我が家には一眼レフもあるのでデジカメはスマホで充分!…と長い事考えていたのですが、高校2年生になる娘が修学旅行に行く際に自撮りデジカメが欲しいと言い出しました。

娘の通っている高校は校則が厳しく、スマホの校内への持ち込みのみならず保有すらも禁止されているのですが、所有もさせないとなると日常の生活に支障が出るだけでなく、急速に進むITグローバル化に適応するのに将来的に支障が出ますので、もちろん我が家では娘にスマホを持たせています。

とは言え、建前上は校則でスマホの所有は禁止となっているのですから、修学旅行に持って行く訳には行きません。

 

娘の言うところによると、友達はスライド式の液晶がレンズ側に向いている「自撮りデジカメ」をみんな持っているとの事なので、今回は1~4万円で買える自撮りデジカメについて徹底的に調べてみました。

ネットで見掛ける「自撮りデジカメのおすすめ記事」は、いきなり単品の紹介になっている為、相対的にどのデジカメが優れているのか、目的にあったものを見つける事が困難なので、デジカメ市場の取り巻く情勢から簡単に説明します。

そもそも広義のデジカメには一眼レフも含まれますが、今回はコンパクトデジカメ、いわゆるコンデジについて調査しました。

コンパクトデジカメの国内シェアは5強

まずは、ここ10年間のコンパクトデジカメの国内シェアの推移です。

毎年の上位3社のシェアをまとめていますが、最近3年間程度は1位がキャノン、2位がニコン、3~4位がカシオとソニーで安定しているようです。

※ソースは全国の家電量販店・パソコン販売店・ネットショプのデータを集計した「BCN AWARD」

キャノン・ニコンは元々は一眼レフカメラメーカーで、この2社はデジタル一眼レフ部門では不動のワン・ツー、ソニー・パナソニックはビデオカメラを得意としており、ビデオカメラ部門では不動のワン・ツーとなっています。

どのメーカーもコンパクトデジカメ自体の専業メーカーというよりも、一眼レフやビデオカメラで培った技術を投入してコンパクトデジカメを開発しているという一面が垣間見えます。

ソニーはAV部門ではデジタルビデオカメラのシェアがトップクラスですが、デジカメの映像を取り込む部分のCMOSセンサーの部品メーカーとしてもAV業界では有名で、他社でもSONY性のCMOSセンサーを使用しているケースも多い筈です。

一方でカシオは、電卓から始まり、楽器や「G-SHOCK」などの時計やシンセサイザー、ゲーム機など、電子辞書、携帯電話などの開発経験があるものの、AV機器での柱がある訳ではありません。

ただ、様々なカテゴリーの電子デバイスを開発してきた強みを生かして、デジカメに関しては世界初の液晶モニターを搭載した製品を発売するなど、カメラ単体の性能よりも新しく革新的な機能面で勝負してきた感があります。

従ってデジカメの特徴も各社で異なり、大雑把に言えば以下のようになる筈です。

  • キャノン・ニコン~一眼レフやミラーレスには及ばないが、レンズの素性が良くデジカメとしては写真が綺麗に撮れる
  • デジカメの映像の良し悪しに大きな影響を及ぼすCMOSセンサーの超有名ブランド Exmorシリーズを自社で改発しており、デジタル画像のレベルが高い
  • パナソニック~写真の画質は上位2社には及ばないが、動画が綺麗に撮れる
  • カシオ~画像に関してはそこそこだが、リーズナブルで電子デバイスとしての機能面が充実

最近のデジカメの売れ筋ランキングはどうなっているの?

