうことが出来ますし、このような橋は全国的に見てもとても珍しいので、ぜひ一度はドライブコースに設定して、立ち寄りたいものです。

渡ってみて気に入った人は、祖谷のかずら橋より更にお口に車を走らすと、二重かずら橋とよばれる、同様のかずら橋がある場所があるので、合わせて訪れてみる事もおすすめです。

祖谷のかずら橋に向かう途中もスポットが満載

祖谷のかずら橋は険しい山の中に位置しますが、かずら橋へ向かう途中もたくさんのスポットがあります。

大歩危、小歩危とよばれる地域では、車でドライブをしながら、まさに断崖絶壁と呼べる深い谷を横目にみつつ車を走らせることが出来ますし、断崖絶壁が両サイドにそびえる中、美しい川をボートに乗って観光することが出来るスポットや、かずら橋周辺には、山の中の秘境と呼べるような位置に、温泉地があって宿泊できるようになっていたりします。.

また、かずら橋の下にもとても綺麗な川が流れていて、川に降りることが出来るようにもなっています。

山の中で、周囲に民家も無いので、川の水質が驚くほどきれいです。

水の量がそれほど多くないので小さな子供さんの川遊びにも最適といえます。

川のすぐそばには小さな滝があったりと、夏の暑い日差しを受けてほてる体を山の冷たい水で冷やしてあげることが出来ます。

(ライター ゆう)

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