RAVPowerさんから20,000mAhモバイルバッテリー 「RP-PB006」のサンプルを頂きました。
実のところ、LaBoon!!はスマホガジェット系のレビューサイトではないのでモバイルバッテリーのレビューを書く機会は少ないのですが、最近はドライブレコーダーの駐車監視用に運用が簡単な仕様のモバイルバッテリーを探している為、ご提案頂いたものに関しては極力お受けするようにしています。
結論としては「RP-PB006」はドライブレコーダーの駐車監視用のモバイルバッテリーとしてはかなり使い勝手が良い部類に入ると感じています。
その理由は最後までお読みいただけると伝わるかと思います。
なお、最近はモバイルバッテリーの普及率が上がり、少ながらず発火事故が発生していますので安全対策は自己責任でお願いします。
■ モバイルバッテリーから給電・充電出来るドライブレコーダー
因みに東京消防庁の報告によると平成23年から28年11月までの間にリチウム電池関連の火災が65件発生しており、モバイルバッテリーやスマホの普及に伴って件数は急上昇しています。
このうち、モバイルバッテリーが原因となるのが12件だそうです。
東京消防庁の管轄は東京都内ですので都内の発生件数だと思いますが、確率的にはそれほど高くないにしても夏場の車内でモバイルバッテリーを使用するなら熱対策や延焼対策を施した方が良いと思います。
もくじ(クリック・タップで移動できます)
「RP-PB006」のスペック
「RP-PB006」は充電用USBポート×2(最大5V×3.4A)、入力用のmicroUSBポートは5V×2Aとなっており、サイドに給電オンボタンが搭載されていると言う、モバイルバッテリーとしては比較的スタンダードな構成となっています。
発売されて日が浅い為か、RAVPower公式サイトにはまだ商品説明ページ作成されていないのですが、Amazonの販売ページのスペックを参考に記事を書いているのですが、そのページには記載はないものの、実はパススルー充電が可能なようです。(RAVPowerさんに確認したところパススルー対応との事)
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「RP-PB006」を家庭用充電器から充電
蓄電量が1/3程度の状態から「RP-PB006」に充電しながらドライブレコーダーを駆動させ続けてみたのですが、定期的に観察している限り安定して常時2.0A程度がバッテリーに充電されつつ、ドライブレコーダーも安定して駆動していました。
これは家庭内でのACコンセントから汎用アダプターの5V/2.1A出力のポートを使用した場合です。
充電量は2.07A×5.11V=1057mAhと言ったところです。
因みにこの状態でアダプターを以下のRAVPower製の5V/2.5A出力のものに変更したところ、2.13A程度で固定されています。
電圧は5.37Vまで上昇していますので充電量は2.13A×5.37V=1144mAhに上昇しました。
よその充電器に比べると108%の充電速度ですね。
このアダプターはUSB-TypeC対応ですが「RP-PB006」の方が非対応なので通常のUSB-Aポートを使用してこの結果ですので充電器もなかなか高性能です。
充電ゲージゼロ~満タンまで数値に大きな変化は見られませんでした。
「RP-PB006」をシガーチャージャーから充電
今回はRAVPower製のシガーチャージャー3種類でドラレコ駆動のパススルー状態における充電圧と電流のチェックを行いました。
①「RP」~iSmart 5V×2.4A×2ポート 最大4.8A/24W出力
②「RP-PC022」~iSmart 5V×2.4A×1ポート、USB Type-C 5V×3.0A×1ポート 最大4.8A/24W出力
③「RP-VC007」~iSmart 5V×2.4A×1ポート、QC3.0×1ポート 最大36W出力
「RP-PB006」自体がUSB Type-CやQC3.0に対応していませんので②③は必要ないですが参考までに。
「RP」~iSmart 5V×2.4A×2ポートの場合
「RP」はRAVPowerのコンパクトスタンダードクラスのシガーチャージャーで、出力的にはUSB-Aのタイプとしては規格上のMAXレベルの2.4A×2のポート構成となっています。
「RP-PB006」の充電であればこれで必要充分です。
