こんにちは!LaBoon!!編集長の鈴木朝臣です。
関東近郊で日帰り可能なドライブコースを探しているなら、道志みちから富士宮口五合目を経て、三国峠を抜けて芦ノ湖へ至るこのルートは見逃せません。
豊かな自然と変化に富んだワインディング、そして富士山や駿河湾を望む絶景スポットが次々に現れ、走って良し・眺めて良しの満足度の高いコースです。
私は2025年6月、梅雨前線が早々に消えて猛暑となった関東を脱出するかのように、このルートを日帰りで走破しました。体験をもとに、各ポイントの魅力をご紹介します。
朝の道志みちで爽快ワインディング
スタートは神奈川県相模原市郊外。ここから国道413号線、通称「道志みち」へ入り、早朝の涼しさの中を快走しました。
道志みちは首都圏からのアクセスが良いことに加え、交通量が少なく、適度なカーブが続くワインディングロードとして人気の道です。
沿道には道の駅やキャンプ場が点在しており、朝の時間帯なら信号もほとんどなく、走ること自体が楽しい道でした。
山中湖で富士山の絶景を堪能
道志みちを抜けてすぐ、山中湖畔に到着。湖面の向こうには富士山がくっきりと姿を現し、まるで絵画のような光景が広がっていました。
湖畔の駐車場に車を停めてしばし休憩。写真好きにもたまらないロケーションで、愛車と富士山のツーショットを収めるのに最適です。
朝の山中湖は比較的人も少なく、静かで落ち着いた空気が漂っており、ここでのひとときが一日のドライブの始まりをより特別なものにしてくれました。
富士山スカイラインを走る|標高2,400mへ続く絶景ヒルクライム
次に目指すのは富士山南側、静岡県の富士宮口五合目。
富士宮市内から五合目までのルートは、標高差約2,000mを一気に登る本格的な山岳ドライブコースです。
後半はタイトなコーナーが続き、運転に集中しながら高度を上げていく感覚がたまりません。
到着すると、そこは別世界。気温は20℃前後まで下がり、下界の猛暑を忘れるほど快適な気候。駿河湾側の展望も素晴らしく、まさに“天空のドライブ”という表現がふさわしい場所です。
芦ノ湖スカイラインへ|三国峠を抜ける爽快な高原ドライブ
富士山スカイラインを下山後は、長尾峠を通って箱根方面へ。その途中からアクセスするのが、芦ノ湖スカイラインです。
芦ノ湖スカイラインは、箱根外輪山の尾根伝いに続く絶景有料道路。整備された路面と適度なコーナーが続き、走って気持ちいい道として知られています。
三国峠では、富士山の裾野から駿河湾までを一望できる雄大な景色が広がり、息を呑むような展望を楽しめます。風が通り抜ける静かな場所で、ドライブの途中休憩にも最適です。
十国峠レストハウスでゴール|観光地の喧騒を避けた穴場スポット
終着点は、箱根エリアの展望地十国峠レストハウス。観光客で混み合う芦ノ湖中心部を避け、落ち着いた環境で景色を楽しむには最適なスポットです。
ロープウェイに乗れば、相模湾・伊豆半島・房総半島まで一望することができ、標高の高さと開放感が魅力。ドライブの締めくくりとしても非常に満足度の高い場所でした。
富士山スカイラインと芦ノ湖スカイライン|日帰りで絶景も走りも楽しめるベストルート
今回のドライブの最大のポイントは、富士山スカイラインと芦ノ湖スカイラインという2つの名道を組み合わせて走れること。
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富士山スカイライン:標高差と景色が魅力のヒルクライムコース。富士山の雄大さを間近に感じながら走ることができる。
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芦ノ湖スカイライン:箱根の高原を走る尾根道で、静けさと展望の両方を楽しめる快走ルート。
どちらも信号が少なく交通量も比較的少なめなので、走りを楽しむにはうってつけのルートです。
季節は6月から10月にかけての晴天日が特におすすめ。涼しさと景色、そしてクルマとの一体感を味わえる一日が待っています。
ドライブメモ
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富士山スカイライン:静岡県道152号。富士宮市から富士宮口五合目へ続く山岳観光道路。標高差と展望に優れる。
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芦ノ湖スカイライン:全長約10.7kmの有料道路。箱根外輪山を縦走し、景観と静寂が魅力。
関東から日帰りで楽しめる絶景ドライブを探しているなら、富士山スカイラインと芦ノ湖スカイラインをつなぐこのルートは間違いなくおすすめです。
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