高圧洗浄機を使って洗車をすると、ボディが歪んでしまったりするのであまりやらない方が良いという意見を目にする事がありますが、今は少なくなってしまったコイン洗車場などでは普通に高圧洗浄機が使われていますよね。

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結論としては、故意にボディを歪ませるような一点に水圧が集中するようなモードを選んで、徹底的に1ヶ所に執拗に垂直に水圧をかけ続けなければ、個人レベルで購入可能な高圧洗浄機ではそうそうボディが歪む事なんてないという事です。

実は私も洗車用に高圧洗浄機を購入し、現在進行形で使用しています。

何故高圧洗浄機などを購入してしまったのでしょうか?

高圧洗浄機を購入した理由

私は月に1度くらいは毎月洗車をしているのですが、基本的には手洗い派で洗車のついでに素人でも簡単に施工できるコーティング剤やコーティングのメンテナンス剤を必ず塗布しています。

たま~にガソリンスタンドの洗車機に掛ける事もあったのですが、淡色の車で傷は目立ちにくい車にも関わらず、かなり洗車傷がついてしまったので、今では洗車機に掛けるのは止めています。

因みに今使い続けているのは「ピカピカレインプレミアム」とそのメンテナンス材である「ナノピカピカレイン」というものです。



コーティング剤の件はさておき、何故高圧洗浄機なんぞを購入したかという理由ですが、それは2つです。

色々めんどくさいから・・・というのもありますが、大きな理由はそれではありません。

手洗い洗車は意外と重労働

私は愛車をいつも綺麗にしておきた派です。汚い状態だと気分が悪くなるので、最低限月に1回、汚れたらその都度手洗いで洗車をしていたのですが、この手洗い洗車+コーティング剤もしくはメンテナンス剤の塗布というのが意外と40歳を過ぎた体にはこたえます。

これらの作業の手順ですが、まずはホースの水圧を上げて砂埃などの表面的な汚れを吹き飛ばしてから、シャンプーをスポンジに付けて軽くボディを撫でるように擦ります。

次に再びホースで散水しながらシャンプーを洗い流し、水切りワイパーでボディ全体の水玉を落とした後にウェスやセーム皮などで残った水を拭き取ります。

その後ウェスでコーティング剤やメンテナンス剤を塗布するのですが、この一連の作業でシャンプー+水切り+拭き取り+塗布と4回もボディ全体を擦ったり拭いたりしなければなりません。

また、ボディが綺麗もホイールが汚れていると綺麗になった感じがしないので、柄のついた専用のスポンジでホイールも洗わなければなりませんので、これがかなり重労働ですし、時間も2時間くらいは掛かっていました。

洗車をした後は2~3日筋肉痛が引かないような事になって来ましたので(運動不足だろ!という突っ込みはなしでお願いします)、なんとか最小限の時間と労力で車を綺麗な状態に保てないかとあれこれ思案した結果、高圧洗浄機という答えに辿り着きました。

高圧洗浄機の代名詞はケルヒャーだが?

以前、仕事で高圧洗浄機を使っていた事があるのですが、その時はケルヒャーのモデルでした。

ケルヒャーと言えば、高圧洗浄機を含めた清掃機器の最大手メーカーとして有名ですし、ケルヒャーの高圧洗浄機は高性能と定評があるのは周知の事実だと思います。

最初はケルヒャーのモデルの中から洗車向けの高圧洗浄機を選ぶつもりで調べてみました。

販売元ケルヒャー
機種K2クラシックK2
K3サイレント
電力周波数50-60(Hz) 対応50-60(Hz) 対応50/60(Hz) 別型
消費電力1.0(kW)1.25(kW)1.3(kW)
吐出圧力8.0(MPa) 9.0(MPa) 10.0(MPa)
吐出水量 330(L/h)360(L/h)360(L/h)
静音モーター--
販売元ケルヒャー
機種K4サイレント
ホームキット
K5サイレント
ホームキット
電力周波数50/60(Hz) 別型50/60(Hz) 別型
消費電力
1.35(kW) 1.0(kW)
吐出圧力
11.0(MPa)12.0(MPa)
吐出水量400(L/h)430(L/h)
静音モーター-

※電力周波数は周波数は関東501Hz/関西60Hz

吐出圧力は高い方が良いのですが、価格は上を見ればキリがありませんので、2万円くらいで買えるものという事で、K2もしくはK3サイレントの2機種が候補になりました。

国産メーカーとしては、他にもHIDAKA、RYOBI。HITACHI、アイリスオーヤマなどから高圧洗浄機が発売されていますので、他社メーカーも含めて比較するとこのような形になります。

販売元ケルヒャーHIDAKA
機種K2
K3サイレント
HK-1890
最新価格公式ショップ
Amazon
楽天市場
Yahoo!
公式ショップ
Amazon
楽天市場
Yahoo!
公式ショップ
Amazon
楽天市場
Yahoo!
周波数50-60(Hz) 対応
50/60別型50/60別型
消費電力
1.25(kW)
1.3(kW)
1.2(kW)
吐出圧力9.0 (MPa)10.0 (MPa)9.0 (MPa)
吐出水量
360 (L/h) 360 (L/h) 東330/東350(L/h)
静音モーター-
高圧ホース5m付属10m付属10m付属
蛇口コネクタ--付属
ホース3m別売3m別売3m付属
自吸セット別売別売別売
販売元RYOBIHITACHIアイリスオーヤマ
機種AJP-1700 VGQ
FAW110
FIN-801E/W
最新価格公式ショップ
Amazon
楽天市場
Yahoo!
公式ショップ
Amazon
楽天市場
Yahoo!
公式ショップ
Amazon
楽天市場
Yahoo!
周波数50-60対応50-60対応50/60別型
消費電力
1.45(kW)
1.2(kW)
東1.1/西1.3(kW)
吐出圧力7.5 (MPa)7.5 (MPa)8.0 (MPa)
吐出水量
360(L/h)330(L/h)300(L/h)
静音モーター--
高圧ホース10m付属10m付属10m付属
蛇口コネクタ---
ホース3m付属3m付属3m付属
自吸セット付属機能なし別売

現状の洗車用のおすすめ高圧洗浄機は?