結果は4.95V/2.06A辺りで安定しています。
やはり家庭用コンセントからRAVPowerの充電器を使用したケースに比べると若干電圧・電流が落ちています。(車両のバッテリー状態にも影響されるが)
とは言え2A超の電流が流れていますので、ドラレコの0.3~0.4Aを除いても1.6~1.7Aが充電される状態になるかと思います。
結論としては「RP-PB006」と組み合わせて運用するならこれで充分です。(笑)
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「RP-PC022」~iSmart 5V×2.4A×1ポート、USB Type-C 5V×3.0A×1ポートの場合
「RP-PC022」のUSB-Aポートを使用した場合の結果も、ほとんど変わらず4.95V×2.06Aでした。
因みにこのモデルはUSB Type-C規格にも対応していますが、最大出力が5V4.8AまでなのでType-C側ガッツリ使うと2.9A+1.9Aという感じになりそうですが、これくらいは誤差の範囲かなとも思いますので、USB Type-C規格に対応したスマホなどを持っている人は「RP-PC022」でも良いのではないかと思います。
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「RP-VC007」~iSmart 5V×2.4A×1ポート、QC3.0×1ポート
「RP-VC007」についてはUSB-AとQC3.0ポートの両方でテストしてみました。(QC3.0ポートは非対応機器でも通常のUSB-Aのとして充電可能)
結果はQC3.0ポートで4.95V×1.98A
USB-Aポートでは4.86V×1.6Aと出力が落ちていますね。
「RP-VC007」はQC3.0対応機器をメインに考えた仕様ですので、「RP-PB006」の充電には向きませんね。
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結論としてはスタンダードクラス「RP」で充分!
最初から分かり切っていたような気がしなくもないですが…「RP」が価格の割にかなり高性能でコスパが高いので「RP-PB006」の車内充電を主目的と考えるなら素直に「RP」を選んだ方が無難ではないかと思いますね。
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「RP-PB006」の蓄電量のチェック
「RP-PB006」使用して「TA-010C」を電池がなくなるまで常時録画をさせ続けたところ、36時間経過したところで電流の供給がストップしました。
満タン状態での蓄電量は13000mAh程度で、5V/0.36A×36時間の駆動が可能だったという結果です。
最近テストしたEC Technology 22400mAh(マイナーチェンジ後)が13400mAh(表記の59.8%)、Anker 26800mAhが15400mAh(表記の57.5%)でしたので、表記に対しての実際の給電量は65%(20000mAhで13000mAh)のRAVPower「RP-PB006」が最も優秀という結果です。
因みにEC Technology とAnkerのこのモバイルバッテリーはパススルーではなく、充電ポートとシガーチャージャーが接続されているとエンジンがオンであれオフであれ、機器への給電は不可です。
「RP-PB006」のドライブレコーダー外部電源としての運用
モバイルバッテリーをドライブレコーダーの外部電源として使用する場合、安全面では個々のモデルの比較検証が出来ないものの、運用面では次のように明確に差が出る部分があります。
パススルー充電の可否
パススルー充電とは、モバイルバッテリーに充電しながらモバイルバッテリーから電子デバイスに給電を行う機能です。
「RP-PB006」にはこのパススルー充電機能が搭載されており、2.1A程度の入力と電子デバイスへの給電を同時に行います。(入力-出力が充電量になるかと思います)
パススルー機能がないモバイルバッテリーを使用してドライブレコーダーの駐車監視を行う場合、ドライブレコーダーへの給電ケーブルをシガーチャージャーからモバイルバッテリーに差し替える手間が発生します。
「RP-PB006」の場合にはパススルー充電機能を搭載してる為、ドライブレコーダーへの給電ケーブルはバッテリーに挿しっ放しでも駐車監視への移行が可能になります。
