皆さんはETCカードや車載機の定期的なメンテナンスはしてらっしゃるでしょうか?
もちろん私はやってません!…でしたが、定期的なメンテナンスをしないと危険な目に遭う可能性があると分かったので、今日から定期的にメンテナンス(掃除)する事にしました。
高速道路でETCカードが認識されなくなった!
これはつい先日の事なのですが、高速道路の入り口のケートを通過した直後に「ETCカードを読み込めません」的なエラーメッセージが流れました。
直前まではETC車載機は正常に動作しており、ゲートも問題なく通過できたにも関わらず、通過直後にカードが認識されなくなるという不可解な現象が発生し、延々とエラーメッセージを吐き続ける始末(笑)
車を停められる状況ではなかったので、本線に合流後に少し落ち着いてからカードを挿入し直すとすんなり認識されましたが…問題は出口です。
このまますんなり通過できるとは思えなかったので、念の為ETC/一般のレーンに向かう途中で案の定「ETCカードを読み込めません」のエラーが発生しました。
今回は入り口を通過したところで異常を検知できたので大事は至りませんでしたが、出口手前のETC専用レーンで何の前触れもなくこの現象が発生していたら、軽く焦って事故を起こしたり、後続車に迷惑を掛けるような事になっていたかも知れません。
ETCカードの端子が汚れていたそうです
ETCカードが読み取れない状態でしたので当然ゲートは開かず、一般用の係員さんにカードを渡したところ、入り口での履歴が残っていないとの事でした。(笑)
入り口ではゲートが開いたところからすると「読み取りは出来たけど書き込みが出来なかった」という事なのかも知れませんね。
または、読み取り情報は事前に車載機にキャッシュが残る為、カードに問題があってもゲートは開いたが、書き込み時に改めてカードにアクセスした際にエラーが出た可能性もあります。
ゲートでETCカードで決済をして貰いましたが、端子の部分が汚れていたそうで汚れを取り除いて返却して頂きました。
端子が汚れていたならETC車載器の接点もヤバいかも?
返して頂いたカードは端子が綺麗になっていましたので、ETC車載器に挿し込んだところ正常に認識されたようですが、その後にまだ高速道路を使っていないので、またエラーが発生しないとも限りません。
ETCカードは接触型のICカードですので、端子が汚れているなら車載器の読み取り接点も少なからず汚れているのではないかと考えられます。
因みにカードが汚れてしまったのは、私が財布のカードポケットでETCカードを保管していた事ではないかと思われます。
財布に入れている他のカード類ももれなく以下の様に良い具合に汚れているところからして、原因は間違いなくそれでしょう(笑)
…という訳なので今後はETCカードを直接に財布の中で保管するのはやめておきますが、車載機側の接点も汚れている可能性がありますので、今回は合わせてクリーナーを使って車載機の接点をメンテナンスする事にしました。
ETC車載器のメンテナンス(掃除)方法
ETCカードのメンテナンスは、専用のクリーナーキットが販売されています。(もちろん、初めて知った訳なんですが)
セット内容はクリーニングカードとアルコールのクリーニング液、説明書となっていました。
接点に当たるクリーナーの部分は綾織りっぽい布素材?のようです。
そんなに難しい仕組みではなく、この部分で接点の汚れを拭き取るだけですね。
なお、説明書には通常はアルコールのクリーナー液は使わず、汚れが酷い時だけ液を垂らすと書かれていますが、汚れの状態は分かりませんので最初からクリーナー液を使用する事にしました。
クリーナー液を垂らして10回くらいETC車載器にカードを出し入れするように説明書きがありますので、その手順に従いました。
結果は…
物凄く汚れていた訳ではないみたいですが、接点が当たっている部分が黒っぽくなっていたり、カスのような物がいくつか付着していました。
まとめ
どうやら今回のトラブルは私のETCカードの保管方法が悪かった事が原因のようですので、今後はこのようにビニールのケースに入れてから財布のカードポケットに収納する事にします。
カードが汚れないように保管に気を遣っている方には縁のない話かも知れませんが、備えあれば患いなし!という事で、保管方法に自信のない方は何年かに1回は車載機のメンテナンスを検討してみては如何でしょうか?
(ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣)
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