ランエボXに「NEXEN N9000」はアリ? 韓国製タイヤの実力と街乗りレビュー

純正装着タイヤである「YOKOHAMA ADVAN A13C」が15,000kmほどで摩耗してしまったため、コスパ重視で韓国製タイヤ「NEXEN N9000」へ交換してみました。

近年はスタッドレスでもNEXENを使っていたこともあり、韓国タイヤへの不安は特に感じていませんでした。

今回は、走行性能や乗り心地を中心に「N9000」の評価を実体験ベースでまとめます。

「NEXEN N9000」の基本情報と特徴

「N9000」はNEXEN(ネクセン)が展開するスポーツ&プレミアムコンフォート寄りのハイパフォーマンスタイヤです。

特に欧州を意識したチューニングがなされており、国内よりも海外ユーザーから高い評価を得ているモデルです。

NEXENは、韓国の3大タイヤメーカーのひとつで、現在ではトヨタ・フォルクスワーゲン・三菱・フィアットなどで純正装着の実績があります。

装着後の印象|街乗りでは快適性が向上

装着後すぐに街乗り・高速道路あわせて300kmほど走行してみましたが、純正タイヤのADVAN A13Cに比べて明らかに乗り心地がマイルドになった印象があります。

  • 乗り心地:◎
    路面の凹凸に対する反応がややソフトになり、ガツガツ感が減少。日常使いでは快適性が向上。
  • 静粛性:○
    ロードノイズが抑えられており、高速走行時も快適。A13Cより明らかに静か。
  • ハンドリング:△
    ステアリング操作に対する初期応答がわずかに緩く、遊びが増えたような感覚。おそらくサイドウォールの剛性が低めなのが原因ですが、街乗りレベルでは全く問題なし。

このフィーリングは、特にスポーツ走行をしない人にとってはむしろプラスに働く可能性があります。

「N9000」は本当に柔らかい? ネットの噂を検証

ネット上では「N9000はサイドウォールが柔らかくてコーナーが不安」という意見も散見されますが、これは走り方や車両セッティング次第。

ランエボXのように足回りがしっかりしている車であれば、通常の街乗りや峠を軽く流す程度では全く不安感はありませんでした。

むしろ、サーキットユースでなければ十分以上の性能。グリップや応答性より、快適性や静音性を重視するユーザーには好印象です。

「N9000」の価格と購入方法|国内ではオートウェイ一択

「NEXEN N9000」は現在、日本ではオートウェイの専売モデルとなっているようで、Amazonや楽天市場でも実際の販売元はオートウェイです。

  • 価格:17インチ(245/40ZR18)で1本あたり1万円台前半~中盤
  • 購入方法:公式サイトから直送 → 提携取付店で装着がスムーズ

タイヤを直送できる整備工場がある場合は、そのままオートウェイから購入するのが最も手間なく、コストも抑えられます。

結論:NEXEN N9000は街乗りユースならコスパ最強

ランエボXのようなハイパフォーマンス車両でも、通常使用(街乗り~高速道路中心)であればNEXEN N9000は非常に実用的です。以下に簡単にメリットとデメリットをまとめます。

  • メリット
  • コストパフォーマンスが高い
  • 静粛性・乗り心地が向上
  • 街乗り・高速道路では十分な性能
  • トヨタ・三菱等で純正採用あり=安全性も問題なし

 

  • デメリット
  • スポーツ走行に対しては物足りない面も
  • サイドウォール剛性は控えめ

「A13Cはゴツゴツするし減りも早い」と感じていた方には、「N9000」は価格も性能もバランスが取れたおすすめの選択肢です。

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