各メーカーの特徴やシェアの次に、個別のデジカメの家電量販店などにおける最近の2ヵ月程度の売れ筋ランキングを見てみましょう。

単品売上の8週間の売上ランキングの平均値で見ると以下のようになります。

売上ランキング8週の売上ランキングの平均値
1位
カシオ EX-ZS210-
2位ニコン COOLPIX A300
-
3位カシオ EX-ZS28
-
4位キャノン PowerShot SX720HS
-
5位カシオ EX-ZR1700
自撮り
6位フジフィルム FINEPIX XP90
-
7位キャノン IXY 180
-
8位オリンパス SH-3
-
9位ソニー DSC-WX500
自撮り
10位キャノン PowerShot SX620HS
-
11位オリンパス TG870
自撮り
12位ニコン COOLPIX A900
自撮り
13位ニコン COOLPIX S7000
-

ここ最近の単品の傾向ではエントリークラスのモデル数が多いカシオがトップで、次いでニコン・キャノンといった形になっています。

このランキング自体が自撮りデジカメではなく、コンパクトデジカメ全体での数値になりますが、この中には自撮りデジカメが4つ入っています。

コンデジ全体としては、カシオもニコンも売上ランキングの上位はスタンダードなエントリーモデルとなっています。

ランキング5位にようやく自撮りデジカメのカシオ「EX-ZR1700」が顔を出し、9位のSONY「DSC-WX500」、11位オリンパス「TG870」、12位ニコン「COOLPIX A900」と続いています。

従って自撮りデジカメの中で最も売れているのは、カシオの「EX-ZR1700」であると言えます。

CASIO デジタルカメラ EXILIM 自分撮りチルト液晶 EX-ZR1700GD ゴールド
カシオ (2016-02-05)
売り上げランキング: 98,810

 

ただし、この辺りは価格帯や機能がそれぞれ異なりますので、売れているから誰にでもおすすめという訳ではありません。

コンパクトデジカメの売上ランキングの上位に来ているのは、いずれも価格の安いエントリークラスのモデルである為、業界全体のシェアを考えた時に金額ベースではキャノンやニコンのシェアが大きいですが、数量ベースではエントリーモデルのラインナップが豊富で人気絶頂のカシオが最も多いだろうという事が読み取れます。

メーカー別の自撮りデジカメの比較

次に、1~4万円の各メーカーごとの自撮りデジカメのラインナップを比較してみましょう。

まずは売れ筋No.1の「EX-ZR1700」を擁するカシオから見ていきます。

カシオの自撮りが出来るデジカメ

カシオはコンパクトデジカメ市場においては、カメラそのもののガチンコの性能よりもユーザーのニーズを正確に捉えて新しい付加価値の提案や使い易さを追求している傾向が強いメーカーで、自撮りデジカメについては業界で最も品揃えが豊富です。

カシオのコンパクトデジカメは「EXILM」ブランドで販売されていますが、「EXILM」には3つのグレードがあり、下から「スタンダード(エントリーモデル)」・「ハイスピード(ミドルクラス)」・「プレミアムハイスピード(ハイエンド)」に分かれています。

液晶部分がチルトする自撮りデジカメについては、「スタンダード(エントリークラス)」にはラインナップが無く、「ハイスピード」・「プレミアムハイスピード」のみでの展開になっていますが、「プレミアムハイスピード」になると価格が4万円を超えてくるのでここでは除外します。

「ハイスピードクラス(ミドルクラス)」の自撮りデジカメで3万円程度で買えるモデルは6モデルの展開となっており、カラフルで女性向けのでデザインのものが3つ、シンプルでスタンダードなデザインのものが3つとなっています。

カシオEX-ZR60EX-ZR62EX-ZR70
自撮りデジカメ
発売日15.0815.1116.12
参考価格22,500円21,365円31,100円
有効画素数1610万画素
レンズの明るさF3.5~F6.5
光学ズーム光学10倍
高速連写30枚/秒(最大30枚)
HDR
手ぶれ補正レンズシフト方式
ムービーFHD/STD
ハイスピードムービー
WiFi
Bluetooth
重さ202g

