運転免許を取得して数年。
最初に乗った車は親のもので、車を利用したいときは親さんや家族の車を借りていたなんて人も多いのではないでしょうか?
十数年ほど前から、若者の自動車離れが進み、愛車を持たない10代から20代の若者が増えました。
「スカイライン」というワードを「電車の名前」と答えている同世代の姿に愕然としたものです。
車離れの理由としては、維持費の問題や、乗る頻度、関心の問題などがありました。
ですが、ハイブリッドカーの充実、軽自動車が快適になったことにより、以前よりも若い世代の自動車オーナーが増加傾向にあります。
では、10代、20代に「今、売れてる車」って一体どんなものなのでしょうか?
予算は、すべて自分での支払いと仮定して100万円以内で購入できる車種を集めてみました!
軽自動車 人気の5車種おすすめランキング!
おすすめランキング1位 ダイハツ タント
発売当初から軽自動車売れ筋のトップを独走し続けてきたダイハツ タント。
新車価格こそ普通車と変わらないほど高額であるにもかかわらず、販売台数が衰えることはありません。
そして何といっても、中古車になると手ごろな価格での購入が可能です。
☑経済性:★★★★★
軽自動車を購入するメリットは維持費の安さが一番ですよね。
中古車であれば2年に1度、車検が必要になりますが法定費用だけであれば34,070円~と安い!
この法定費用に加え、車検基本料金などが掛かりますが、お任せする業者によって価格は違うので確認してみてください。
✔タントの平均燃費は24.0㎞/l。
1リットルで24㎞の走行ならまずまずではないでしょうか。
タントにはターボグレードもありますので、この数字よりは多少燃費が落ちる可能性もあります。
そのため、経済的にはターボレスのほうが多少いいかもしれません。
✔車検費用:34,070円~
✔自動車税:7,200円~
☑室内空間:★★★★★
タントの最大の強みはピラーレス構造で、開放的な乗降部分です。
助手席側の前ドアと後ろドアを開けたときの最大間口はなんと149㎝!
友人を後部座席に乗せるにも、大きな買い物をしても助手席側からダイレクトに乗せることが可能です。
また、室内の高さも十分なので、身長の高い男性でも楽に乗り降りができます。
✔スライドドア~〇
☑運転の快適性:★★★★☆
もちろん軽自動車なので小回りも抜群。
ちょっとした距離であれば、とても便利です。
しかし、長距離となると、少し乗り心地の面でストレスを感じるかもしれません。
✔最小回転半径は4.4mと、スーパーハイトワゴンの中ではかなり良い数字ではないでしょうか。
☑耐久性:★★★★☆
軽自動車ながらエンジンのタフさは折り紙付き。中古車総合サイトを見ても、10万キロ超えの車両もたくさんあります。
ただし、経年劣化による内装の擦れや破損などはあります。
☑中古車の見つけやすさ:★★★★★
全国でタントを検索すると3000台以上ヒットします。
ただのカスタムなのか、ターボなのか、装備など細かく絞っていくとあなたの希望の中古車が見つかるはずですよ。
おすすめランキング2位 ホンダ N-BOX
ダイハツ タントと肩を並べるほどに人気車種になったホンダ N-BOX。
その人気の秘訣はどこにあるのでしょうか?
