パイオニア 楽ナビ2025~2026年モデルの違いとおすすめモデル

※2025年5月15日更新:最新の情勢に合わせて内容を見直しました。

こんにちは!LaBoon!!編集長の鈴木朝臣です。

2025年5月にパイオニアから新型ディスプレイオーディオ「DMH-SF600」と合わせて、2025~2026年向けの楽ナビシリーズも発表されています。

今回のモデルチェンジでは、おそらくユーザーからの要望が多かったであろう、エントリーグレードを含む全てのラインでのCarPlayとAndroid Autoへの対応です。

※CarPlayのみワイヤレス対応

楽ナビ2025~2026年モデルの特徴

楽ナビ2025~2026年モデルの大まかな特徴は以下の通りです。

・CarPlayとAndroid Autoへの対応(新規)
・車載WiFiモジュールに対応(2019年以降)
・100万画素の高精細ディスプレイに対応(2019年以降、既に業界標準)
・一部グレードでHDMI入力ポートの実装(2019年以降、既に業界標準)

CarPlayとAndroid Autoへの対応

CarPlayとAndroid Autoは、他社モデルでもサポートされている製品がありますが、パイオニアでもようやく導入されました。

しかも、ハイエンドモデルだけでなく全てのグレードでこれらの機能がサポートされています。

LaBoon!!では何年か前にエントリーナビ+CarPlay・Android Autoの構成があると嬉しい人がたくさんいるのでは?と言う趣旨の記事を書いていましたが、ようやく実現された形です。

因みに当時はそんなモデルが欲しいと思っていた私は、CarPlay・Android AutoのGoogle Mapによるポンコツ案内に慣れてしまい、ナビソフトは要らない派になっています。

とは言え、トヨタの純正ナビではCarPlay・Android Autoのみと、これに加えてナビソフトもサポートする構成を展開していますし、市場の需要としてはまだまだナビソフトとCarPlay・Android Autoの両方を使いたい方も多かろうと思います。

車載WiFiモジュールに対応

最新の楽ナビのセールスポイントは、サイバーナビと同様に「車載WiFiモジュールに対応」に対応している点でしょう。

OPまたは付属の通信モジュール「ND-DC4」と合わせて使用する事で、楽ナビがインターネットに接続できるようになるだけでなく、楽ナビを車載WiFiスポットとして使えます。

この機能の部分は、スタンドアローンの車載WiFiルーター「DCT-WR100D」「DCT-WR200」を追加した構成と同等かと思います。

通信費用に関しても「DCT-WR100」「DCT-WR200」と同等で以下の通りとなっています。

・1日~550円
・30日~1650円
・365日~13,200円

車載WiFi化によるメリット

車載WiFi化によって、車載WiFiスポットとして使えるだけでなく、オンラインでの地図の自動更新、ファームアップデート、外部サーバーを使用してのオンライン検索もサポートされています。

各グレードの特徴

今回のモデルチェンジ後のグレード構成は、以前と比べると1ライン絞られてに3ラインとなっています。

・100系:7型のみ、地デジ・ドライブ類なしの最小構成
・500系:7型・8型、地デジとHDMI出入力をサポート
・700系:7型・8型、9型、9型フローティング、フローティングモデル以外はCD/DVDドライブをサポート

地デジなしの潔い最小構成モデル「AVIC-RZ122/RW122」

「AVIC-RZ122/RW122」は現行のパイオニアのディスプレイオーディオにナビソフトを追加したような構成です。

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最近はCD/DVDメディアを使用せず、音楽再生はCarPlay・Android Autoのアプリを使う方も多いようですので、そう言った方におすすめのグレードです。

ただし、CarPlay・Android Auto対応とは言え、エントリーグレードで8万円の価格帯はちょっと高過ぎにも思えますね。

因みにこの構成でナビソフトを外したディスプレイオーディオとしては「DHM-SZ500」が挙げられます。(こちらはワイヤレスAndroid Autoにも対応)

ナビソフトなしで4万円が、ナビソフトが入ると8万円になるのはどうなんでしょう(笑)

現在はパイオニアが開発しているナビアプリ、COCCHiなどもありますので、開発する側も買う側もなかなか難しい事になってますね。

※通信モジュールはOP

地デジは欲しいけどCD/DVDは要らない人向け「AVIC-RZ522/RW522/RL522」

「AVIC-RZ522/RW522/RL522」も従来式の型にハマった構成ではなく、スマホユーザー向けに地デジは積むけどSD/CD/DVDドライブを削った筋肉質のモデルです。

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8型の「AVIC-RL522」まで、この構成がカバーされていて好印象です。

最大のポイントはこのグレードからHDMI IN、OUTの両方に対応しており、スマホやFire TVなどの映像を後席の増設モニターで視聴出来る点でしょう。

※通信モジュールはOP

フローティングモデル「AVIC-RF722/RF722-DC」

以下、2つの製品は700系でありながら9型フローティングディスプレイを搭載し、CD/DVDドライブを持たない特殊な機能構成となっています。

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※「RF722」が通信モジュールOP、「RF722-DC」は同梱

700系は本来機能面では全部アリのグレードなのですが、フローティングの構造上の問題でCD/DVDドライブが省かれています。

機能面では全部アリ「AVIC-RZ722/RW722/RL722/RQ722/RL722-DC/RL722-DC」

「AVIC-RZ722/RW722/RL722/RQ722/RL722-DC/RL722-DC」の6機種は、機能面では全部アリの7/8/9型インダッシュモデルです。

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※「RL721-DC/RL721-DC」のみ通信モジュール同梱

CDドライブはこのグレード以上になりますので、CDの使用頻度が高い方はこちらがおすすめになりますね。

まとめ

以上、2025~2026年モデルの楽ナビ特徴について解説しました。

最近はCarPlay、Android Autoで使用出来るCOCCHIなどの案内精度が高いアプリが登場するなど、カーナビの存在感は薄まりつつあります。

加えて、OTTOCASTのAIボックスのような、ディスプレイオーディオで動画アプリの視聴を可能にするAndroidドングルも普及しつつあり、私自身はこれから先はまずカーナビは買いません。

カーナビを検討されている方は、取り敢えず安価なディスプレイオーディオ+COCCHIの組み合わせも検討してみて下さい。

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