カメラのレンズの性能を表す指標に「F値(レンズの絞り)」というものがありますが、F値が低い方が一定時間で取り込める光の量が多い為、暗い場所でも速いシャッター速度で撮影が可能になります。(一般的にはF値2.8以下が高性能レンズと言われています)

※F3.5~F5.9の場合には、広角側がF3.5、望遠だとF5.9という意味です。

この3モデルについてはカメラとしての性能はそこそこですが、「メイクアップモード」という、肌を綺麗に見せる調整機能がありますし、見た目もカラフルで可愛いので女性におすすめの自撮りカメラと言えるでしょう。

この3つのモデルのうち、「EX-ZR62」には29分の動画撮影時間の制限がありますが、ほとんど機能的な差がなく、カラーバリエーションなどのデザイン面の違いが大きいと言えます。

スマホとの通信に関してはWiFi、Bluetoothに対応しており、シャッターを押すだけで自動的に写真をスマホに送信する事が出来ます。

 

この3モデルはカシオのエントリークラスのモデルよりも機能・性能面で優れていますが、全体的には自撮りに重きを置いたデジカメと言えます。

この3モデルよりも画質を重視しているのが以下のモデルです。

カシオEX-ZR1600
EX-ZR1700EX-ZR1750
自撮りデジカメ
発売日15.0316.0216.02
有効画素数1610万画素
レンズの明るさF3.5~F5.9
光学ズーム光学18倍
高速連写30枚/秒
ムービーFHD/STD
ハイスピードムービー
HDR
手ぶれ補正レンズシフト方式
WiFi
Bluetooth
重さ242g

最初の3モデルも含めて、どれも裏面照射型のCMOSセンサー(光を取り込む能力が高い映像処理の部品)を採用していますが、こちらのモデルの方が光学ズームやF値など、カメラそのものの性能については優れています。

また、バッテリーの持ちが良いのも特徴です。

ただし、重さに関しては「EX-ZR60」「EX-ZR62」「EX-ZR70」の方が40gも軽い為、携帯性を考えるとこちらの方に分があります。

「EX-ZR1600」「EX-ZR1700」「EX-ZR1750」の3モデルは、スマホとの通信や「メイクアップモード」などの機能面では上で紹介した3モデルと同様ですが、カメラとしての性能面を向上させています。(3モデルの機能・性能面の差はほぼない)

「EX-ZR1700」は、コンパクトデジカメの売上ランキングで5位にランクインしていますが、自撮り以外にも風景や物撮りに重点を置くなら、これらのスタンダードタイプのデジカメの方が向いていると言えます。

更に画質を追求するなら、これらよりも大きめのCMOSセンサーを搭載した以下の2つの高画質モデルがおすすめです。

カシオEX-ZR3100EX-ZR4000
自撮りデジカメ
発売日16.0316.09
有効画素数1210万画素
レンズの明るさF2.8~F6.3F2.7~F6.4
光学ズーム光学12倍光学5倍
高速連写30枚/秒
ムービーFHD/STD
ハイスピードムービー
HDR
手ぶれ補正レンズシフト方式
WiFi
Bluetooth
重さ249g

画素数は1210万ですが、カメラの映像は画素数が大きければ綺麗に映るというものではなく、結局はCMOSセンサーによって取り込んだ映像をデジカメの頭脳となるCPUで処理しますので、画素数が一定以上となるとCMOSセンサーのサイズの方が画質に大きな影響を大ぼします。

また、ファイルを保存する際にはCPUの演算能力や基板上の各部品の配置などでノイズが入り易かったり、入らなかったりもしますので、画素数やCMOSセンサー、レンズとCPUやソフトウェアの完成度などのトータルバランスが重要になります。

少なくともこの2モデルに関しては、先に紹介した6モデルよりもCMOSセンサーが大きい為、かなり画質面では差が出ると思われます。

「EX-ZR3100」の方は光学ズーム12倍、「EX-ZR4000」は5倍までとなっていますが、フォーカス可能な最低距離では「EX-ZR3100」が6cm、「EX-ZR4000」が3cmですので、「EX-ZR4000」は接写に強いモデルと言えます。

