シートベンチレーションなしの車におすすめの後付けシートクーラー

こんにちは!LaBoon!!編集長の鈴木朝臣です。

そろそろ2023年の夏は終わりに向かっていますが、何故かこのタイミングで後付けシートクーラーのレビュー企画です。(とある車にはシートベンチレーションは必須だ、みたいな話を聞いたので、思い付きました)

関東地方の平野部では9月一杯は30℃を超える日が続くでしょうから、後付けシートクーラーのテストにはまだ猶予があります(笑)

amazonで販売されている後付けシートクーラーの価格帯は、5,000円~10,000円がボリュームゾーンになっていますが、今回は一番下の価格帯である3,000円台の製品と、8,000円程度のアッパーから、売れ筋が多い1万円程度の製品を比較してみました。

今回比較する後付けシートクーラー3種

今回はこちらの3種類のシートクーラーを比較します。

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3,000円クラスの廉価品

こちらは最低価格の廉価モデルです。

足元に空気の吸引口があり、シート全体に小さい吹き出し穴があります。

床置きの状態で電源を入れると、シート全体から風が吹き出して良い感じでした。

ところが車のシートに設置した状態では、エアを送り込む経路が圧迫されるからなのか、風が全く出なくなりました。これはゴミですね。

10,000円クラスの人気商品

こちらは10,000円クラスのamazonでは人気最上位の製品です。

購入するまで分からなかったのですが、中央の体が当たる部分がゴム素材になっており、電動マッサージ用のイボイボがあります。(知っていたら買わなかった)

車に取り付けたところ、風はそれなりに出てくるので蒸れ防止の機能は高いものの、表面素材が黒なので駐車中に日光が当たった状態ではシートそのものが熱くなっており、またイボのお陰で座面が上がる上、体のホールド性が極端に悪くなり、足もうごかしにくくなります。

なぜこのような製品が高評価なのか謎ですが、私は使いません。

一番良かった8,000円の製品

最後にテストしたのがこちらの8,000円の製品です。

穴の開き方を見ると、最初にテストして使い物にならなかった3,000円の製品と似ていますが、車に取り付けてみると、エアの通り道はしっかり確保されているらしく、問題なく全体から風が吹き出ていました。

ゴムのイボイボが付いた製品ほど座面も上がらず、足も自由に動かせる上、駐車時の熱も吸収しないのでこの製品が最もバランスが良いと感じました。

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ただし、多少はドライビングポジションに影響する部分もありますので、スポーツカーには不向きであるとも感じています。

ミニバンや普通のSUV、セダンであればそれほど違和感は感じないでしょう。

コメント

  1. Lind より:

    シートベンチレーションは空気を出すタイプが主流ですが
    近年のオプション品は空気を吸い込む事で機能させていますね。

    両方の機能を経験した身からとても大事なお話をしますと。

    空気を送り出すタイプの時に「放屁」は危険です。

    RCF→LC500への乗り換え経験しました。
    本当に放屁拡散はあるので、そこはとても注意です。

    特にお隣に女性が乗っている時には
    助手席側のベンチレーションの使用にも注意してください。

    ギャグみたいですが本当の事なのです。

    • ドライブレコーダー専門家 LaBoon!!編集長 鈴木朝臣 ドライブレコーダー専門家 LaBoon!!編集長 鈴木朝臣 より:

      Lind様
      大惨事になりますね…。

  2. HCR32 より:

    カー用品店ではボンフォームのクールジェットや新製品のクールエアーシリーズを見かけますね。
    かつてはデンソー製も販売されていました。
    最近は以前ほど商品を見かけませんので、あまり売れていないんですかね?

    • ドライブレコーダー専門家 LaBoon!!編集長 鈴木朝臣 ドライブレコーダー専門家 LaBoon!!編集長 鈴木朝臣 より:

      HCR32様
      使ってみた感じでは課題が多いですね。
      需要はそこそこあると思います。

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