こんにちは!LaBoon!!編集長の鈴木朝臣です。
ここ数年間のカーアクセサリー市場全体の流れと、ここ1年位の状況を見ていて感じるのですが、最近は新しいガジェットの登場がめっきり少なくなりました。
ガジェッター的にはあまり面白い状況ではないのですが、ここ数年のカーアクセサリー市場全体の流れをおさらいしつつ、今後どんなものが売れそうなのかを考えてみましょう。
過去数年のカーアクセサリー市場全体の流れ
ここ数年間のカーアクセサリー市場全体の流れをざっくりまとめると、以下のような形になります。
ドラレコ
2015年頃から数年間はドラレコフィーバーが続き、360°タイプや多カメラ、高解像度の製品など、様々なものが出て来ました。
直近4年位ではスマート型が登場し、一気に普及したと言う流れもあります。
こちらも完全にレッドオーシャン化しており、これから伸びて行くカテゴリーではありません。
カーナビ
カーナビ・オーディオ関連に関しては、CarPlay・Android Autoの認知度が高まった事で、従来型のナビからディスプレイオーディオに売上が移行している最中にあります。
このような情勢の中で、CarPlay・Android Autoの無線化ドングルや、動画アプリの使用を可能にするAI BOX(Androidドングル)が人気です。
CarPlay・Android Autoは、まだまだ認知度は高まって行く事が考えられますが、これらに対応するガジェットを供給するメーカーも飽和状態にあります。
レーダー探知機
レーダー探知機は、車好きの方のうち、一部のリテラシーが高い方が使い続けて来たガジェットですが、こちらもオービスガイドなどのスマホのGPS警報&情報共有アプリにシェアを喰われて行くと予測しています。
市場規模は一貫して右肩下がりでしょう。
これから売れそうな製品は?
現状では、このようにこれまでアフターパーツのカーエレクトロニクス市場を牽引して来た製品群は飽和状態となっている上、これから伸びそうな新しいカテゴリーも出て来そうにありません。
ただし、以下の2つの条件を満たす事が可能な製品であれば、完成度や機能の組み合わせによってはまだまだ商機はあるでしょう。
これ以上具体的な情報は出しませんが、現在水面下でこのような製品を開発しているメーカーもあり、その中には私自身も企画・販売に関わっているものもあります。
これからは、客層は絞るけれども、特定の属性のユーザーの細かいにニーズに応える製品が必要とされるのではないかと考えています。
コメント
AppleCarPlayにしてもAndroidAutoにしても、GPSが受信できないとトンネルとかで動かないので、OBD2経由での車速パルス取得ができる機器があったら面白いのですけどね。
※どうやってスマホに車速パルスデータを渡すかが問題でしょうけど(笑)
パルス取得は実装されているかと思います。
問題はルート修正の際のアルゴリズムの方ですね。
ネタ的には
後付けブラインドスポットモニター
サイドミラーモニター
の2点でしょうか。この2点が一体になった後付け商品が出てくるとそこそこ売れそうな気がします。
ナビ関係だとフロントガラスに一部のナビ画面を移せるガジェットが出ればよいなと思っています。
後付けブラインドスポットモニター
サイドミラーモニター
はそのうち出て来そうですね。