また、エントリークラスのコンパクトデジカメの保存ファイル形式は「JPEG」などが主流ですが、この2モデルは「RAW」ファイルでの保存も可能となっています。

「JPEG」と「RAW」ファイルの違いを簡単に説明すると以下の通りとなります。

  • 「JPEG」ファイル~レンズとCMOSセンサーで取り込んだ映像を人間の目で見易いようにCPUで加工し、不要な情報を捨てる為、画質が低下するが保存容量は小さい
  • 「RAW」ファイル~レンズとCMOSセンサーで取り込んだ映像をそのまま保存する為、高画質で保存容量が大きい

画質の事を言い出したら最上位グレードのモデルにも自撮りが可能なデジカメがありますが、上を見たらキリがないので「自撮り」という目的を優先的に考えて、そこそこ綺麗な写真が撮れれば良いというのであればこの位までが適当だと思います。

パナソニックの自撮りが出来るデジカメ

パナソニックのコンパクトデジカメ「LUMIX」シリーズは4K画質の動画撮影が出来るのが特徴として挙げられますが、残念ながらそれらのモデルは価格が4万円を超えてきます。

1~2万円台で買える自撮りが可能なモデルは、2014~2015年に発売された以下の機種です。

パナソニックDMC-SZ10DMC-TZ55
DMC-TZ57
自撮りデジカメ
発売日15.0214.0415.02
有効画素数1600万画素
レンズF3.1~F6.3F3.3~F6.4
光学ズーム光学12倍光学20倍
高速連写3.5枚/秒10枚/秒
HDR
手ぶれ補正
ムービーHDFHD/HD
WiFi
重さ177g224g249g

「DMC-SZ10」については、動画がHD画質までとなりますが、エントリークラスのデジカメとしてはHDRや手ぶれ防止機能など、最低限の機能は揃っており、Wi-Fi通信によるスマホへの写真の転送にも対応していますので、1万円台前半という価格帯を考えればかなりコストパフォーマンスが高いモデルとなっています。

また、重量も177gしかありませんので、携帯性に優れた自撮りデジカメと言えるでしょう。

一方で「DMC-TZ55」、「DMC-TZ57」については、同価格帯のカシオのモデルに比べて光学ズーム倍率は高いですが、Bluetooth非対応でやや使い勝手の点では劣ります。

パナソニックのコンパクトデジカメは4Kの動画撮影がセールスポイントにもなっていますし、出来るだけ安く自撮りカメラを購入したい場合には「DMC-SZ10」はおすすめですが、それよりもワンランク上のモデルであればカシオを選んだ方が良いと思います。

現行モデルのパナソニックの自撮りデジカメには、一眼レフの物があるのですが、「DMC-TZ57」の後継機である「DMC-TZ85」からは自撮りに対応しておらず、コンパクトデジカメのカテゴリーからは自撮りカメラは消えています。

ニコンの自撮りが出来るデジカメ

ニコンのスタイリッシュコンパクトデジカメ「COOLPX」シリーズには、現行モデルでは「COOLPIX A900」と言う1モデルだけ自撮りが可能なモデルがあります。

価格は3万円台半ばですが、流石にカメラ専業メーカーだけあって今まで紹介したものとは一味違います。

また、2万円台では2014年モデルの「COOLPIX S6900」がありますが、後継機に当たる「COOLPIX S7000」では自撮り機能がなくなり、代わりにグレード的には上になる「COOLPIX A900」が自撮りに対応しています。

