首都圏発・一泊二日で楽しむ紅葉ドライブ|高原と渓谷を巡る絶景ルート

関東近郊で秋の紅葉をじっくり楽しみたいなら、車でしか味わえない高原と渓谷を組み合わせたドライブコースはいかがでしょうか?

今回紹介するのは、新潟県の湯沢高原ロープウェイと、埼玉・長瀞のライン下りを組み合わせた、紅葉三昧の一泊二日プランです。

秋の色彩に包まれる高原と渓谷の絶景を、ロープウェイと川舟の両方から体験できるこのルートは、写真好き・自然派・温泉好きにとっても理想的なコースです。

1日目:湯沢高原ロープウェイで空中散歩!

都内から関越道を経由して約3時間、新潟・越後湯沢に到着。ここでまず訪れたいのが「湯沢高原ロープウェイ」です。

なんと世界最大級の166人乗りのゴンドラで、標高1,000mを超える高原へ。空から眺める山々の紅葉は、まさにパノラマの絶景!

山頂に着いたら「湯沢高原アルプの里」で紅葉を眺めながら高原散策を楽しみましょう。遠く八海山や谷川連峰まで見渡せる展望スポットも点在しています。

紅葉狩りの後は、山頂レストラン「リストランテ・アルピナ」で、石窯ピザやパスタをゆっくり味わうのもおすすめです。

川端康成ゆかりの温泉宿で文学と源泉を味わう

ロープウェイを降りたら、「駒子の湯」でひと風呂。ここは川端康成の小説『雪国』のヒロイン・駒子にちなんだ温泉施設で、地元住民にも愛される静かな共同浴場です。

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宿泊は、川端康成が実際に執筆を行った老舗旅館「雪国の宿 高半」がおすすめ。

宿内には、康成が滞在していた「かすみの間」や、『雪国』の映像が流れるロビーもあり、文学と歴史に触れるひとときを過ごせます。

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もちろん、温泉も100%源泉かけ流しで極上の湯。紅葉に包まれた高原の湯は格別です。

2日目午前:谷川岳ロープウェイで紅葉の頂へ

朝食には新潟・南魚沼のコシヒカリを堪能し、名産の日本酒「八海山」や「魚沼で候」などのお土産をゲットしたら、再びドライブ再開。

向かうのは、谷川岳の紅葉が楽しめる天神峠展望台です。

関越道の水上ICから国道291号線を走り、ベースプラザ駐車場へ。そこからロープウェイとリフトを乗り継げば、一気に標高1,500m級の絶景ポイントに到達!

眼下に広がる色とりどりの山肌、そして谷川岳の雄大なシルエットは、まさに“絶景”の一言。

展望台からの眺めを堪能したら、山麓のレストハウスでの昼食も忘れずに。

2日目午後:長瀞のライン下りで渓谷の紅葉を体感

谷川岳から関越道を南下し、約1時間半で到着するのが、埼玉県・長瀞(ながとろ)。ここでは、名物の「ライン下り」で渓谷の紅葉を真下から楽しめます。

舟コースは片道3kmのAまたはBコース、あるいは両方を楽しむフルコースから選択可能。船頭さんの巧みな竿さばきと、ユーモラスなガイドで秋の水上旅を満喫できます。

スリリングな急流と静かな淀みを交互に進みながら、赤・黄・橙に染まった渓谷の風景を堪能しましょう。

終点では専用のマイクロバスで出発地点まで戻れるので安心です。

まとめ:ロープウェイと舟で楽しむ、秋の紅葉三昧ドライブ

紅葉といえば車窓や展望台からの景色が定番ですが、今回のようにロープウェイとライン下りで立体的に紅葉を楽しむ旅は、視点が変わる分、より印象深い体験になります。

  • 湯沢高原では“空から”
  • 谷川岳では“山の頂から”
  • 長瀞では“川から”

という、三つの異なる角度から紅葉を味わうことで、一泊二日とは思えないほど濃密な秋の旅が楽しめるでしょう。

秋の週末、ちょっと非日常なドライブ旅行を考えている方には、ぜひこのコースをおすすめします。

(ライター:ゴル)

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