☑経済性:★★★★☆
経済性はもちろん◎!N-BOXの中古車の年間自動車税は7,200円。
普通車と比較しても一目瞭然です。
✔平均燃費は21㎞/lと少々低め。
ターボエンジンになるともう少し落ちる可能性も。
そして、N-BOXは発売されてからまだ年数が浅いこともあり、中古車でもお値段は高めです。
総額100万円以内でも購入はできますが、装備などの妥協が必要になる可能性も。
✔車検費用34,070円~
✔自動車税7,200円~
☑室内空間:★★★★★
N-BOXは後部座席の跳ね上げが可能。
後部座席に乗らないときはシートを跳ね上げて格納できるので、自分の荷物、趣味などに空間を活かすことができます。
大人で室内での着替えに窮屈さを感じさせません。
また、運転席との距離も確保できるので、大人が4人乗っても圧迫感はありません。
✔スライドドア~〇
☑運転の快適性:★★★★☆
車体の高さがあるので、前方部分の視界も良好。
背の低い女性でも見晴らしはいいはずです。
また、スライドドアなので間口は広く、使い勝手もいいです。
✔最小回転半径は4.5mと、タントに比べてややハンドルの切れも大きくなります。
☑耐久性:★★★☆☆
ホンダのエンジンも悪くはありませんが、長く乗ろうと思うとこまめなお手入れや整備工場での定期的なお手入れが必要です。
オイル交換をしていてもそのほかの部分に劣化が生じることもあります。
ターボエンジンは、エンジンも焼き付きにも注意です。
☑中古車の見つけやすさ:★★★★☆
販売台数が多いだけに、中古車の台数もかなりの数ですが、100万円以下の車体で検索を絞るとやや少なめ。
黒やパールなどの人気の色は比較的高いので、予算で探すとなにかしらの妥協がいります。
おすすめランキング3位 ダイハツ ムーヴ
ダイハツ タント、ホンダ Nシリーズに押され気味ですが、ムーヴの人気も安定しています。やはり、見た目のかっこよさ、男女問わず乗りこなせるスタイルの良さがオススメのポイントです。
☑経済性:★★★★★
✔ダイハツ ムーヴの平均燃費は25㎞/l!これは高得点ですね。
軽自動車の自動車税に関する変更が平成27年4月より施行されました。
これに伴って、平成27年4月以降に新規登録された軽自動車は自動車税が10,800円へと引き上げになります。
中古車であっても、同じ車種で平成27年2月に登録されたムーヴと、4月以降に登録されたムーヴでは税金が変わってきますので、要注意です。
✔車検費用:34,070円~
✔自動車税:7,200円~
☑室内空間の快適性:★★★★☆
ワゴンタイプの軽自動車に比べると狭さを感じますが、それでも十分な広さは確保されています。
ムーヴはスライドドアではないので、そこに不便さを感じるオーナーさんもいるかもしれません。
✔スライドドア~✖
☑運転の快適性:★★★★☆
もちろん小回りも利きますが、運転席に窮屈さを感じることも。
✔最小回転半径は4.4m。
タントと同じ数字です。
駐車するときはこれくらい小回りが利くと便利ですね。
☑耐久性:★★★☆☆
ムーヴには多車種に比べて、リコールが多いモデルもあります。
いわゆる「ハズレ」を購入してしまうと、整備工場の常連さんになってしまうことも。
特にL18系ではエンジン系統のトラブルも多いため、まめなオイル交換やメンテナンスは必須です。
☑中古車の見つけやすさ:★★★★★
ムーヴは発売当初から人気車種ですので、中古車の台数もかなり多いです。
2代目ムーヴも未だにオーナーは多いモデルですし、このモデルに関してはそれだけ故障も少ないと言えます。
10年落ちでも古さを感じさせませんし、価格も50万円台から探せるのでオススメです。
おすすめランキング4位 スズキ ハスラー
インパクトあるCMで注目を集めたハスラー。
時代は主婦層やファミリー層をターゲットにした背が高くて広々した軽自動車が多い中、趣味性の高い軽自動車を発売したスズキ。
ハスラーは「遊べる軽」をキャッチコピーに、若い世代から人気を得ています。
☑経済性:★★★★★
小さいけどいっちょまえ!
✔なんと平均燃費は28㎞/l!
ずばぬけて低燃費です。
年式がかなり新しい分、車体価格は高いですが、燃費、そのほかの維持費を考えると十分購入価値はあります。
✔車検費用34,070円~
✔自動車税7,200円~
☑室内空間の快適性:★★★★☆
フロント、ボンネット部分に長さがある分、室内はさほど広くはないものの大人4人が乗る分には十分な広さではないでしょうか。
背の高い男性がシートを下げて座ると、後部座席の搭乗者は窮屈さを感じるかもしれません。
✔スライドドア✖
☑運転の快適性:★★★★★
見た目もSUV系を小さくしたようなコンパクトなボディでパッと目を引くデザイン。
大人がアウトドアに遊べるよう作られたハスラーは、装備も充実。
なんと軽自動車ながらシートヒーターを搭載。贅沢ですね~。
