セルスター2026年モデルレーダー探知機「AR-926AW」を解説|JMA-600対応で何が変わった?2025年モデルとの違い

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こんにちは!LaBoon!!編集長の鈴木朝臣です。

セルスターから2026年モデルとなるセパレート型レーダー探知機「AR-926AW」が発売されました。

今回の最大のトピックは、最新の可搬式レーダー取締機「JMA-600(NTG-962)」への対応です。

また、レーダー波識別機能の説明も変更されており、従来モデルより誤警報の低減を意識した改良が行われていることがうかがえます。

一方で、近年のレーダー探知機は各社とも成熟が進んでおり、スペック表だけでは実際の性能差を判断することは難しくなっています。

この記事では、2025年モデルとの違いや他社製品との比較も交えながら、「AR-926AW」で何が変わったのかを整理していきます。

AR-926AWの主な変更点

AR-926AWで注目すべき変更点は次のとおりです。

  • JMA-600(NTG-962)対応を追加
  • レーダー波識別機能の説明を刷新
  • レーダー誤報オートキャンセル機能を追加
  • その他の基本機能は2025年モデルを踏襲

外観や基本性能は従来モデルをベースとしていますが、探知性能や誤報対策に関する部分に手が加えられています。

JMA-600(NTG-962)への対応

2026年モデルでは、新たにJMA-600(NTG-962)への対応が明記されました。

近年、JMA系レーダー取締機は全国的に導入が進んでおり、今後さらに普及していく可能性があります。

そのため、最新機種としてJMA-600への対応をアピールすること自体は自然な流れと言えるでしょう。

ただし、この点については少し冷静に見ておく必要があります。

実は、ユピテルとブリッツでは2025年モデル発売当初にはJMA-600対応の記載がありませんでした。(LaBoon!!がレビューした2025年前半時点で確認)

その後、メーカーの製品ページでJMA-600対応が追加されており、現在では2025年モデルでも対応機種として案内されています。

※FWアップデートで対応したのか、もともと対応していたものを記述していなかったのかは不明

一方、セルスターでは現時点でも2025年モデルにJMA-600対応の記載はなく、2026年モデルで初めて正式に対応を明記しました。

レーダー波識別機能の説明が変更

今回、個人的に最も興味深かったのがレーダー波識別機能の説明です。

2025年モデルでは、

  • 自動販売機や特定の車種から発生する電波と取締機の電波を識別し、誤報を低減します。

という説明でした。

一方、2026年モデルでは、

  • 自動販売機や特定の車種などから発せられる電波の特徴を捉えてフィルタリングし、取締機の疑いのあるレーダー波だけを警告します。

という説明へ変更されています。

単なる文章の変更とも考えられますが、

  • 「電波の特徴を捉えてフィルタリング」
  • 「取締機の疑いのあるレーダー波だけ」

という表現を見る限りでは、判定アルゴリズム自体が見直された可能性も考えられます。

もっとも、メーカーから具体的な変更内容は公表されておらず、実際にどの程度誤警報が減るのかについては現時点では判断できません。

レーダー誤報オートキャンセル機能を追加

AR-926AWでは、新たに「レーダー誤報オートキャンセル機能」が追加されました。

これは、

  • 初めてレーダー波を受信した場所を記録し
  • 同じ場所で複数回受信した場合

自動ドアなどの固定された誤報源と判断して以降の警報を抑制する機能です。

非常に便利な機能ですが、この機能自体はユピテルでは以前から採用されているものであり、市場全体で見れば全く新しい技術というわけではありません。

セルスターとしては、ようやく搭載された機能と言えるでしょう。

探知性能はどう変わったのか

セルスターは、

  • JMA-600対応
  • レーダー波識別機能の見直し
  • レーダー誤報オートキャンセル機能

など、探知性能に関わる複数の改良をアピールしています。

メーカーではJMA-600の受信動画も公開されていますが、JMA系レーダー取締機はステルス運用を前提として使用されるケースが多く、受信できたとしても減速する時間を確保できるとは限りません。

そのため、JMA-600を受信できること自体は重要ですが、それだけで実用性を評価することは難しいと言えます。

また、レーダー波識別機能についても、説明文は変更されていますが、実際の誤警報低減効果や探知性能への影響については公開情報だけでは判断できません。

JMA系レーダー取締機はオービスガイドとの併用がおすすめ

JMA系レーダー取締機がステルス運用を前提としている現在では、レーダー探知機だけで対策するのは難しくなっています。

そのため、GPSデータベースによる警報だけでなく、スマートフォンアプリ「オービスガイド」と併用することで、より実用性は高まるでしょう。

■【完全版】オービスガイドの使い方とおすすめ設定を徹底解説

2025年以降は各社とも完成度が高い

2025年以降は、ユピテル・ブリッツ・セルスターとも完成度が非常に高くなっており、「どのメーカーが圧倒的に優れている」と言える時代ではなくなっています。

2025年モデルで比較した際には、誤警報の少なさではセルスターが最も優秀という結果でした。

一方で、個人的にはユピテルのマップ表示が最も見やすく、現在も複数の車へ電源ケーブルとステーだけを設置し、本体はユピテル製品を載せ替えながら使用しています。

そのため、現時点ではメーカーごとの特徴や使い勝手で選ぶ時代になったと言えるでしょう。

まとめ

AR-926AWでは、

  • JMA-600(NTG-962)対応
  • レーダー波識別機能の見直し
  • レーダー誤報オートキャンセル機能の追加

など、探知性能や誤報対策を中心とした改良が行われました。

一方で、JMA-600対応については、ユピテルやブリッツが2025年モデルで後から対応を表明していることを踏まえると、セルスターが追い付いた形と言えます。

また、レーダー波識別機能についても、説明文は変更されていますが、実際にどの程度性能が向上しているかは現時点では判断できません。

ただし、2025年モデルではセルスターが3社の中で最も誤警報が少ないという結果だったことから、今回の改良によってその強みがさらに伸びている可能性はあります。

近年は各社とも性能差が小さくなっており、2026年モデルでもその傾向は変わりません。

なお、JMA系レーダー取締機はステルス運用が前提となるケースが多いため、どのメーカーのレーダー探知機でも受信してから減速するのは難しいのが実情です。

そのため、レーダー探知機に加えて「オービスガイド」などのGPSデータベースを活用したスマートフォンアプリを併用する運用が、現在も最も現実的な対策と言えるでしょう。

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