こんにちは!LaBoon!!編集長の鈴木朝臣です。
秩父といえば長瀞や市街地観光のイメージが強いですが、週末には混雑することも多く、スムーズなドライブを楽しむにはルート選びがカギとなります。
今回は実際に、秩父高原を経由して志賀坂峠を越え、群馬県上野村〜下久保ダムへ抜ける快走ルートを走ってきました。走りも景色も楽しめる、知る人ぞ知る山岳ドライブコースをご紹介します。
混雑知らずの出発地「道の駅おがわまち」
出発は埼玉県・小川町にある「道の駅おがわまち」。
市街地から外れているため早朝でも落ち着いた雰囲気で、トイレや自販機などの設備も整っており、スタート地点としてちょうどいいロケーションです。
秩父方面に向かう際、定番ルートの皆野〜長瀞エリアは観光渋滞のリスクがありますが、今回は東秩父〜秩父高原〜小鹿野経由の裏ルートを選択。
結果的に信号も少なく、序盤からストレスフリーな走行ができました。
ワインディングを繋いで小鹿野町へ
小川町から東秩父、秩父高原牧場を抜けて、小鹿野町の「総合運動公園駐車場」で小休止。
朝の山間は空気が澄み、交通量もわずか。秩父高原ルートは中速コーナーが連続する気持ちの良いワインディングで、まさに“走って気持ちいい”ルートでした。
公園周辺はのどかな町並みと山に囲まれた景色が広がり、ドライバーにとっても絶好の休憩ポイントです。
志賀坂峠へ突入|この日一番の走りどころ
小鹿野から上野村へ向かうメインルートとなるのが、国道299号・志賀坂峠。
秩父と群馬を結ぶ峠道として知られ、タイトなヘアピンとリズミカルな中速コーナーが連続するこの区間は、この日最も走りごたえのあるハイライトでした。
道幅は比較的広く、舗装状態も良好。加えて交通量も少なめで、テンポよく走れる峠としておすすめです。
途中、志賀坂トンネルを抜けると、景色も空気も一変し、上野村の深い森が迎えてくれます。
上野スカイブリッジと不二洞で自然体験
峠を下った先、上野村の「まほーばの森 第3駐車場」に車を停めて、上野スカイブリッジと不二洞を散策しました。
橋の上から眺める谷間の深さと、吊り橋特有のスリルが相まって、爽快なドライブのあとにちょうどいいクールダウンタイムに。
その後訪れた「不二洞」は、群馬県最大級の鍾乳洞として知られ、幻想的な地形と天然の涼しさが魅力です。
ただし、内部は階段や傾斜が非常に多く、高低差もかなり大きいため、運動不足の方や足腰に不安がある方にとってはややハードに感じるかもしれません。
所要時間はおよそ30分~40分ほど。夏場でも涼しく保たれているため、体力に余裕がある方にはおすすめの“天然の避暑地”ですが、歩きやすい靴と飲み物の準備は必須です。
ランチは道の駅 万葉の里|地元の味に舌鼓
ドライブと観光をひととおり楽しんだ後は、「道の駅 万葉の里」でランチ。
上野村の特産である「いのぶた丼」や地元の山菜そばなど、地域色豊かなメニューが揃っており、観光客にも地元民にも親しまれている食事処です。
ボリュームもあり、味も満足。午後のドライブに向けたエネルギー補給には最適なスポットでした。
最後は下久保ダムで静かなひとときを
午後は国道462号を経由して「下久保ダム」へ。
巨大なロックフィルダムと青く澄んだ湖面が広がるこの場所は、観光客も少なく静かに絶景を味わえるスポットです。
風通しの良い堤体の上を歩きながら、ダム好きにも走り好きにも満足できる締めくくりとなりました。
まとめ|志賀坂峠を走るなら、秩父高原から上野村へ抜けるこのルートが最高
このルートは、次のような魅力を備えています。
- 長瀞・秩父市街の渋滞を回避
- 中速・タイトが混ざる走りごたえのある志賀坂峠
- 清涼感あふれる上野村の自然スポット
- 地元グルメと静かなダムでのリラックスタイム
- 都心から日帰り圏内で非日常を味わえる
「秩父を走りたいけど混雑は避けたい」「しっかり峠も楽しみたい」という方にとって、この志賀坂峠ルートはまさにベストチョイス。
夏は涼しく、秋は紅葉も楽しめるので、季節を変えてリピートするのもおすすめです。
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