✔最小回転半径は若干大きめの4.6mです。
☑耐久性:★★★★☆
ガンガン走れる系の車体で、足回りもしっかりとした作り、10万キロは余裕で乗れると思います。
ただし、こちらもメンテナンスを必ず定期的に行うことをオススメします。
☑中古車の見つけやすさ:★★☆☆☆
2014年に登場したハスラーですが、中古車の台数は2000台とかなり多め。
ハスラーの特徴として、外装や内装の交換パーツが多いことがあります。
他の車種ではあまり見かけないようなピンク色のボディやオレンジ色のボディが意外にも多く、希望のボディカラー、装備のハスラーに出会える確率は低いかもしれません。
おすすめランキング5位 ニッサン デイズルークス
以前から人気のあったルークスですが、デイズルークスにモデルチェンジ後、女性ユーザーのみならず、男性ユーザーからも人気を集めています。
三菱のOEM車両ですが、生産自体はニッサンで行っていますし、渦中の燃費も実際さほど悪くはありません。
話題になった車種だからと言って、購入の検討リストから外してしまうのはもったいないと思います。
☑経済性:★★★★★
✔デイズルークスの平均燃費は26㎞/l。
軽自動車の中でもいい方ではないでしょうか。
デイズルークスは初年度が平成26年からなので、中古車も比較的程度の良いものが多く、100万円の予算いっぱいでの購入になると思います。
✔車検費用:34,070円~
✔自動車税:7,200円~
☑室内空間の快適性:★★★★★
室内高は1400㎜とかなり余裕のある室内。そしてデイズルークスのオーナーさんが気にっているというのが「後部座席まで届くエアコン」だそう。
通常軽自動車はフロント部分のみにエアコンの吹き出し口があるため、後部座席に座った搭乗者は暑い、寒い思いをしていました。
なんとデイズルークスはその悩みを払拭してくれるのです。
運転手だけだはなく、搭乗者にまで優しい軽自動車なのですね。
✔スライドドア〇
☑運転の快適性:★★★★☆
ニッサンの売りであるオールアラウンドビューモニターが搭載されているため、免許を取ったばかりのオーナーさんや、週末にしか運転しないというオーナーさんにおすすめです。
エンジン性能においては、やや非力との声も多く、加速には期待できないかもしれませんね。
✔最小回転半径は4.4m。
小回りは良さそうです。
☑耐久性:★★★☆☆
まだ発売されて3年ほどですので、あまりデータがないのが正直なところです。
前モデルのオッティはミッションにリコールが出たり、距離浅でもオイル漏れなどもあったことから、中古車での購入でも保証に入るといいでしょう。
購入時に、中古車販売店で保証に入っておくと、最初に加入費用はかかりますがのちに修理が必要になった場合、手厚くサポートしてもらえるのでとても便利です。
☑中古車の見つけやすさ:★★★☆☆
年式が浅いため、中古車の台数も少なめです。
しかし、デイズルークスは装備の充実した中古車やカスタムしてある中古車が多いように感じます。
オールアラウンドビューモニターもそうですし、パワースライドドアもとても便利です。
若い人にはこれくらいしっかりした装備がついていると嬉しいかもしれませんね。
人気の軽自動車のまとめ
イマドキの軽自動車は普通車も顔負けな装備が充実しています。
そのうえ、中古車価格も手ごろで維持費もお値打ち。これは検討の価値がありそうです。
また、今売れている軽自動車は昔に比べて、背が高くて室内空間の広いものに人気が集中している傾向にありました。
軽自動車と言っても、大人4人がゆったりと乗れるので、販売台数が伸びていることも納得な内容でした。
続きまして、次は普通車についても免許取りたての人向けにおすすめランキングを紹介します。
普通車 人気の5車種おすすめランキング!
多くの新車、中古車が販売される中、20代に人気なのがコンパクトカーです。
その魅力とは、なんといっても「経済的」。
排気量も扱いやすい規格で、維持費もお手頃。
燃費もいいため、毎月の固定費もあまりかからず生活を圧迫しません。
また、コンパクトカーは運転も楽ちん。
車幅も大きすぎないため、駐車もスムーズに行えますし、立体駐車場などで拒否されることもありません。
こうした背景から、販売台数のトップはコンパクトカーが多くランクインしています。
そんな人気のコンパクトカーを紹介いたします。
おすすめランキング1位 トヨタ アクア
☑経済性:★★★★★
排気量…1500㏄
✔自動車税…34,500円(新規登録の翌年は17,500円、その次からは34,500円に戻ります)
車検時の重量税…エコカー減税によって通常よりも安くなり、15,000円(通常22,500円)
✔車検費用…41,650円~
✔普通車にもかかわらず、車検費用もかなり安いです。そのうえ、燃費は驚異の35㎞/l!!
オーナーさんの使用頻度によっては一ヶ月以上給油しなくても余裕で走れてしまうのではないでしょうか?