安定した2.1A程度の充電
パススルーモバイルバッテリーを使用してドライブレコーダーを運用する場合、入力された電流から出力された電流と抵抗分のロスを引いたものがモバイルバッテリーへの充電流になりますが、入力側が少ないと走行中の充電が遅くなってしまい、長時間駐車監視を運用する場合には不利な条件になってしまいます。
「RP-PB006」の場合には2.0A超の安定した充電量が満充電近くまで続く為、長時間の駐車監視を行う場合には他のバッテリーよりも短い充電時間で運用が可能だと思われます。
充電側の逆流防止用のダイオード
RAVPowerさんに確認したところ、「RP-PB006」には入力側ポートに逆流防止機構が搭載されているとの事です。
モバイルバッテリーを使用してドライブレコーダーの駐車監視を行う際に面倒なのが、出力側のケーブル差し替えと、入力側の逆流防止の為にシガーチャージャーから充電ケーブルを抜かなければならないという2つの手順です。
「RP-PB006」についてはパススルー充電可能であり、入力側には逆流防止機構がある為駐車監視に入る際には特に操作は必要ありません。(駐車監視をしない時にはドラレコ側のケーブルを抜く)
空の状態から30分車を走らせてパススルーで充電
バッテリーが空の状態から上述の「RP」を使用して付属の充電ゲーブルでドライブレコーダーにパススルー給電しながらピッタリ30分間走行してみました。
その後0.36A程度の出力のドライブレコーダーを常時録画の状態で駆動させ続けたところ、110分の録画が可能でした。
その間ドライブレコーダーに出力された電流は710mAhでしたので、思ったよりも若干少ないですが、1時間走れば4時間弱の駐車監視が可能なようです。
1分の走行でで3.6分間の駐車監視が可能ですので、往復10分程度の買い物用途で使う車ならそこそこバッテリーは持ちそうです。
「RP-PB006」のまとめ
「RP-PB006」は同クラスのモバイルバッテリーの中では価格が特別安い訳ではありませんが、表記に対する蓄電量が比較的多めで、パススルー充電に対応し、更にメーカー情報で給電側には逆流防止の機構が搭載されている事が確認出来ています。
また、パススルー時の充電能力も高い為、運用面では最もドライブレコーダーの外部バッテリーに適したモバイルバッテリーの一つではないかと感じています。
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もう少しグレードの高いQC3.0やUSB Type-Cの充電方式に対応したモバイルバッテリーであれば、チャージャーやバッテリーのコストは上がるものの、更に短い時間でのモバイルバッテリーへの給電が可能かと思いますので、今後はその辺りの新規格のモバイルバッテリーでのテストを検討しています。
(ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣)
■ USB Type-CのPD入力・出力対応のモバイルバッテリー
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初めまして
このHPを見てどのドライブレコーダーにしようと色々悩み、ケンウッドのDRV-630を購入致しました、車の納車は12月なので使用はしていませんが夜間の駐車監視にRP-PB006を使用したいとおもいますが、RP-PB006と改良版 USB-C 充電器 RAVPower 36W 2ポート を購入したらドライブレコーダーとの接続は付属品対応で可能でしょうか、それともなにか配線を購入必要でしょうか
上記機器を使用し、通常運転時は車バッテリー接続部から給電し買い物ぐらいの停車であれば車バッテリーを使用、夜間や長時間停車時は上記モバイルバッテリーを使用したいと思います。
念のためにジャンプスターターも購入し車に積んでおこうと思っています
宜しくお願い致します。
マサオデラックス様、ご質問ありがとうございます。
RP-PB006についてはUSB-TypeC規格の充電には対応していませんので、家庭内での充電であれば汎用のUSB充電機でも充電可能です。
RAVPower 36Wについては、どちらかと言うと家庭や出張先でタブレットやスマホ、タブレットPCなどをシビアに使う人向けの急速充電機ですので。
