パナソニック 10型有機ELナビ連携の2カメラドライブレコーダー「CA-DR03THD」発表」

こんにちは!ドライブレコーダー専門家の鈴木朝臣です。

9月の2020年モデルパナソニック新型カーナビの発表に合わせて、最上位クラスの10型有機ELナビ連携の2カメラドライブレコーダー「CA-DR03THD」が同時発表されています。

この製品は2019年から展開しているカーナビ連動モデル「CA-DR03TD」をベースに、従来は30万画素程度でカーナビに出力していた映像を100万画素にグレードアップしている点が更新ポイントとなります。

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パナソニックのこのシリーズは複数の自動車メーカーの純正ドラレコのベースになっていますので、今後はそちらの方もグレードアップする可能性がありますね。(あくまでもナビ側が100万画素化さされる事が条件ですが)

「CA-DR03THD」のスペック

「CA-DR03THD」が今回発表された最新モデル、「CA-DR03TD」はベースの2019年モデルです。

CA-DR03THDCA-DR03TD
20.10発売19.11発売
フロント:1920×1080/28fps
リア:1920×1080/28fps
LED信号対応
録画視野角
フロント:水平117°
リア:水平117°
microSD付属16GB/最大128GB
GPSはナビ吸出し?
駐車監視モード
衝撃検知/自動起動
専用ケーブル
付属
「ドライブレコーダーの持込取り付け」が出来るお店

両モデルの基本仕様はほぼ同じで、「CA-DR03THD」はカーナビに30万画素出力、「CA-DR03THD」が100万画素出力、と言った部分が異なります。

ドラレコとしての基本スペックはレンズがF値1.4と日本のメーカーとしてはあまり見慣れない明るさ、視野角は水平117°とまずまず広めとなっています。

イメージセンサーの種類は公開されていませんが、最低照度0.1ルクス以下と書かれていますのでSTARVIS対応ではないにしろ、かなりの低照度まで対応できそうです。(昨年はF1.2と書かれていたんですが1.4に修正されてます)

こちらはベースモデルの「CA-DR03TD」のサンプル動画なのですが、ヘッドライトの端っこもそこそこ明るく映っていますので、暗視はともかく実用域ではかなりの明るさだと思います。

カーナビとの連動機能

カーナビとの連動機能については、カーナビでのライブビュー映像の確認、再生などの他にリバース信号と連動させてバックカメラ替わりに使う事ができるようです。

ただし、カメラは防水対応ではありませんので、リアガラスへの設置が前提です。従って純正バックカメラの位置のようにバンパーは映りませんので後方障害物との距離感は掴みにくいでしょう。

駐車監視について

駐車監視については他のカーナビ連動型モデルと同様に衝撃検知後の録画開始となります。

ドアの開閉に反応しないように降車・乗車時のキャンセルタイマーもあるようですが、衝突前の状況が映りませんので駐車監視ありきでドラレコの導入を考えている場合にはこのモデルは避けた方が良さそうですね。

まとめ

以上、パナソニックカーナビ連動ドライブレコーダー「CA-DR03THD」の特徴についてざっくりとご説明しました。

このドラレコは画質面では大手メーカーの中でもかなり良い部類に入りそうな印象を持っていますので(使ってはない)、有機EL10型モデルを検討されてる方はパナソニック製品を一式揃えるのもありかと思います。

(ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣

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