こんにちは!LaBoon!!編集長の鈴木朝臣です。
981ボクスターで北海道ツーリングに出かけた際、思わぬトラブルに見舞われました。今回はその体験と、ウォッシャーホースの交換までの流れをご紹介します。
ウォッシャー液が出ない?旅先で発覚したトラブル
6月の北海道ツーリング中、道東道を快走している最中に、「そういえばウォッシャー液が出ていない」と気付きました。
出発前にはウォッシャー液を満タンに補充したばかりだったので、最初はノズルの詰まりかと思いました。
ところが、サイドミラーを見ると左側にだけ妙に水滴が付いています。
これはおかしいと思い、近くのサービスエリアに立ち寄って点検してみると……ウォッシャーホースが切れており、液がボディ内部で漏れてサイドミラー付近に飛散していたようです。
応急処置でツーリング継続、帰宅後に部品を手配
現地では時間も工具も限られていたため、ツーリング仲間の手持ちのチューブを使って簡易的な応急処置を施し、どうにかツーリングを続行しました。
帰宅後、本格的な修理に向けてアリエクスプレスで純正のウォッシャーホースを注文。海外からの取り寄せとなるため少々時間はかかりましたが、無事にパーツが到着しました。

981ボクスター ウォッシャーホース交換手順
交換作業はそれほど難しい事はなく、ボンネット内のホースを抜き…
ウォッシャーホースの根元は、白いクリップを黒いフックがロックしている構造ですので、黒いフックを後ろにずらします。(外さないでずらすだけ)
フックをずらすと簡単にホースが抜けます。
ボンネット側は三か所のラバー・樹脂を外し、
同様にノズル部分を黒クリップのロックを解除して外します。
後はボンネット側からホースをはめ込んでいけば作業終了です。
まとめ:ツーリング中のトラブルも良い経験に
今回のウォッシャーホース断裂は、旅先でのちょっとしたトラブルではありましたが、仲間の協力と応急処置で無事にツーリングを完走することができました。
そして帰宅後はDIYで修理し、愛車との関係がまたひとつ深まった気がします。
今回トラブルが発生した981ボクスターは2016年式。
まだ新しい部類とも思える年式ですが、ウォッシャーホースのような細かい樹脂パーツが切れるというのは、国産車ではあまり見ない現象です。
高温多湿な日本の気候が、欧州車の樹脂パーツにはやや厳しいのかもしれません。
とはいえ、こうした小さな故障も含めて輸入車との付き合い方の一つ。
定期的な点検や軽微なDIY修理を楽しめる方にとっては、むしろ愛着が増すきっかけにもなります。
同様の症状が出た方の参考になれば幸いです。
これからもボクスターと共に、思い出に残るカーライフを続けていきたいと思います。
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