選んだ基準は、なるべく吐出圧力が大きくて価格が安いという条件でしたが、現在ではケルヒャーの「K3サイレント」が吐出圧力が10.0と最も高く、価格も2万円を割っていますので、このグレードだと最もコストパフォーマンスが高くなっています。

次いで、吐出圧力は若干下がりますが、アイリスオオヤマの「FIN-801」が価格と性能のバランスを考えるとかなりお買い得のモデルだと思います。

因みに半年前に私が購入した時点では、ケルヒャーの「K3サイレント」は2万円台後半、アイリスオーヤマの「FIN-801」は1万円台後半でしたので、HIDAKAの「HK-1890」が最もコストパフォーマンスに優れていた為、「HK-1890」を購入しました。

今なら間違いなくケルヒャーの「K3サイレント」を選びますね。

このモデルは電力の周波数帯で、対応する機種が異なり、東日本では50HzのK3SL/5、西日本ではK3SL/6を選ぶ事になります。

西日本と東日本の境界線については以下の通りです。

© 一般財団法人 日本原子力文化財団より 引用

日本の電気の周波数は、静岡県の富士川あたりを境に、東日本が50Hz(ヘルツ)、西日本が60Hzと異なっています。

「HK-1890」の使用感

最終的には「HIDAKA」の「HK-1890」に至りましたが、Amazon・楽天は送料別の為、「HIDAKA」の公式ショップから直接購入しました。

なお、公式ショップよりも安い値段で「HK-1890」を販売している、コピー偽サイトがありますので注意が必要です。

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HK-1890の使い方

HK-1890の使い方は至ってシンプルです。

本体と付属品がバラバラの状態で納品されますので、本体前面に高圧ホースを接続して背面に水道ホースを接続します。

高圧ホースの先にトリガーガンを接続して、その先に標準ノズル、ターボノズル、洗剤散布用ノズルのいずれかを接続します。

【高圧ホースを接続】
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【水道ホースを接続】

2015-09-13 20.01.34

【トリガーガンを接続】

 

2015-09-13 19.59.28

【洗剤散布用ノズルを接続の場合】

2015-09-13 20.05.13

【ターボノズルと標準ノズル】

2015-09-13 21.49.27

ターボノズルは高圧力で円を描くように水を噴射します。
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標準ノズルは、ノズルの先端を回転させることで水圧と放水範囲を調整する事が出来ます。
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というわけで、「HIDAKA」の「HK-1890」を使って洗車してみました。

砂や泥などの汚れは良く落ちる感じでかなり爽快感がありますが、油と混ざりあって固着した汚れはターボノズルでピンポイントで念入りにやらないと落ちませんし、アルミは汚れは大分落ちてますが水の跳ね返りがとんでもない事になります。

上手い角度を見つけられればどうにかなりそうですが。

高圧洗浄機を利用しての手抜き洗車の結果

さて、最近ではこの高圧洗浄機を使用して、究極の手抜き洗車&メンテナンス剤塗布でどこまで車が綺麗になるか的な実験をしています。

手順は至って簡単です。

高圧洗浄機だけで汚れを吹き飛ばして、拭き取りとメンテナンス剤の塗布を同時にやる方法です。

この方法なら通常は4回もボディ前面を拭いたり擦ったりしなければならないところ、拭き取りはたった2回だけで済みます。

洗車前の車の状態ですが、今回は実家近くの舗装されていない駐車場に車を2週間青空駐車してしまった為、かなり砂埃がこびりついていました。

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オマケに鳥の糞までべっとりこびりついている状態です。

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この状態から高圧洗浄機だけで汚れを落として、水切りをするのですが、かなり高性能な2枚刃の水切りワイパーを使用しました。

 

これでしっかり水を切れば、後の拭き取り+メンテナンス剤の塗布が楽になります。

因みに、高圧洗浄機では油と結びついた汚れはなかなか落ちません。

ただし、ガラスコーティングなどを施工していれば水圧だけで落ちやすくなると感じました。

結果はこんな感じです。

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拭き上げとメンテナンス剤を塗布したウェスはこちらです。

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うっすらと汚れてはいますが、手洗いなしでこんなもんなら合格点ではないでしょうか?

因みにホイールも高圧洗浄機である程度の汚れは落ちますよ。

なお、今回はピカピカレインプレミアムを数か月前に施工し、ナノピカピカレインを月に1度の洗車の度に塗布していますので、ボディの状態によっては汚れが落ちにくくなる場合もあると思います。(ピカピカレインプレミアムを塗る前には油汚れが落ちにくかった)



出来るだけで抜き洗車で綺麗にしたいなら、この辺りのコーティング剤も合わせて使用する事をおすすめします。

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(ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣

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