こんにちは!ドライブレコーダー専門家で開発にも携わっているLaBoon!!編集長の鈴木朝臣です。
今回は、コンパクトカーの代表例としてトヨタ アクア(10系)をベースに、iRecoの最適なカメラ取り付け位置を分かりやすく解説します。
フロントカメラの取り付け位置
iRecoのフロントカメラは、基本的に助手席側のミラー裏への設置を想定しています。
レンズが進行方向に対してやや右寄りの設計になっているため、この位置に取り付けることでバランスの良い映像が得られます。
また、iRecoは実質水平190°の広角レンズを採用しているため、ADASや各種センサーの影響でミラー裏に完全に隠せない場合でも、視野について過度に気にする必要はありません。
今回のアクアはADAS非搭載車のため、想定通り助手席側のミラー裏に設置しています。
さらに今回は、セルスターのCS-2000SMのような大型デジタルミラーの裏に取り付けているため、運転席からはほぼ見えません。
純正サイズのルームミラーであっても、カメラ本体やディスプレイ下部が少し見える程度で、実用上は大きな問題になりにくいでしょう。
なお、より広い視野を確保したい場合は、ルームミラーに干渉しない範囲でできるだけ高い位置に設置するのが有利です。
インナーカメラの取り付け位置
インナーカメラは、フロントガラスの高さやルームミラーの位置・大きさによって最適な設置位置が変わります。
アクアはミラーの基部は純正のままであり、ルーフまでのクリアランスが充分に確保できたため、ミラー上のフロントガラスにインナーカメラを貼り付けています。
この位置での映像の見え方は以下画像のようになります。
運転席側のサイドガラスの前方が、分厚いデジタルミラーにより死角になっていますが、この部分はフロントカメラの視野の範囲内ですので問題はありません。
リアカメラの取り付け位置
リアカメラは比較的シンプルで、以下の2点を守れば問題ありません。
- 両面テープ部は電熱線を避ける
- ワイパーの拭き取り範囲内に設置する
まとめ
ここまで見てきた通り、カメラの取り付け位置は「この位置が正解」という単純なものではなく、車種ごとの構造や装備によって最適解が変わります。
アクアの場合は、インナーカメラが社外デジタルミラーの影響を一部受ける配置となりましたが、無理に理想配置にこだわるよりも、実際の視野を優先して調整することが重要です。
その点でiRecoは、セパレート構造と広視野角のカメラ構成により、多少取り付け位置に制約があっても、必要な範囲をしっかりカバーできる設計になっています。
結果として、
- フロントで前方〜斜めの状況を広くカバー
- インナーで車内および側面方向の死角を補完
- リアで後方の証拠を確保
といったように、複数カメラで死角を埋める考え方が成立します。
重要なのは「どこに付けるか」ではなく、「どの範囲を確実に記録できるか」です。
この視点で取り付け位置を考えることで、ドラレコ本来の役割である“証拠を残す装置”としての性能を最大限に引き出すことができます。







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