DRV-630については車のバッテリーで駐車監視を行うのであればこちらに記載しているケンウッド純正の「CA-DR150」と言うタイマー付きのケーブルが必要になります。
http://car-accessory-news.com/parking-cable/
長時間の駐車監視の際にのみ、モバイルバッテリーを使用との事であれば、DRV-630から「CA-DR150」を抜いて、3m程度のminiUSBケーブルを用いてモバイルバッテリーとドライブレコーダーを接続する必要があります。
車内でRP-PB006を充電するのであれば、シガーチャージャーも必要ですね。
規格上は動作は可能なのですが、ドライブレコーダー・モバイルバッテリー・miniUSBの長さやブランドの組み合わせによって再起動を繰り返すなどの不具合も報告されています。
ドライブレコーダーの電圧変化に対する耐性や、回路全体での抵抗の増減などが原因かとおもいますが、こればっかりは実際にやってみないと不具合が出るかどうかは分からないと言ったところです。
経験上、不具合が出る確率は5%にも満たないとは思いますが、運が悪ければ…と言った感じですね(笑)
初めまして。初めてコメントさせていただきます。
新車購入につきドラレコ導入を検討しており、とても参考にさせていただいております。
上述文末で「QC3.0やUSB Type-C」対応製品もテストを検討しているとのことでしたが、近々のご計画でしたでしょうか。ずばり、ずばり私が求めている情報でございます。。。
上記の組み合わせ(「①RP」+「RP-PB006」)が現状最もコスパに優れ、モバイルバッテリーを外部電源としてのドラレコ運用には最適であることが良くわかりました。現在この組み合わせにて1台目の車にドラレコ導入予定です。(ドラレコ(前用)はTA-010C予定、MOPOのモバイルバッテリーも捨てがたかったですが。)
もう1つ現在非常に気になっていることがございまして、それは「QC3.0やUSB Type-C」対応のチャージャー+モバイルバッテリーの組み合わせであれば、短時間走行でも充電を早めることができる=短時間走行でもより長く駐車監視機能を運用できるのでは?といった考えです。
理屈上は上述思惑の通りになると考えられるでしょうが、モバイルバッテリーの機能(パススルー充電機能があるのかないか、パススルー機能があったとしてものソニーのようなタイプなのかMOPOのようなタイプなのか、整流ダイオード内蔵などの逆流防止機能が付帯しているのかいないのか)等の情報は、個人的には通販サイトなどのレビュー等からしか得られません。
具体的には「③RP-VC007」+「RP-PB043」や「RP-PB058」の組み合わせで運用したときはどのような(すばらしい)結果になるになるのだろう!?と興味深々です。
製品の詳細情報や比較情報、今後も是非とも参考にさせていただきたく、検証結果の記事を心待ちに、そしてとても楽しみにしております。日々毎日読ませていただいておりますのですぐに気付けるかとは思いますが、「QC3.0やUSB Type-C」対応製品での検証、可能な範囲でお早くよろしくお願いいたします。
クワトロ様、リクエストありがとうございます。
現状、「③RP-VC007」+「RP-PB043」の組み合わせをテスト中です。
理論値には及びませんが、なかなか良い結果にはなりそうです。
USB Type-Cの方は何故か微妙な結果になりそうです。
お早いご返信に感激、そして、こんなに早い検証結果のアップに更に感激です。
通勤中の電車内でかぶりつくように読ませていただきました。
スマホからのコメントのため簡略的で申し訳ございません。
続きの検証にも期待しております。まずは返信のお礼までに。失礼いたしました。
クワトロ様
ありがとうございます。
2~3日中には結果をアップ出来ると思いますのでしらばくお待ちください。
はじめまして
パススルー充電可能なモバイルバッテリーは何かと便利ですよね、
私も自宅で簡易UPSとして便利に使用しています。
しかしリチウムイオンバッテリーを車内に常設というのは怖くないですか?
ドラレコの内蔵バッテリーですらたまに破損の話も出るのに
車内設置は考慮されていない普通のモバイルバッテリーというのは。
パススルーの件などでメーカーさんと連絡を取っているようですが、
使用環境の話などはされたでしょうか?
