iRecoの駐車監視モード、最も証拠を押さえやすい動体検知モードについて

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こんにちは!ドライブレコーダー専門家で開発にも携わっているLaBoon!!編集長の鈴木朝臣です。

ドライブレコーダーの駐車監視機能は、当て逃げやイタズラ対策として非常に重要な役割を果たします。

iRecoには複数の駐車監視モードが搭載されていますが、その中でも最も証拠能力が高いのが「動体検知モード」です。

今回は、iRecoの4つの駐車監視モードのうち、当て逃げやイタズラの証拠を最も高い精度で確保できる「動体検知モード」について詳しく解説します。

動体検知モードの仕組みとは

動体検知モードは、常に内蔵RAM(一時保存メモリ)に一定時間分の映像データを展開しながら、画面内の動きを監視する方式を採用しています。

画面内の動きを検知すると、

  • 検知の約5秒前
  • 検知後の約25秒間

を含めた、合計30秒間の映像を1ファイルとして保存します。

つまり、「何かが映ってから録画が始まる」のではなく、すでに保存されていた過去映像と組み合わせて記録されるため、決定的瞬間の直前からしっかり残せる仕組みになっています。

衝撃検知との連動動作について

動体検知中に衝撃を検知した場合、録画方式は自動的に衝撃検知録画へ切り替わります。

この際、

  • 数秒のオーバーラップ(重複録画)を含む
  • 30秒間の衝撃検知ファイルを保存
  • した後、再び動体検知モードへ復帰します。

そのため、ドアパンチを受けても取り逃がしをしにくい録画方式と言えます。

iRecoで最も精度が高い録画方式である理由

動体検知モードでは、画面の動きを検知すると、内蔵メモリに保存されている過去5秒分の映像と組み合わせて即座に録画を開始します。

さらに、動きが続いている間は再検知を繰り返しながら、連続して録画を継続します。

この仕組みにより、

  • 不自然な録画の途切れが少ない
  • 事件の流れを一連で記録できる
  • 決定的瞬間を逃しにくい

という特徴があり、iRecoの駐車監視モードの中でも最も信頼性の高い方式となっています。

消費電力とバッテリーへの影響

一方で、動体検知モードにはデメリットもあります。

常時RAM展開と映像監視を行うため、消費電力は約6〜6.5W程度と、ハイエンドドラレコとしては一般的ながらも比較的大きめです。

そのため、

  • 補器バッテリーへの負担が増える
  • 長時間駐車時はバッテリー上がりのリスクが高まる

といった点には注意が必要です。

バッテリー保護を重視する場合は、iCELLとの併用を強く推奨します。

参考記事:
■【検証】ドラレコの駐車監視でバッテリーの寿命はどれくらい縮むのか?
https://ikeep.co.jp/drive-recorder-battery-jumyo/

【検証】ドアパンチに対する動作テスト

今回は、多くの方が気になるであろう「ドアパンチ」に対する挙動についても検証を行いました。

検証では、車体に傷が入らないよう手の甲でガードしつつ、実際のドアパンチを想定して、ある程度勢いよくドアを当てています。

検証結果:映像と衝撃の両方を記録

検証の結果、

  • ドアを開ける動作の約5秒前からの映像が動体検知ファイルとして保存
  • 数秒のオーバーラップを含む衝撃検知ファイルも同時に保存

されていることを確認できました。

つまり、ドアを開ける直前の動作から、接触後の状況まで一連の流れがしっかり記録されていたという結果です。

※なお、音声がコンマ数秒ずれている点については、現在エンジニアに修正可否を確認中です。

軽い接触時の反応について

今回は比較的強めのドアパンチを想定した検証ですが、軽く当たった程度では衝撃検知が動作しない可能性があります。(動体検知では録画されると思われる)

ただし、

  • 隣の車のドアをやや強めに閉めた場合
  • 音圧や振動が発生した場合

には、衝撃検知が作動する程度の感度は確保されています。

※衝撃感度を最大に設定した場合

そのため、軽微な接触であっても、動体検知+音圧による衝撃検知の組み合わせで記録される可能性は十分にあります。

逃走シーンでもナンバーを記録

さらに、ドアパンチ後に加害者がそのまま立ち去るケースを想定した検証でも、ナンバープレートの認識が可能でした。

もちろん、

  • 車高
  • iRecoの取り付け位置
  • 相手車両のナンバー位置

などによって認識精度は左右されますが、適切な設置環境であれば実用的な証拠能力を確保できます。

まとめ

iRecoの動体検知モードは、駐車監視において最も証拠能力の高い録画方式と言えます。

主な特徴をまとめると、以下の通りです。

  • 動作検知前5秒から録画される高い証拠性
  • 衝撃検知との連動による二重記録
  • 録画の途切れが少ない連続性
  • ドアパンチや逃走シーンにも強い

一方で、消費電力はやや大きいため、長時間利用する場合はiCELLとの併用が安心です。

「確実に証拠を残したい」「当て逃げやイタズラ対策を重視したい」という方にとって、iRecoの動体検知モードは最もおすすめできる駐車監視機能と言えるでしょう。

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