レーダー探知機はGPS非対応で受信時に警報を鳴らすだけのシンプルなモデルが望まれているかも

こんにちは！LaBoon!!編集長の鈴木朝臣です。

最近のレーダー探知機と言えば、小型のディスプレイ筐体にGPS警報をビジュアルと音声で示すタイプが主流で、この筐体、またはセパレート型のアンテナ部分でレーダー・レーザー式の取締りを探知しています。

「GPSを内蔵しない探知機なんてお守り以下だ！」なんて事を７～８年前に書いていた記憶があるのですが…

■レーダー探知機＝GPSレーダー探知機が前提

このような取締方式に対しては予め登録されたGPSデータに基づいた警報を行う他はありませんので、GPSに非対応の製品はお守り以下の効果しかなく、従ってこの記事からは除外します。

最近ではスマホのアプリで精度の高い取締情報を即時に共有するユーザーが増えた事から、レーダー探知機は再びGPS警報なしのシンプルなハードウェアに回帰すべきではないか？と、個人的に考えるようになりました。

今はレーダー探知機業界は過渡期にある

おそらく…、今後更にスマホのアプリの普及率が高まる事が予測されますし、私自身もこのようなアプリの使用を推奨・啓蒙していく側に回ろうと考えているのですが、極端な話として全てのドライバーがこのようなアプリを使用した場合、レーダー・レーザーを受信するハードウェアは不要になるかも知れません。

確かに特定の地点における移動式オービスによる取り締まりの開始時には、人柱として最初の１～２人は検挙されてしまうかも知れませんが、そこは本当に運が悪かったと諦められる低確率になろうかと思います。

また、通信機能、情報共有機能、ソフトウェアの改善スピードなどの面では、圧倒的にスマホ有利ですし、今後は不可逆的に通信インフラが強化され、ユーザー側のアプリ運用リテラシーも向上するでしょう。

このような理由から、共有アプリを使用するユーザーの割合が極限まで高まった場合には、レーダー・レーザーを受信するハードウェアは不要になる可能性があります。

2023年時点ではまだまだレーダー・レーザーを受信するハードウェアは不要とは言えませんが、GPS警報のソフトウェアとしては、レーダー探知機各社が展開するレーダー探知機よりも、スマホアプリの方が優れているように私は感じています。

改めてレーダー・レーザーを受信するだけのハードウェアが欲しい

現状はこのような状態ですので、ソフトウェア面ではスマホアプリを使い、取締りの受信には「レーダー・レーザーを受信するだけのハードウェア」を使うのが理想だと考えていますが、今のところGPSには非対応でレーザーだけを受信出来る製品は販売されているものの、Xバンド・Kバンドなどのレーダー式の取締りを受信出来るガジェットはありません。

そこで過渡期の対応としてレーザー・Xバンド・Kバンドを受信出来るだけの、GPSをサポートしない安価なガジェットの登場が待ち望まれます。

※メーカーとしては儲からなくなりますし、いずれはそのガジェットも不要になる可能性があるので、やらないかも知れませんね。（普通はやらないでしょう）