売れている理由がわかりますね。
☑室内空間の快適性:★★★☆☆
アクアはコンパクトカーの中でも割と小ぶり。
そのため室内はやや狭い感じが否めません。
普段は一人で乗ることが多い人や、乗せても助手席が多いなんて人には十分です。
ハッチバックなので、トランクの収納はばっちりできます。
☑運転の快適性:★★★★☆
加速にはあまり期待できませんが、普段使いするのであれば十分です。
✔最小回転半径は4.8m~で、グレードにより異なりますが、軽自動車に近い感覚で運転することができます。
車幅も広すぎず、どこへ行くにも重宝するサイズ感です。
ただし、長距離となると、少し疲れてしまうかもしれませんね。
☑耐久性:★★★★★
これはなんといってもトヨタブランドですから、過走行でもまったく問題はないと思います。
☑中古車の見つけやすさ:★★★★★
平均中古車価格:80万円
台数はかなり多め。
全国で検索すると膨大な数のアクアに出会えると思います。
ですが、自分の目で見て購入を検討できるものに絞ることをおすすめします。
おすすめランキング2位 トヨタ プリウス
☑経済性:★★★★★
排気量…1800㏄
✔自動車税…39,500円(新規登録の翌年は75%または50%減税、その次からは39,500円に戻ります)
車検時の重量税…エコカー減税によって通常よりも安くなり、15,000円(通常22,500円)
✔車検費用…46,650円~
アクアに比べると多少維持費は高いものの、コスパを考えると十分元は取れます。
✔平均燃費は30㎞/l。
☑室内空間の快適性:★★★★★
セダンではありますが、後部座席もゆとりがあって、定員人数乗っても十分な広さです。
運転席、助手席との距離も取れますし、後席の搭乗者の足元が窮屈すぎることもありません。
トランクも荷物が十分詰めます。
☑運転の快適性:★★★★★
ハイブリッドカーの欠点は、エンジンのパワー不足ですよね。
燃費重視のため、走りにもたつきを感じてしまうオーナーさんも若いと特に多いはずです。
プリウスは、パワーモードにすると燃費は若干落ちますが、スポーティーな走りもしてくれます。
コックピットも広いので、男性でも快適に運転できます。
☑耐久性:★★★★★
ハイブリッドカーはモーターを搭載しているため、そのモーターの寿命が車の寿命でもあります。
プリウスのモーター不良は聞いたことがありません。
もしガタが来るとしても、かなりの走行距離になったときです。
私の知るプリウスは22万キロ走っても壊れていませんでした。
☑中古車の見つけやすさ:★★★★★
平均中古車価格:90万円
全国、どの都道府県でも見つかると思います。
30系のプリウスでも100万円の予算で購入できるものもありますから、探してみてください!
おすすめランキング3位 ホンダ フィット
☑経済性:★★★☆☆
排気量…1300㏄/1500㏄
✔自動車税…34,500円(新規登録の翌年は17,500円、その次からは34,500円に戻ります)
車検時の重量税…エコカー減税によって通常よりも安くなり、15,000円(通常22,500円)
✔車検費用…43,940円~
✔平均燃費は18㎞/l。
悪くはない数字ですが、ハイブリッドカーと比べるとやや落ちます。
☑室内空間の快適性★★★★★
コンパクトカーではありますが、フィットは背が高くなっているので、狭さは感じません。
アクアよりは広く感じるはずです。
また、ホンダ特有のステアリング周りのデザインが、スポーティーで若い世代に人気です。
☑運転の快適性:★★★★☆
✔最小回転半径は4.7m。
小回りも十分利きます。
広さもあるので、運転に疲れを感じることもないでしょう。
ホンダ フィットを選ぶオーナーさんは、10万キロでも壊れない、男性が4人乗っても十分な広さ、エンジンにもたつきがない、という理由で購入を決めた人が多いようです。
中には、20万キロでも余裕で走れますとすすめられたなんて人もいたほど。
定期的なメンテナンスさえしていれば、長く乗れる一台です。
ですが、その一方排気量の小ささから走りにもたつきを感じることもあります。
普段一般道を走る分には問題ない程度ですので、試乗してみるといいかもしれないですね。
また、カスタムパーツも多く販売されていますので、楽しみの一つではないでしょうか。
☑耐久性:★★★★★
大切に乗れば、飽きるまで付き合ってくれるのがフィットだと思います。
車体の個体差で、よく発進時のがたつきのあるものもあるようですが、修理が可能です。
どんな車でも、メンテナンスひとつでその後の寿命が決まります。
☑中古車の見つけやすさ:★★★★★
平均中古車価格:75万円
予算が100万円あれば、現行モデルでも購入できるものもあります。
2代目であれば、見た目も古さはありませんし、かなりお値打ちに購入が可能です。