市場の情勢から判断すると、廉価な自撮りもモデルはカシオの独壇場になり、他社はカシオの苦手とする画質重視の上位グレードで自撮りモデルを展開しているようです。

ニコンCOOLPIX S6900COOLPIX S9900COOLPIX A900
自撮りデジカメ
発売日14.1015.0216.10
参考価格20,500円41,980円34,065円
有効画素数1602万画素1605万画素2029万画素
レンズF3.3-F6.3F3.7~F6.4F3.4~F6.9
光学ズーム光学12倍光学30倍光学35倍
高速連写60枚/秒120枚/秒60枚/秒
手ぶれ補正
ムービーFHD/HDFHD/HD4K
WiFi
重さ181g289g299g

エントリーモデルの「COOLPIX S6900」はカシオの同価格帯のモデルと似たような性能と機能の構成ですが、Bluetoothには非対応で液晶の解像度も半分程度です。

デザイン的にもやや堅めの傾向が強く、おそらくこのような理由から低価格帯のモデルではユーザーのニーズとマッチせずにカシオに負けてしまったのだと思います。

一方で「COOLPIX A900」の方ですが、こちらは映像を取り込むCMOSセンサーに大型のものを使用している為、かなり高画質な写真が撮影出来るのが売りです。

グレード的にはカシオの「EX-ZR3100」「EX-ZR4000」辺りと同等ですがニコンの「COOLPIX A900」の方は、光学ズームも35倍、動画も4Kまでの高解像度に対応していますので、こちらの方が性能や機能とコストのバランスが良いと思います。

自撮りカメラの売上ランキングでは4位につけているモデルです。

ソニーの自撮りが出来るデジカメ

ソニーから発売されている自撮りデジカメは以下の2モデルとなっており、デザイン面やGPSの有無の差はあるものの、2モデルとも同じスペックとなっています。

ソニーDSC-WX500
DSC-HX90V
自撮りデジカメ
発売日15.0615.06
有効画素数2110万画素2110万画素
レンズF3.5~F6.4F3.5~F6.4
光学ズーム光学30倍光学30倍
高速連写10枚/秒10枚/秒
HDR
手ぶれ補正
ムービーFHD/HDFHD/HD
WiFi
NFC
重さ236g245g

CMOSセンサーについては、小型の1/2.3型ですが、自社ブランドのExmor Rを使用していますので、画質はかなり良さそうです。

「DSC-HX90V」がGPS搭載、「DSC-WX500」はGPS非搭載となりますので、同じ性能でも価格差があります。

自撮りデジカメとしては価格の安い「DSC-WX500」が人気があるようで、自撮りデジカメの中では人気ランキング2位となっています。

機能や性能、価格帯で競合するモデルはニコンの「COOLPIX A900」となりますが、重量に大きな差があり、「DSC-WX500」の方はこのクラスとしては超軽量の236gとなっていますので、その辺りが「COOLPIX A900」よりも売れている理由だと思います。

オリンパスの自撮りが出来るデジカメ

オリンパスの自撮りカメラは、アウトドアに特化したデザイン・機能となっており、他社とは趣向が大きく異なります。

オリンパスTG-870
自撮りデジカメ
発売日16.02
参考価格33,794円
有効画素数1600万画素
レンズF3.5~F5.7
光学ズーム光学5倍
高速連写120枚/秒
HDR
手ぶれ補正
ムービーFHD/HD
WiFi
GPS
重さ221g

現行モデルの「TG-870」の特徴としては、アウトドア専用のデジカメらしく、水深15mの防水性、優れた耐衝撃・耐荷重性、-10℃でも問題なく使用出来る耐低温性、防塵性などが挙げられます。

また、ダイビングやシュノーケリングでの撮影はもちろん、スポーツカムモードでは目で捉えられない速い動く動くものでもスローモーションで再生が可能です。

※120fps(854×480)、240fps(640×360)

連射機能は最速0.05秒間隔となっていますので、1秒当たり120枚まで撮影する事が出来ます。

WiFiによるスマホとの通信だけでなく、GPS機能も使用する事が可能ですので、撮影した写真をスマホでGPSデーターと共に管理する事が可能です。

 

