お天気がいい日はドライブに行きたくなりますよね。
行く先も特に決めず、ふらっとドライブ。
そんな時、ドライブの最後は海に沈む夕日を見に行ってみませんか??
今回は、京阪神方面から日帰りで行ける福井県のドライブコースと、きれいな夕やけの見えるスポットと砂浜を走れる石川県のドライブコースご紹介します。
思い立ったときおすすめのドライブコース~京都発福井の海に沈む夕日
小浜のエンゼルライン
ドライブコースのはじめは、滋賀県を抜け、小浜へ向かいます。
小浜に入ると見えてくるのはのんびりした雰囲気の小浜湾。
その先にある半島に、久須夜ヶ岳という標高約618mの山があります。
この山の北側には、その断崖で有名な蘇洞門があります。
こちらには遊覧船が出ているので、海上からのアクセスが可能ですが、今回はドライブなので、目指すのは山の頂上。
「エンゼルライン」と名前の付いたこの道路は、頂上までのびていて、簡単に行くことが出来ます。くねくね坂を登り切ると到着。
そこから若狭湾の海岸線や、穏やかな海を見ることが出来ます。
駐車場は広々としていて、かなり大きめです。
人も少なめで、若狭ののんびりした景色を見ていると気持ちもほっこり。
若狭のレインボーライン
もうひとつのラインは、三方五湖にある「レインボーライン」です。
こちらは有料道路になり、普通車だと通行料1040円、バイクだったら730円です。
三方五湖を眼下に、梅丈岳(標高395m)の山頂まで行くことができる道になっています。
若狭湾と、三方五湖、そして豊かな緑を見ながらドライブするのは、本当に心地いいです。
エンゼルラインは景色を楽しむところという感じですが、レインボーラインはファミリーでも楽しめそうなスポットがたくさんあります。
例えば、バラ園があったり、カブトムシやメダカの飼育がおこなわれています。
おなかが空いたら、レストハウスや休憩所もあるので、一息ついてゆっくりすることも可能。
また、山頂公園は「恋人の聖地」としても認定されているので、カップルで行っても楽しめそうです。
かわらけなげをしてみてもいいですね。
一日楽しめそうなので、ファミリーならここをメインのドライブコースにしてみてもいいかもしれません。
三方湖を眺めながらのドライブも
節約するなら、レインボーラインは次回にして、小浜から湾のまわりを通り、三方湖沿いの国道162号線をドライブするコースをおすすめします。
このコースでも、十分三方五湖の美しい景色を堪能することができます。
また、若狭は梅が特産品。
途中の道の駅で「梅ソフト」を食べてみるのも楽しいかも。
夕日を目指して、さらに海岸沿いをドライブ
若狭から、さらに敦賀方面に向けて国道27号線をドライブ、丹後街道に出ます。
そしてその先、海沿いを走る33号線に乗ると、横にはきれいな海が広がってきます。
このあたりから、海水浴スポットがたくさん。
夏には多くの海水浴客でにぎわっています。
海のシーズンにドライブするときは、歩行者や飛び出しに注意しましょう。
夕日まで時間があれば、水晶浜までドライブしてみてください。
透き通るようなきれいな海と、白い砂地が美しいコントラストを演出しています。
今回のドライブで目指す夕やけスポットは、水晶浜の少し手前、弁天崎付近です。
お天気のいい日は、日本海にゆっくりと沈んでいく大きくて、美しい夕日を見ることが出来ます。
夕やけは、一人の時やカップルなんかでみるとかなりロマンチックです。
でも家族みんなでドライブを楽しんだ後、雄大な夕やけを見るのもいい思い出になりそうですね。
海が好きな人におススメのドライブコース!! 千里浜なぎさドライブウェイ
夏が近づくにつれて、海へ行く回数も増えるのではないでしょうか。
太陽の下、輝く海を見ていると、気持ちもうきうきしてきますよね。
海で遊ぶのもいいですが、海岸線をドライブするのも気持ちいいものです。
でも、どうせなら思いっきり海のそばを走ってみたくありませんか??
砂浜を走れる!!千里浜なぎさドライブウェイ
石川県は、金沢市より少し北にある羽咋市。
ここに、「千里浜なぎさドライブウェイ」があります。
世界でも有数、日本ではここだけと言われている、砂浜を車で走行できるスポットです。
波打ち際をドライブなんて、素敵ですよね。
千里なぎさドライブウェイは、車だけでなく、バイクも走行可能、車種も関係ありません。
約8キロある砂浜は、海水浴場も兼ねているため夏期は速度制限が設けられます。でも、悪天候の時以外は通行可能です。
間近に、そして視界一杯に日本海が広がるというのは本当に絶景。
その横をドライブするなんて、気分爽快以外のなにものでもありません。
ドライブできる砂浜…その秘密
千里浜がなぜ車やバイクで通行できるのか、それは砂の大きさと形が関係しています。
普通の砂浜では、粒の大きさや形はバラバラですが、千里浜の場合は細かく均一、そして角張っているという特徴があります。
これは石川県を流れる川から流れた砂が、沖の方から海岸に向かって押し戻されるときに元々より小さくなり、それらが千里浜へ堆積していったからだと言われています。
そして、水を含むと固くなり、車やバイクが走っても大丈夫な砂浜になるのだそうです。
実際訪れてみると、確かに砂浜ではあるんですが、地面はかなり固い状態。
まるで普通の土道を歩いているような感覚になります。
だからドライブもできちゃうんですね。
食べたい!!炭火焼きの海産物☆
千里浜なぎさドライブウェイの途中には、浜茶屋も並んでいます。
ドライブで通り抜けてしまうのもいいですが、時間があればちょっと寄り道して、炭火焼きで食べられる新鮮な海産物を召し上がってみてください。
食べられるのは、地元で採れたサザエや白貝、それからおいしそうな浜汁なんかもあります。
炭火でじっくり火が通された海産物の、磯のいい香りと染み出る出汁…たまりません。
振り返れば、目の前は海が広がる…つかの間、日常を忘れさせてくれる風景です。
そのまま能登へ行くもよし、金沢で楽しむもよし
千里浜なぎさドライブウェイを楽しんだ後は、そのまま海岸沿いを走って輪島など能登半島をドライブしてもいいですし、南へ引き返して金沢で遊ぶのもいいですね。
能登半島は海岸線をぐるりとドライブできるルートがありますし、輪島から珠洲の方へ、白米千枚田などの観光スポットもたくさんあります。
また、無料で走れる「のと里山海道」を通れば、輪島から金沢まで一時間半くらいで戻れます。
そして、石川はどこでもおいしい海産物を食べられるのは魅力ですが、金沢ではぜひ回転ずしを召し上がってみてください。回転ずしなのですが、それとは思えないほどのおいしいネタが廻っています。
ぶらり、訪れたくなる。そんな場所
石川でもどこでも、海を見ながらドライブできる場所というのはたくさんあります。
でも、すぐそこに波が来ていて、きらきら輝く海が広がっていて、そこをドライブできるのは、日本でもここだけ。
やっぱり特別な場所です。
海が好きな人、ちょっと疲れている人、リフレッシュしたい人、一人でもデートでも、何度でも訪れたくなるような場所です。
(ライター:のん)
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