仕事柄、いつでもどこでもノートパソコンを使う必要があった私は、最初のジャンプスターター選びにおいて「ノートパソコンにも電流を供給できること」と「大容量バッテリーで安心感があること」を重視しました。
いざという時に容量不足でセルが回らない…なんてことは絶対に避けたいですからね。
当時、20,000mAhクラスの製品はまだ見つけられず、最も容量が大きく、ノートPC対応の19V出力端子を備えたのがこの**DBPOWER S30(16,500mAh)というモデルでした。
DBPOWERジャンプスターターの特徴
このDBPOWERは、中国製とはいえ作りがしっかりしていて、まるで欧州向けの製品をOEMで作っている工場で作られたようなクオリティに感じました。
実際、私が購入したモデルは現在では廃盤となり、代わりに他社からほぼ同じスペックのジャンプスターターが販売されています。
当時のDBPOWERよりも容量が増え、付属ケースなども刷新されています。
おそらく、OEM生産を担っていた工場が自社ブランドを立ち上げたものだろうと推測されます。
バッテリーやソーラーパネルを中心に製品展開していることからも、そういった背景が感じられます。
ジャンプスターターの始動実験
せっかく大容量のモデルを購入したので、どの程度の回数エンジンを始動できるのか試してみました。
実験は、2,000ccの4気筒車(純正でバッテリーがトランク搭載)で、車両のバッテリー端子を外した状態でジャンプスターターを接続してエンジンを始動するという方法です。
結果として、10回の始動は余裕で可能でした。
これ以上は近所迷惑になるため試しませんでしたが、インジケーターの残量は3/4残っていたので、おそらく20回程度は余裕でいける手応えがありました。
DBPOWERジャンプスターターのまとめ
このDBPOWERのジャンプスターターは、ノートパソコンやスマホの充電も可能で、シガーソケットや家庭用コンセントからも充電できる便利なモデルでした。
残念ながらすでに廃盤ですが、代わりに登場した、より進化したジャンプスターターが現在も手に入ります。
私自身、半年間バッテリーが上がることはありませんでしたが、非常用としてしっかり役立ってくれる安心感は大きかったです。
もしもの備えとして、モバイルバッテリー兼ジャンプスターターとして活用できる製品を探している方には、こうした大容量タイプはおすすめです!
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