ずん様
モバイルバッテリーの車内使用に関しては個別にメーカーさんとは打ち合わせしておりません。
安全性に関しては検証できませんので、安全対策等は個々でご判断をお願いしています。
http://car-accessory-news.com/drive-recorder-mobile-battery/
車内用としてはドライブレコーダーの駐車監視使用を前提として開発された以下のような製品が安全性は高いと思いますね。
http://car-accessory-news.com/ups300/
はじめまして
年末に中古ですが初マイカーを購入したのですが、2週間ほどでドアパンされたのか、
ウインカーミラーに傷が入っていまして(お隣さんのミニバン、運転席側のドアノブと高さが同じで、ドアノブにもそれらしき傷が。こちらのより長い傷ですが)
ここを参考にさせてもらい、VANTRUE N2 PRO(フロントにはHDR-352GHP)とRP-PB006を購入しました。
そこで質問なのですが、このRP-PB006は、UPS300の記事にあるような連結して使うような用途はNGなのでしょうか?
実際RP-PB006は2台購入済みで、連結しても作動することは確認済みなのですが、
シガーソケット – RP-PB006 – RP-PB006 – ドラレコ
と、上記のような複数連結させるのは用途外なのでしょうか?
(RP-PB006は二重のリポバッテリー袋で包んで車内放置しています)
ぴえとろ様
厳密に言えば、RP-PB006をドライブレコーダーの駆動に使用する事に関しても用途外にはなろうかと思います。
>シガーソケット – RP-PB006 – RP-PB006 – ドラレコ
の接続方法について、こちらで検証はしていませんが運用は可能ではあると思いますよ。
お忙しいところ返信ありがとうございます。
特別NGなことではないようですね、
ありがとうございました。
はじめまして。色々探してここにたどり着きました。ケンウッドDRV-320をリアに設置し、パススルーのモバイルバッテリーで運用し、月一くらいの日帰り旅行や一泊旅行の際に長時間駐車監視(12時間程度)をしたいと考えています。普段はちょいのりでコンビニに行くときくらいに数十分くらい監視できればいいです。とにかく切り替えや接続しなおしなどの手間はかけたくありません。リアなのでつなぎっぱなしで普段は放置し、月一のときのみ長時間監視したいんです。こういう運用の場合、常時録画のオプションは必要でしょうか?パススルーのモバイルバッテリーへの接続はどのようにすればいいでしょうか?ちなみにフロントはコムテックのHDR-751GAで常時接続し、そちらをメインとしています。後方は煽り対策というより駐車監視メインで考えています。
アドバイスいただけると助かります。かなり悩んでいます 笑
しげ様
ご質問ありがとうございます。
一切の操作をしないと言うことですと、モバイルバッテリーでの運用は難しくなります。
と言うのは、モバイルバッテリーを使用すると常に給電状態になる為、走行中はケーブルを挿し、駐車監視しない場合にはケーブルを抜く作業が発生します。
完全に放置は出来ませんが以下の外部電源を使用すれば、走行時と駐車監視をしない日には背面のスイッチをオフ、駐車監視をする日には背面のスイッチをオンにするという運用は可能です。
http://car-accessory-news.com/ups300/
常時電源ケーブルに関しては必要ありませんが、タイマー機能を使いたいのであれば、常時電源ケーブルを使用する方法も可能です。
http://car-accessory-news.com/ups300-torituke/
すみません、先ほど送ったコメントは無視ください。質問がわかりずらかっったので質問を変えさせて下さい。
DRV-320+RP-PB006等のパススルー可能なモバイルバッテリーという運用の場合、下記の運用は可能でしょうか?