おすすめランキング4位 ニッサン ノート
☑経済性:★★★★★
排気量…1500㏄1600㏄
✔自動車税…34,500円(新規登録の翌年は減税対象、その次からは34,500円に戻ります)
車検時の重量税…エコカー減税によって通常よりも安くなり、15,000円(通常22,500円)
✔車検費用…41,650円~
ホンダ フィット、トヨタ アクアとよく比較されるのがニッサン ノートです。
✔平均燃費は17㎞/l。
燃費を除けば、ほかのコンパクトカーと維持費もさほど変わりはありません。
☑室内空間の快適性:★★★★☆
ニッサン ノートの室内空間ですが、ライバル車として挙げられているホンダ フィットからニッサン ノートへ乗り換えるオーナーさんも多くいます。
室内空間としてはフィットは荷室にたくさん荷物も乗るし、運転席の幅に不満はないのだけれど、乗り心地が悪いという点からです。
乗り心地は断然ノートのほうがいい。
室内の狭さも感じさせないし、ゆったり乗れます。
ただ、ノートのほうが若干荷室は狭いようです。
また、標準では運転席のひじ掛けがないので、中古で購入するのなら、オプションでひじ掛けのついたものを選ぶ必要があります。
内装のチェックも欠かせません。
☑運転の快適性:★★★★★
1500㏄のエンジンにCVTを搭載したノートはとても魅力的な走りをしてくれるようです。
1300㏄のフィットは加速にもたつきを感じるオーナーさんも多いですが、ノートのオーナーさんからはこうした不満は出ていません。
✔最小回転半径は4.7mなので、このクラスの平均的な数字ではないでしょうか。
小回りは十分利きますし、乗り心地もいいので、長距離の走行でも余裕です。
☑耐久性:★★★★☆
ニッサン ノートの最大の不具合はエアコンなのだそう。
それさえ故障がなければ、エンジンもCVTの質もとても良い車だと思います。
安全性能もばっちりついているので、事故の回避にも◎。
☑中古車の見つけやすさ:★★★★☆
平均中古車価格:90万円
やはり販売台数の多い車種なだけに、中古車の台数も多いです。
ボディカラーも揃っていますから、希望の1台が見つかるはずです。
予算が100万円あれば、距離の浅い程度の良いものが購入できます。
おすすめランキング5位 マツダ デミオ
☑経済性:★★★★★
排気量…1300㏄
✔自動車税…34,500円(新規登録の翌年は減税対象、その次からは34,500円に戻ります)
車検時の重量税…エコカー減税によって通常よりも安くなり、15,000円(通常22,500円)
✔車検費用…41,650円~
✔マツダ デミオの平均燃費は19㎞/l。
エンジンも1300㏄とコンパクトで、維持費は安め。燃費も悪くありません。
☑室内空間の快適性:★★★★★
コンパクトな車体なので、空間に限界はありますが、内装は同車格のライバル車よりも1ランク上という評価です。
マツダと聞くと、欧州車をイメージとしたデザインで人気ですが、内装にもこうしたこだわりを持って作られています。
☑運転の快適性:★★★★☆
✔足回りはあえて硬めになっていますが乗り心地は悪くありませんし、最小回転半径は4.7mと小回りの利く設定になっています。
何といっても、ステアリング周りが充実しており、高級感のある仕上がり。
1300㏄と小排気量ではありますが、非力な感じはないようです。
ただし、デミオでは走り出しのノッキングが気になるというオーナーの声もあります。
☑耐久性:★★★☆☆
モデルや個体差もありますが、不具合の出やすいものもあります。
不具合は、加速時のノッキングが起こるというものです。これに対してマツダは原因不明として、リコールにもなっておらず、
保証の対象外になってしまうことも。中古車であれば、購入したい車体に試乗してみるとその車のクセがつかめていいかもしれません。
☑中古車の見つけやすさ:★★★★☆
平均中古車価格:65万円~
デミオも初代モデルからたくさんの中古車が出回っています。予算に対して割と高年式者が狙えると思います。
デミオには、クリーンディーゼルモデルもありますので、ガソリン車かディーゼル車か、比較してみるといいかもしれません。
ディーゼル車になると、ガソリン代も抑えられて、経済的にも助かります。気に入る1台が見つかるといいですね。
免許取りたての人が初めて買う車のまとめ
初めての中古車購入は自分の生活に見合った車選びが一番です。
背伸びをしすぎて、維持をできなければ意味はありません。
かといって、粗悪な中古車を購入してしまうと、すぐに買い替えが必要になって、損をしてしまいます。
これからのカーライフを見据えて検討してみると、自分の気に入る中古車に出会えるのではないでしょうか。
(ライター:中古車査定士ryo)
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