ランエボX用ブレーキパッドの定番はこれ!鳴き・ダスト対策もできるおすすめ社外品まとめ

ランサーエボリューションX(CZ4A)は、ハイパワーなAWDセダンとして今なお根強い人気を誇るモデルですが、純正のブレンボブレーキには「鳴きがうるさい」「ダストが多すぎる」といった悩みがつきものです。

今回は、ランエボXオーナー50人分の社外ブレーキパッド使用データを調査。

街乗りメインの人も、週末に峠やサーキットを楽しむ人も、快適かつ安心して使えるパッドはどれか? 鳴きやダストを抑えつつ、純正と遜色ない制動力を持つ「定番モデル」をまとめてご紹介します。

純正ブレンボは高性能だけど…音とダストに悩まされる

筆者自身、エボXで3年半・約3.7万kmを走行。街乗り中心の使用だったためパッドの減りは少ないものの、鳴きがひどく、特に雨天時や冷間時のキィーキィー音に悩まされていました。

純正は効きが抜群な一方で、快適性には難があり、住宅街ではかなり気を遣います。そこで次の車検を機に、社外パッドへの交換を検討することに。

ブレーキパッド選びは“用途”と“快適性”のバランスが重要

ランエボXはスポーツ走行から街乗りまで使用用途が幅広く、人によって重視する性能も異なります。

  • 「通勤でしか使わないのでダストや鳴きが少ない方がいい」
  • 「週末は峠やサーキットにも行くので制動力優先」
  • 「街乗りだけど気分的に純正以上の効きが欲しい」

このようにニーズが多様なため、どのパッドが“正解”かは一概に言えません。

そこで今回、SNSやレビュー、ブログ、掲示板などから実際にパッドを使っている50人分の使用データを収集し、評価傾向を分析しました。

人気の社外パッドTOP3はこれ!

50人分の使用実績から、使用者が多かった上位3モデルは以下の通りです:

順位 メーカー/型番 主な用途 鳴き/ダストの評価
1位 ENDLESS「MX72」 街乗り+サーキット やや控えめ/純正より少なめ
2位 ENDLESS「SSM」 街乗りメイン 静か/ダスト少
3位 DIXCEL「M type」 街乗りメイン 非常に静か/ほとんど出ない

MX72はサーキットにも対応するバランスタイプとして高い人気を維持。

一方、街乗り特化のSSMやM typeは、静粛性と低ダスト性能に優れる快適志向モデルとして支持されています。

使用データで見る社外パッドの選ばれ方

ENDLESS(エンドレス)

  • MX72:使用者14人
     ⇒サーキット対応・バランス型。効きは純正以上、中~高温域で安定感あり。

  • SSM:6人
     ⇒街乗り専用。低温でも静かで扱いやすく、ダストの少なさが高評価。

DIXCEL(ディクセル)

  • M type:6人
     ⇒街乗り向けで価格も抑えめ。踏力に応じた穏やかな制動感。

  • Z type:ワインディングや軽めのスポーツ走行向け。鳴きはやや多め。

プロジェクトμ・ACRE・MARVELなど

  • サーキット志向のユーザーに支持されるモデルが中心。
     ⇒HC-CS、HC+、フォーミュラ700Cなどは走り好きにおすすめ。

制動力・鳴き・ダストの3要素で比較

型番 制動力 鳴き ダスト 街乗り快適度 備考
ENDLESS MX72 サーキット兼用、バランス型
ENDLESS SSM 街乗り快適性重視
DIXCEL M type コスパ重視ならこれ
純正ブレンボ × × × 最強だが快適性は低い

最近は「静かで長持ち」が選ばれる傾向に

以前は「MX72」一択という声も多かったランエボXのブレーキパッド事情ですが、中古購入層や街乗り中心のライトユーザーが増えた現在では「SSM」「M type」などの快適志向パッドの支持が拡大しています。

価格も抑えめで、交換サイクルも長め。強烈な制動力を求めないなら、こちらの方が満足度は高いかもしれません。

まとめ|「踏み心地」より「暮らし心地」で選ぶパッド

ランエボXのブレーキパッド選びは、走行スタイルとライフスタイルに合った快適性と性能のバランスがカギになります。

  • 静かでクリーンな街乗り重視:SSM/M type
  • 週末ワインディングも楽しみたい:MX72
  • 本気のスポーツ走行派:Z type、HC+など

筆者は結局「MX72」を選びましたが、次に替える時は「SSM」でも良いかなと思っています。あなたのエボXライフにぴったりの1枚が見つかりますように。

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