①走行時はモバイルバッテリーを車のバッテリーから充電し、かつDRV−320に給電。
②駐車時はモバイルバッテリーからのみの給電。蓄電量がなくなるまで駐車監視。タイマーは特に必要ありません。
月に1、2度くらいの頻度で自宅以外での長期時間駐車監視をしたいので、そのときのみバッテリあがり防止のためにも、RP-PB006等の外部バッテリーで長時間駐車監視させたいと考えています。自宅はマンションの横行駐車装置なので動体検知は不要ですので、気になる場合はケーブルを抜きますが、面倒ならモバイルバッテリーの蓄電がなくなるまで勝手に録画させておくかもしれません。
以上のような運用は可能でしょうか?(UPS300をつけたいのですが、自分ではどうしても接続できそうにないです)
しげ様
①走行時はモバイルバッテリーを車のバッテリーから充電し、かつDRV−320に給電。
②駐車時はモバイルバッテリーからのみの給電。蓄電量がなくなるまで駐車監視。タイマーは特に必要ありません。
③面倒ならモバイルバッテリーの蓄電がなくなるまで勝手に録画させておくかもしれません
と言う条件でしたら、DRV-320+RP-PB006の組み合わせでの放置は可能です。
普段の走行時間にもよりますが、無給電だと35~6時間の駆動が限界になりますので、いざ駐車監視をしたい時に充電切れにならないように気を付けた方が良いですね。
なお、UPS300については、DRV-320でタイマーを使わない前提だと、ドラレコ付属のシガーケーブルでの接続になり、UPS300自体もシガーケーブルから給電されますので、取り付けは簡単ですよ。
大変貴重な情報をいただきありがとうございました!!!
管理人Omi 様
お世話になっております。
パススルーモバイルバッテリーで運用する場合、エンジンを止めれば、そのまま給電されたモバイルバッテリーに切り替わり録画が継続されるという認識であっていますか?それとも、本体電源は切れないがエンジンを止めると録画は停止、駐車中に常時録画する時は、その都度録画ボタンを押すという感じでしょうか?ドラレコによって違いますか?
初ドラ様
エンジンのオン・オフで給電ポートからの電流が切れるかどうかは、ドラレコではなくモバイルバッテリーの仕様に依存しますね。
RAVPowerのパススルーバッテリーについては、パススルー時のエンジンのオン・オフに関わらず、常に出力側は給電されっ放しになります。
管理人Omi 様
お世話になっております。
お返事ありがとうございます。
すみません、質問がわかりづらかったですね。給電が継続されるのはわかるのですが、録画がどうなるかという質問です。通常、給電が継続されてれば録画も継続されると思うのですが、RAVPowerのパススルー運用でエンジンを停止すると録画が停止してしまうというのをみたもので、ドラレコの仕様なのかバッテリーや接続ケーブルの問題なのか、それが通常なのか疑問に思いまして。
バッテリーは、シガーから給電しながらの出力と給電なしの出力が変わるということもありますか?それに反応して録画が止まるとか?
初ドラ様
エンジンオフで給電が継続される→録画も継続されます。(ドラレコには何の信号も入りませんので、エンジンをオフにする前の状態を維持します)
>RAVPowerのパススルー運用でエンジンを停止すると録画が停止してしまう
電源が落ちると言う事でしょうか?電源が落ちないで録画だけ停止する事はあり得ないと思います。
なお、パススルーの仕様に関してはバッテリーの型番によって異なる可能性もありますし、ロットで変更が加わっている事もあり得ます。
2019年2月からPSEマークが義務化されている為、安全基準を満たす為、仕様を変更している可能性もありますので。
管理人Omi 様
お世話になっております。
RAVPowerに確認した所、パススルー機能をご利用の際、モバイルバッテリへの給電を切る場合、モバイルバッテリーRP-PB077 は5秒程度出力を切ってからドライブレコーダーへの給電が回復するということでした。
RP-PB006も同じく3-5秒切れるとのことで、RAVPowerのパススルー製品は、シガーからの給電が切れる際、バッテリーは、3~5秒出力を停止するということになります。なので、ドライブレコーダーの電源が一旦切れ再び電源が入るのが通常(正常)のようです。
エンジンオフで給電が継続される→録画も継続されます。というのが、実際にできているのであれば、それは、ドライブレコーダー側の仕様か、おっしゃるように2019年2月前のものとで仕様が変更されたかですね。
初ドラ様
ご報告ありがとうございます。
その仕様になっているのであれば、ドラレコ側の仕様にも影響されますね。
キャパシタタイプのものは電源が落ちるもの、落ちないものがあり、内蔵バッテリータイプであれば、ほぼ電源は落ちないかと思います。