なお、「TG-870」はコンパクトデジカメ全体での売上ランキング11位、自撮りデジカメの中では3位にランクインしていますので、アウトドア向けの自撮りデジカメは「TG-870」一択と言って間違いないでしょう。

キャノンの自撮りが出来るデジカメ

一眼レフやコンデジ全体のカテゴリーではトップのシェアを誇るキャノンですが、自撮りデジカメに関してもかなりのモデルがランナップされています。

ただし、画質はブッ飛んでいるものの、ほとんどのモデルが6万円~10万円オーバーと価格がかなり高めです。

もともとハイエンドモデルが強いメーカーですので、当然といえば当然ですが、キャノンで唯一4万円台で買える自撮り可能なデジカメを紹介します。

キャノンSX60 HS
自撮りデジカメ
発売日14.10
参考価格45,480円
有効画素数1610万画素
レンズF3.4~F6.5
光学ズーム光学65倍
手ぶれ補正
ムービーFHD
WiFi
NFC
重さ650g

キャノンのデジカメの中では下の方のグレードになるのですが、CMOSセンサーのサイズやF値などに関しては他社の3~4万円台のものとあまり変わりませんが、光学ズームが65倍、フォーカス距離が21mmからとカメラそのものの性能は他社の同額レベルよりも上です。

ただし、重さが650gもありますので、これはもはやコンデジとは呼べない代物だと思います。

・・・と言う訳で自撮りデジカメとしてはちょっと微妙なモデルだと思います。

富士フィルムの自撮りが出来るデジカメ

富士フィルムのコンパクトデジカメの現行モデルは2モデルだけしかありませんが、そのうち1モデル「X70」は自撮りに対応していますが…価格的に6~7万円程度になりますので、ここでは深く取り上げません。

FUJIFILM デジタルカメラ X70 シルバー X70-S
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売り上げランキング: 68,973

 

 

目的別おすすめ自撮りデジカメの比較

ここまででざっと各メーカーの自撮りデジカメについて紹介しましたが、価格帯やカメラの特性など様々なモデルがあってこのままでは選びにくいと思います。

そこでここからは目的別に各社のモデルの比較を行っていきます。

画質はそこそこな、お手軽自撮りデジカメ

このカテゴリーでは、3万円程度まででお手軽に自撮りが出来るコンパクトデジカメをまとめて紹介します。

該当するモデルは以下の9モデルです。

パナソニックDMC-SZ10DMC-TZ55
DMC-TZ57
自撮りデジカメ
発売日15.0214.0415.02
有効画素数1600万画素
レンズF3.1~F6.3F3.3~F6.4
光学ズーム光学12倍光学20倍
高速連写3.5枚/秒10枚/秒
HDR
手ぶれ補正
ムービーHDFHD/HD
WiFi
重さ177g224g249g
メーカーカシオニコン
モデルEX-ZR60
EX-ZR70
COOLPIX S6900
発売日15.0816.1214.10
参考価格22,500円31,100円20,500円
有効画素数1610万画素1602万画素
レンズの明るさF3.5~F6.5F3.3-F6.3
光学ズーム光学10倍光学12倍
高速連写30枚/秒(最大30枚)60枚/秒
HDR-
手ぶれ補正
ムービーFHD/HD
WiFi
Bluetooth-
重さ202g181g
カシオEX-ZR3100EX-ZR4000
自撮りデジカメ
発売日16.0316.09
有効画素数1210万画素
レンズの明るさF2.8~F6.3F2.7~F6.4
光学ズーム光学12倍光学5倍
高速連写30枚/秒
ムービーFHD/STD
ハイスピードムービー
HDR
手ぶれ補正レンズシフト方式
WiFi
Bluetooth
重さ249g

画質や機能はあまり求めず、とりあえず安価な自撮りカメラが欲しい場合にはパナソニックの「DMC-SZ10」がおすすめです。

動画はFD画質で液晶も46万画素になりますが、自撮りデジカメの中では実勢価格が最も安いのが魅力です。

Panasonic デジタルカメラ ルミックス SZ10 光学12倍 ホワイト DMC-SZ10-W
パナソニック (2015-02-13)
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もう少しカメラとしての性能や機能の面で充実させたいのであれば、2万円台のモデルがおすすめですが、価格と性能のバランスから見るとニコンの「COOLPIX S6900」が最もコストパフォーマンスが高いです。

 

デザインと自撮りに特化した機能で選ぶなら、カシオの「EX-ZR60」がカラーバリエーションやBluetoothへの対応、「メイクアップモード」の搭載など、機能が多彩で価格もそこそこ安い為、最もおすすめなモデルとなります。

特に女性が使用する事を前提として設計された印象が強いので、女性のライトユーザーはこのモデル1拓で良いような気がします。

 

 

あまり可愛さを前面に出したデジカメは、安っぽく見えるという欠点もありますので、男性や家族で使いまわす事が前提であれば、使う人を選ばないカシオのスタンダードモデルの「EX-ZE1700」がおすすめです。

CASIO デジタルカメラ EXILIM 自分撮りチルト液晶 EX-ZR1700GD ゴールド
カシオ (2016-02-05)
売り上げランキング: 98,810

 

「EX-ZE1700」は自撮りカメラ部門の売れ筋No.1製品ですので、このモデルが自撮りカメラのスタンダードと言っても過言ではありませんので迷ったら「EX-ZE1700」を選んでおけば、ほとんどの人は満足出来るでしょう。

自撮りだけでなく風景や物も綺麗に撮れるおすすめモデル

自撮り機能だけでなく、画質や高額ズーム機能などの面でもより良いモデルを選びたい場合には以下の4モデルがおすすめです。

メーカーカシオニコンソニー
自撮りデジカメEX-ZR3100
EX-ZR4000
COOLPIX A900
DSC-HX90V
発売日16.0316.0916.1015.06
有効画素数1210万画素2029万画素2110万画素
レンズの明るさF2.8~F6.3F2.7~F6.4F3.4~F6.9F3.5~F6.4
光学ズーム光学12倍光学5倍光学35倍光学30倍
高速連写30枚/秒60枚/秒10枚/秒
ムービーFHD/HD4KFHD/HD
手ぶれ補正
WiFi
Bluetooth--
NFC--
重さ249g299g236g

このカテゴリーの中では画質の面ではニコン「COOLPIX A900」➡ソニー「DSC-HX90V」➡カシオの2モデルという形になりますが、ニコンの「COOLPIX A900」は重さが299gと、コンパクトデジカメの中では重い部類に入ります。

ただし、ムービーも4K、光学ズームも35倍とこの価格帯では最も高性能ですので、カメラの性能で選ぶならやはり「COOLPIX A900」を選んだ方が良いでしょう。

 

 

ソニーの「DSC-HX90V」も高画質で光学30倍のズーム、何より236gという軽量ゆえの携帯性の良さが売りですので、使い易さと性能のバランスで考えるならソニーの「DSC-HX90V」がおすすめです。

 

 

おすすめの自撮りデジカメのまとめ

以上、目的別におすすめの自撮りデジカメを紹介しましたが、肝心の我が家が何を選んだかと言うと、使用するのが高校生の娘がメインであり、本気で写真を撮る時は一眼レフを使用しますので、自撮りに付随する機能が豊富なエントリーモデルのカシオの「EX-ZR60」です。

 

 

高校生の娘に買い与えるのは価格的にちょっと高い気もしますが、大学に通うようになってからも使えると思いますので、なるべく長く使えそうな物を選びました。

因みに、液晶保護カバーとケースも一番安いのを選んで一緒に購入しています。

 

 

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(編集長 Omi)

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